6月27日(土)~28日(日)に、父母会で那覇に出張でした。1泊2日の強行日程です。10人ほどの同僚と一緒にバスと飛行機を乗り継いで、7時間ほどで着きました。時間的には車で福岡に行くのと変わりません。15年ぶりくらいにパシフィックホテルに泊まりました。ここが会場です。以前は、高校生の修学旅行の引率で、懐かしい感じがしました。空港に近いので、出張には便利です。
ロビーは南国の雰囲気で一杯です。もう沖縄は梅雨明けしていますので南国の観光シーズンは始まっていました。
父母会は日曜日にこの2階会場で行なわれました。保護者の皆様が多くはご両親で来て下さいまして、充実した懇談ができました。遠くにお子さんを出しているので、皆さんは心配されているのだなあと改めて実感しました。土曜日の夜に、父母会の副会長様に連れられて、平和通りの有名店を案内されました。副会長さんが是非多くの人に紹介してほしいというので、掲載します。ここは、国際通りに直交するアーケード街の一つで、公設市場の近くでもあります。知る人ぞ知る民謡酒場「ケン坊の店 まさかやぁ~」。
御主人、安里賢次さんとそのお嬢さんです。この後ろで奥様が太鼓を叩いています。御主人が個性的な方で、50人ほどの席は観光客で満席でした。演奏と説法を聞きながら、楽しい時間を過ごしました。若い頃はかなり大きな問題のある荒れた生活でしたが、三線の演奏を学ぶことによって人生が変わり、今は多くの人に生き方を伝えることを目的に一家でお店を経営されているということでした。著書も発刊されていて、各地の学校や施設から講演に呼ばれている方です。お店の中は「濃い沖縄」を感じさせる装飾で溢れていました。演奏は激しい中にも優しさを感じさせ、すぐそばで見る三線の技術は素晴らしいものでした。
書道も音楽も同じ芸術なので、啓発される部分が大きいです。また、その土地の文化を大切にしながら、それを表現に生かしていくことが重要なことを実感しました。