6月30日(日)、徳島県板野町のあすたむらんどで、書道文化学科の学生4名による書道パフォーマンスが実施され、大勢の観客が集まりました。
これは、明日、7月1日からこの施設に導入される「エアショドウ」の宣伝のためのイベントです。11:00~11:30、13:30~14:00の2回の実施でした。
大字で「明日多夢」の4文字・・これはあすたむらんどの命名の由来の漢字4文字なのですが、それを堂々と書いた後に、エアショドウの実演もしました。
学生は写真の左から4年生の藤井宏君、今井麻美さん、宮成真央さん、2年生の白井彩香さんです。
エアショドウは、広島市の五日市(いつかいち)の「システムフレンド」が開発したコンピューターによるバーチャル書道です。人間の姿をコンピューターが認識し、その動きを文字として画面に表示する、ゲームのようなものです。腰と右手の間隔が線の太さになり、手を早く動かすと線がかすれるようにできています。
学生たちは、事前にあすたむらんどに通って何度か体験し、この日はエアショドウも上手に仕上げました。
この後は、観客の中から小学生の希望者に、大字揮毫とエアショドウを体験していただきました。初めて使った大筆を楽しんでくれました。服が汚れないように、あすたむらんどでは、子供用のカッパも準備してありました。
この日は、四国放送や徳島新聞でも取材に来られましたので、近日中にはこのことが報道されると思います。
アナログとデジタルが交錯する書道の祭典で、なかなか興味深い体験でした。
なお、明日からあすたむらんど内の科学館でエアショドウの体験ができます。私も体験しましたが、最初は思うように字が作れません。一度挑戦してください。あすたむらんどについては下記のサイトをご覧ください。
なお、エアショドウに関しては、開発された「株式会社システムフレンド」からご案内を頂きました。下記のサイトをごらんください。