ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

塩江町歴史資料館「小田耕岳遺愛の印章展」

2022年01月25日 | 日記
標記の、案内文書が私の所に届きました。高松市の塩江にある「塩江町歴史資料館」で実施される展示会です。
これは、香川県坂出市林田にある薬師院の住職として明治・大正期に活躍した小田耕岳の篆刻作品の紹介です。彼は、詩・書・画・篆刻、いずれの分野にも多くの作品を残しました。
この資料館は1か月に1度、第4日曜日だけ開館しています。
この地が藤澤東畡の生誕地のため、その子孫の南岳・黄鵠・黄坡と続く、大阪泊園書院関係の学者の業績の紹介が中心です。小田耕岳も泊園書院で学んだ人の一人です。



特に、今週末、1月30日(日)13時から、四国大学大学院文学研究科の修了生で、篆刻家として活躍中の渡邊子廬(名は浩樹)さんによる解説を視聴できます。先日は中国語の通訳として頑張ってくれた人です。
コロナ禍の中ですので、充分に感染対策をしてからお出かけください。



若草色の大根おろし

2022年01月23日 | 日記
1月23日(日) コロナ禍で、徳島も感染者が増えています。四国大学も1週間ほどは学生が構内入構禁止になって、遠隔授業になってしまいます。
気が滅入りますので、青大根の大根おろしを作りました。体の抵抗力を高めておくために、まずは食べ物から気を付けています。



青大根は、特に冬の季節にはあまり辛くなりません。焼魚の付け合わせにはピッタリです。若草色の美しい色でさわやかな気持ちになりました。
青大根はスーパーマーケットの生産者直売のコーナーで購入します。

香港城市大学とのzoom交流セミナー

2022年01月19日 | 日記
1月18日(火)5限に、B109教室で、標記の行事が開かれました。四国大学では1~3年生の学生が集まりました。通訳として、国際課職員の金睿さんと、大学院文学研究科修了生の渡邊浩樹君に参加していただきました。


会場にはスクリーンが3つありますので、映像を近くで見ることができます。


徳島市願成寺の大西智城住職ご夫妻にも参加いただき、ご挨拶をいただきました。香港城市大学とつないでくださった方です。


Zoomのホストは香港側で設置され、ホスト側でも通訳付きで進行されました。オープニングとして、二胡や笙に合わせた香港の学生の歌唱ビデオも流され、雰囲気を盛り上げました。


交流展とセミナーのタイトルは「科学と芸術:春墨無極」です。


四国大学からは6名の学生の展示作品の解説をパワーポイントで実施しました。2年生の水澤一暢さんです。(茨城県出身) 隷書作品の発表。


3年生の松本奈菜花さんです。(大分県出身) 楷書作品の発表。


3年生の寺澤歩花さんです。(徳島県出身) 行草書作品の発表。


2年生の麻植柚花さんです。(徳島県出身) 篆刻作品の発表。


3年生の元木紀世美さんです。(徳島県出身) 仮名作品の発表。


最後に、3年生の桃田葵くんです。(大阪府出身) 漢字仮名交じり作品の発表。


香港側からもいくつかの発表があり、最後に責任者のSteve CHING先生の御挨拶で幕を閉じました。香港城市大学での、四国大学の学生作品の展示の様子の写真も映し出されました。


90分間におよぶセミナーでした。
通訳も入りましたが言葉の壁はまだまだありますので、互いの内容が十分に伝わったとは言えませんが、同じ漢字文化圏の同じ分野を学ぶ学生同士ですので、互いに良い勉強になりました。
途中、パワーポイントの画像が香港側にうまく表示されないトラブルもありましたが、何とか実施できました。

zoomのような遠隔システムが普及したために、国際的な交流も手軽にできるようになりました。人の移動がないので、移動の費用がかからず、実質的にかかった費用は作品の輸送費だけです。

コロナ禍の中で苦しみながら遠隔授業にも取り組んできた成果だと思います。コロナ禍もマイナス面だけでなく、このようなプラス面もあることを実感しています。時代の転換点では、大きな変化が起きます。


うだつをいける2022 オープニングと看板

2022年01月09日 | 日記
1月9日(日)です。この日は、美馬市脇町の吉田家住宅で、標記のオープニングの会が開かれました。コロナ禍で昨年は実施できなかった会です。今年の看板を3年の逢坂優妃奈さんが揮毫しています。私は徳島えびす祭りのお世話があったので、脇町の方は地域連携課の徳山さんにお任せしていました。さきほど、徳山さんが写真を送って下さったので掲載いたします。
看板の「うだつをいける」の部分は、藍の墨で書かれています。


オープニングの会の中でテープカットも実施され、假屋崎省吾さんの隣で、逢坂さんがテープカットをしました。彼女は昨年の成人式で着物を買っていただいたそうで、せっかくの会なのでそれを着て参加していました。黒地に花をあしらったおしゃれな振袖です。


「うだつをいける」の生花展示は2月の中旬まで続きます。毎回、素晴らしい展示がされますので、ぜひお出かけください。