ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

4年生の成果展2019年度

2020年01月29日 | 日記

1月28日(火)です。標記が先週末から書道文化館1Fギャラリーで始まっています。

「書と工芸」「紙の製作と加工」「表装技法」などの授業で4年生が制作した作品をたくさん展示しています。

藍染作品。「花鳥風月」 真鍋花菜さん。

墨流しをして加工した紙に書いています。坪井佳代さん。

自分で紙漉きした色紙で書作品 池内愛美さん。

継ぎ紙の加工を施した料紙に仮名作品。赤澤季映さん。

自分で表装した作品。黒田菜月さん。

うちわに書きいれた作品。そして粘土で皿を作りそこに書を書き入れた陶芸作品。陶芸の製作と焼成に関しては八寸先生の御協力を得ています。

いろいろな作品があってたいへん楽しめます。

2月5日(水)まで展示しています。

 

 

 


卒業生の個展

2020年01月25日 | 日記

1月24日(金)、10年以上前の卒業生から、書道個展の連絡がありました。

来週から北海道帯広市での実施です。

学生時代から、高い才能を見せていた高濱 渉くんです。

大学卒業時に徳島駅前のホテルのロビーでも個展を実施したことを覚えています。

今も、北海道で書家として活躍されています。

会場の詳細は下記サイトをご覧ください。

http://www.occi.or.jp/management/consultation/post-47893.html

お近くの方、また帯広にお出かけの予定の方は、ぜひお立ち寄りください。


徳島マリンピアライオンズクラブ新年会 書道パフォーマンス

2020年01月23日 | 日記

1月23日(木)、夕方、標記のために学生4名を引率してグランヴィリオホテルに行ってきました。1年前に組谷雄紀君が書いた作品がロビーに飾ってありました。迫力いっぱいです。

LIONSクラブの名は、Liverty(自由) , Intelligence(知性), Our Nation’s Safety (我が国の安全)の頭文字をとったものです。1917 年に創始者メルビン・ジョーンズによりアメリカ合衆国で誕生しました。現在、世界202ヵ国に約4万5千のクラブと131万名の会員を擁する世界最大のボランティア団体です。ヒムとは hymn・・賛歌の意味です。

19時から演技が始まりました。この日は書道部の4名が参加しました。左から3年生の板東杏樹、1年生の奥野駿介、1年生の高橋瑞穂、2年生の安部絵梨奈です。

マリンピアライオンズクラブの会員の皆さんが10名ほど見守っておられます。

髙橋さんが「和」の字を書き始めます。

次に奥野君が「清」の文字を書き始めます。

完成しました。墨をふき取って立ち上げました。

参加者全員で記念撮影です。

今年も1年間、良い活動ができるようにお祈りしております。

 

 

 

 

 

 


専門研究Ⅱゼミ授業 藍の館にて

2020年01月15日 | 日記

1月15日(水)、標記のゼミ授業で、学生6名を自家用車に同乗させて、大学から車で10分ほどの距離にある藍住町の「藍の館」に見学・藍染体験に行きました。ゼミ学生の一人が、藍染と書道のコラボレーションをテーマに、卒業論文を考えているからです。

指導員の方の説明通り、しわしわにしたハンカチを蒅(すくも)を溶かして発酵させた紺色の液体の中に1分間漬けては空気にさらす作業を、2~3回繰り返しました。

布を開くと黄緑っぽい色です。成分が酸素と結合することで、徐々に藍色に変わっていきます。

これを水道の流水で不要な成分を洗い流すと、きれいな藍色になりました。

脱水機にかけたあと、アイロンで乾かします。

複雑な模様のある、美しい藍染ハンカチの完成です。

総工程、20分程度で早くも完成しました。とても楽しい時間でした。

この後、藍商人の住んでいた旧家や、藍の栽培・収穫・染料の製造過程などの記録を見学して、記念撮影をして帰りました。

大学に帰り着くと、90分経過のチャイムが鳴って、ちょうどよいスケジュールでした。

たまには、このような学外授業もします。