ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

悔恨と懺悔と告白

2015年01月07日 19時33分56秒 | 日記

ふと思うことがある。これでよかったのか。

私の頭はきっといい。何でもわかる。どんなことでもできる。

こんな仕事なんてできないと思うようなことでも、結局は(そう苦労もなく)できてしまう。学生時代、私のそばで私よりも成績のいい人はいなかった。でも、私はそんな上に行かなかった。結局私は、自分の才能をフルに使うことなく今の人生を送っている。

時々思う。もし私が今よりも野心があり、度胸を持って持てる才能を使ったなら、もっと金持ち、社会的高い地位を得ることができたのだろうな。間違いなくそうなっただろうなと。

同時に、今の私の心と体の状態を考えたとき、そんな人生だったら、高いステータスと経済力を持ちながらも、早く壊れていったのだろうなという確信もある。だましだましでどうにかやってきた今の生活でさえ、そろそろ限界が見えてきた。もっと肉体を痛めつけていたら、間違いなく今ここにいないだろう。

私のそばには、ちょっと不思議な力を持った人がいて、若いときのことだが、その人の力を借りて『40ぐらいで死ぬでしょうね』と見つけられた。それはいい加減な、無責任な言葉ではなく、たぶん現実になった言葉だと今でも思っている。今の生活だからここまでどうにかやってこられたに違いない。

もう一つある。

身体を痛めつけなかった生活のおかげで、時間が持てた。最近でいえば、マリア様がみてるを見られた。映画も本もたくさん経験できた。お金はないから、遠く外国へ旅行したわけではない。国内旅行だってほとんどしていない。それは本やドラマや映画の中でたくさんした。何度も人生を楽しんだようなものだ。それは私の「暇な時間を持つことのできた生活」のせいだ。繰り返し繰り返し感動させてもらえた。

最後に、子どもが大人になっていく珠玉の時間を何度も疑似体験できた。それはそれこそ何万回もできた。それはかけがえのない貴重な時間、体験だった。

いい時間だったんだよ。私の今までは。そして、これからも楽しめるんだよ、この時間を。

悔恨や懺悔もあったかもしれないけど、これが私のゆったりとした告白だ。

おしまい。 

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