チビの音楽発表会
チビの通う幼稚園では毎年音楽発表会をしてくれるようだ。今年で28回になり、チビは初めて参加した。
幼稚園とは言っても、元々は檀家さんの子どもを預かる小さな施設だったようで、全員を合わせても30人ほどのアットホームな園だったらしい。今では少し大きくなったけど、それでも全員でこれだけ。ちょうどインフルエンザの流行った時期なんだけど、この日は全員が参加できたようで園長さんも喜んでました。
3歳からの保育なんだけど、チビは一番下の、それも三月生まれだから中々出来ないだろうと思っていたけど、みんな上手に演奏してました。3歳児の場合は先生の指揮に合わせて一音を一生懸命に出す演奏。それでもみんなが集まるとちゃんと曲になるのが合奏のすばらしさ。
今度は各自楽器を換えての演奏。シンバル、鈴、トライアングル、大太鼓、小太鼓・・とみんな上手に出来ました。ちなみにチビは鈴。先生の服もカッコよく、ちょっとした演奏家の気分。
話は変わりますが、担任の先生は美人を絵にかいたような人で、私も今まで色々な人に会いましたけど、こんなきれいな人に会ったことはありません。お子さんもお持ちのようで、チビたちを上手に支えてくれるのでとてもありがたいです。
演奏だけでなく、劇もしてくれました。チビたちはネズミと猫とウサギとクマとモグラだったかな、に分かれて、みんなで協力して大きなにんじんを引っこ抜くという劇でした。大きなカブの変形かな。チビたちの帽子は先生が作ってくれた(チビ談)とのこと。ありがたいことですねぇ。
これが最後のシーン。みんなでさようならー!って手を上げて挨拶するんだけど、たぶん年長の親であと一ヶ月で卒園なんて人は感動だったでしょう。年長の子の演奏の後では先生が泣いてました。何も出来なかった3歳児から一緒にいた子たちが、こんな立派に演奏できるようになり、あと少しで別れなければいけないのだから、その気持ちはわかります。先生ってたぶん全ての職業の中でも最もストレスが大きくて大変な仕事でしょう。感動はそのお礼かな。それだけの価値ある仕事をしてくれていたと思います。先生たちには本当に感謝です。