桜100%
アンコール!リチャード・クレーダーマン・ピアノ・ソロ
いずれも市立図書館
音楽と言えば、今は軽い気持ちで聴きたく、そう思いながら検索していて見つけたのがこの2枚。
なんとか100%と言うのは、ハシリは「カノン100%」じゃなかったかしらん。パイヤールのカノンが絶品で好きだったので、あれは借りずに自分で買いました。今でも時々車の中で聴いてます。他にもアヴェ・マリア100%とかG線上のアリア100%なんてのもあったと記憶してます。いいのだけど、真剣に買ってまで聴くほどのものかなぁという感じがして、他の100%は借りただけだと思います。でも軽い気持ちで楽しめるという印象なので、今の気分にはこれがいいかと借りてみたのと、たぶんもう少ししたら季節もので予約が殺到するのではという危惧もあり、早いうちに試してみようと思ったしだいです。結果、全ての曲が気に入ったわけではないけど、森山のさくらのピアノバージョンとか、うっとくる名品もあって十分に楽しめました。もう返してますから興味をお持ちの方は借りてみてください。※ただし現在図書館は休館・メンテナンス中
リチャード・クレーダーマンは学生ぐらいの時に流行ったから知っているのと、愛のオルゴール(フランク・ミルズのカバー、高田みずえの潮騒のメロディーでも有名)が好きだったので、それが聴けたらいいなと思って借りたものです。これはタイトル通りのピアノ・ソロなのでオケの入った愛のオルゴールは未収録なのですが、オケがない分、ゆったりとピアノだけ楽しめるので大当たりでした。非常に気に入ってます。
今はリストの超絶技巧のピアノ曲とか、ショパンの音符の多いピアノ曲を聴く気にならない。こういう穏やかな曲やクラシックなら子供の情景あたりがいい。チック・コリアもピアノソロがいい。ギターならラリー・カールトン。以前は逆だったのに、人間というのは気分によって嗜好が変わるものなんだなぁ・・と。
ふと思い出した。パイヤールを教えてくれたのは大学の時の女友達で、彼女はそれをNHK-FMで聴き、NHKに電話してまでレコードを探し出したのだった。手に入れた彼女は、寮生活でステレオも持ってなかったので、そのレコードを私にくれた。今でもそのレコードが手元にある。彼女、一体いま何をしているのだろうか。滋賀で結婚していることまでは知っているのだけどね。十分おばさんになっただろう。私自身も年をとった・・。