今日は夏至です。1年で一番昼の長い日です。
新聞だったかTVでだったか、この日ライトを落としてロウソクで過ごそうなんて呼びかけるイベントがあると聞いたような気がした。倉敷でするのなら美観地区だろうなとカメラを持って出かけた。
場所は違っていた。
今日はしとしと降ったりザーッと降ったり、はたまた太陽がのぞいたりの妙な天気だった。この時は少し降っていたのだけど、駅前のテラスを歩いていて太鼓のような音を聴いた。何気なく下を見ると何かしている。あれかなと階段を降りていった。
若者たちがいろいろ世話をしていた。ロウソクを配ったり子どもに火をつけさせたり、この時は下のロウソクに気づかず蹴飛ばして壊してしまったコップを片付けていた。みんな優しい若者たちだった。
このイベントは地球温暖化について考え&呼びかけるイベントだろう。自分たちの今の生活を見つめ直すって言ったらいいかな。最近のはやり言葉で言えば「地球に優しい」だろう。実際問題、我々のしていることなどほとんど役に立たない行動だろう。でもこれは「象徴」である。これがホンの小さなきっかけであり、いつの日か「当たり前」になるであろう最初の一歩だろう。
私はそんな大義名分より、彼らがこれだけの人を集めたことが素晴らしいと思う。主張より、人のつながりを作った彼と彼女たちが素晴らしいと思う。毎夏至&冬至には何かしているのだそうだ。この写真、少しはコマーシャルになるかな。書きたいことはたくさんあるが、こっちは日記だからそれはモノクロの方にするとしよう。
皆さん、写真を楽しんでください。