ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

神対応

2019-06-24 15:32:00 | レッスン
教室の玄関は狭い(笑)
入れ替わりの時間帯、
帰る人とこれからの人、
玄関でカチ合うと、
互いに譲り合う。
 
よくある光景だと、
帰る人が玄関ドアを開け
ドアが閉まらないように押さえ、
これからの人が
その隙にサッとドアをくぐる。
出来た子は
その時にそれとなく会釈したり、
「ありがとうございます」と言って
開けてくれたお礼を言って通り過ぎる。
が、ほとんどの子が
それに気づかずに
無言で抜けてしまう。
「ありがとうだね」
とこちらから振る時には
帰る人は扉は閉まり外に。
 
当たり前のこと、
当たり前に気付けるように
なってほしいなぁ
と思うことしばしば。
そんな中、
事件(笑)は起きた。
 
Aさんの帰り際、
次のレッスンのSくんがやって来た。
Aさんが玄関ドアを開け外に出て
玄関ドアが閉まらないように押さえると、
Sくんが通る。
と、通り過ぎがてら、
「どーも」と言いながら抜ける。
 
出来た子だ。
 
と感心して見ていたら、
Sくん、体の方向を外に出たAさんに向け、
「ありがとうございます」
と頭を下げた。
 
きゃー!
Sくん、すごい!!
通り過ぎながら
ではなく
わざわざ体をAさん向けて御礼。
エラい!
 
それからSくん、
Aさんが押さえいたドアを
今度はSくんが中から
閉まらないように押さえ待つ。
 
 
と思って見ていると、
 
Aさんが
「失礼しまーす」
と私に挨拶して去る。
それを見送り、
Sくんがドアを閉める。
 
えー!!
Sくん、神対応!
 
確かに
ドアを抜けてそのまま閉めると、
Aさんと私の間を
勝手に終わりにすることになる。
だから、
Aさんと私が挨拶を済ませるまで
ドアを閉めずに待っていてくれた。
 
なかなか、なかなかですよ。
小学生男子。
Sくん。
スンバラシイ!
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ふふふ…

2019-06-24 08:16:00 | レッスン
楽譜の読み方が安定して
指の形、使い方のレッスンも
始まったCちゃん。
 
最初は
1番と2番の指だけ。
少しずつ、
段々と3番4番…と
確認しながら
進めていくのだけれど。
 
Cちゃん。
最初の2本の指の使い方、
動かし方が分かって以降、
全ての指を立てて
ピアノを弾くようになった。
 
日本人は
関節が弱いから
多くの人が
ピアノを弾くと
指がつぶれやすい。
指を寝かせて使うこともあるけれど、
結局は指自体に
支える力がないといけない。
 
Cちゃんも関節は
柔らかい。
だから、
相当気をつけないと
指を立てて弾けない。
 
でも
Cちゃんは、
指のトレーニングの本だけでなく、
他の本、他の曲を弾くときも
指の形を気をつけて弾く。
 
気にして弾いてくれてるよね?
 
と聞くと
 
照れたような笑顔で
コクンと頷くCちゃん。
 
ピアノとの接し方が
とてもとても誠実で
一生懸命。
 
新しく勉強した記号やリズムも、
きちんと自分のものにしていく。
 
Cちゃんとピアノ。
とってもいい関係だなぁ。
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