ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

いい人

2012-06-27 22:30:36 | レッスン
Aちゃん。
教室へ向かう途中、
突然壊れてしまった自転車をひたすら押して押してやって来た。

「途中で自転車が壊れちゃって…」
と話すAちゃん。

「どこでおかしくなったの?」
と問うと、お家と教室の真ん中より教室寄り。

時間に間に合わない!と必死で押して来てくれたらしい。

えらい!えらいねぇ!
アンタはえらい!!!

レッスンが終わって二人で自転車を見に行く。
マシンに弱い私にだって分かる。
チェーンが外れてしまっていた。

でも、外れたチェーンが自転車本体の支柱に挟まって
全く外れない状態になってしまっている。
お手上げだ。

ギア付き自転車のチェーン。
どうしたらいいものか。。。

バックはできないし、ペダルも働かない。
唯一救いは前進はするということ。
→押して帰る…(苦笑)

などと、二人で話していたら、
たまたま通りがかったお兄さんが私たちの話が聞こえたらしく、
「どうしたんですか?これ?チェーン?
ああ、大変だ。でもチェーンさえ戻せれば元通りだよね。」
などと言い、参戦してくれた。

支柱に挟まっているチェーンを外すには、
工具でネジを一部緩めればいいと話すお兄さん。
が、「家には工具なんてありましぇ~ん」と話すと、
「いや、いや、僕、持ってるから…」
とおもむろに工具登場。

なんで、工具持ってる???

で、あっという間に修理開始。
Aちゃん、あまりに嬉しさに修理中のお兄さんを写メってるし…

そして、あっという間に修理完了!

すごい!すごすぎる!!!

感謝感謝の大感謝である。
…で、お礼に何かないかしら?
と家にあるものに頭を巡らせるけれど、
今、あるのはポテトチップくらい。子どもじゃないし!!
どうしよう~~~、とお礼を言いながら考えていたら、
アッサリ「じゃね~」といなくなってしまったお兄さん。

「お名前を~~~」
みたいな感じ。

Aちゃんと口をそろえて、
「東京にも、いい人っているんだねぇ~~~」と。

東京だって捨てたもんじゃない!
お兄さん、本当に本当にありがとうございました。
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もしもし

2012-06-27 08:26:01 | レッスン
電話が鳴った。
出てみると、
「もしもし」をひたすら繰り返す。
子どもの声。
どことなく聞き覚えのある声。

「どちらさまですか?」
と問うと、
「もしもし」
って。

他に反応が変わらなくて、
相手、子どもみたいだけど…、
ん~~~、切っちゃえぃ!!

すると、再び電話が鳴る。
「もしもし、Mです」

同じ声、でもちゃんと名乗ってる。
ホントだ、Mちゃんだ。
そうか、聞き覚えがある声だと思ったら、
Mちゃんだったのか。

「学校が早く終わったから、早く行ってもいいですか?」
って。

Mちゃん、3年生。

こうやって少しずつ、自分の連絡事項を自分で伝えるようになってくる。
子どもたちって、ホント、立派に成長しているんだなぁと、つくづく思う。

子どもとのレッスン変更の会話は、
上手く行くこともあるけれど、
上手く行かないこともある。

話をひっくり返してみたら、
実はそんな予定自体が無理だったり、
本人の願望が先走ってしまっていたり。

その都度、
「これからは、~~していこうね」
などと話はするけれど、
それでもそんな失敗も経て、
自分で自分のスケジュールの管理ができるようになっていく。
そんなことに触れられる私は、
やっぱり幸せだなぁと思う。

Mちゃん、立派!!!
ごめんね、電話、切っちゃって
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ブログ読者?

2012-06-25 14:28:56 | レッスン
今日、体験レッスンにいらしたTさん。
教室の近くに住んでいらっしゃるわけではないのに、
うちの教室へ体験レッスンに来てくださいました。

「何故?」
と聞くと、
「もう半年以上ブログを読んでいて、
それでずっと行きたい行きたいと思っていたんです」
とお話してくださり、
私的にチョーーーーー!!!!ビックリ

「やっと来れました」
って。

いやはや驚きです。

もちろん誰からも読まれていない…
などとは思ってはいなかったけれど、
(それなりにアクセス数はあった)
でも、いったいどんな方が読んでくださっているのか、
書いている私には皆目見当もつきません。

…と共に興味が湧いたので、
「何故、私のブログを選んで読んでくださっていたのか?」
とお聞きしたところ、
「レッスンやピアノのお話だけでなく、スポーツのお話もあったりで、
スポーツが好きなのでそこも…」
って
スポーツはシーズンものなので、
試合が続くとその話ばかりになりやすく、
父にはダメ出しされることもあるわけで、
そこ、ちょっと嬉しかった

最近滞り気味のブログ。
そろそろ復活させなきゃ!と思っていた矢先のことでした。

Tさんは大人の生徒さん。
これまでずっとピアノに触れて来られ、
弾いて来た曲もしっかりと勉強できる曲目ばかり。
がっちり、しっかり練習して来られたんだなぁと感心してしまいました。

ブログの印象と実際の私。
ギャップは…ないんだろうか…
と余計な心配。

Tさんに触発された私は、
まずはブログを書く所からの発進だぁ
…やっぱり向かう先間違ってる(汗
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お買いもの

2012-06-24 22:36:23 | レッスン
レッスンを始めるゾ!
と椅子の設定や楽譜の準備をしながら、
少々の雑談をしていた。

「今日ね、ピアノが終わったらお買いものいくんだぁ~」
とHちゃん。

「へぇ~、いいな~」
と私。

「ピアノを教えるのが、ぜ~んぶ終わったら連れてってあげるよ」
とHちゃん。

ハハ
優しい。
4歳の子に優しさをもらっちゃった。
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転勤って(+_+)

2012-06-16 22:23:44 | レッスン
レッスンが終わって、Sちゃんのお母さまと少しお話…と思っていたら、
「転勤が決まったので来月いっぱいでお別れです」って。

Nちゃんちもこの夏転勤って。

分かっちゃいるけど、哀しいなぁ~~~。

私の実家は転勤とは無縁の家だったものだから、
引っ越しとか転校とか、お稽古事の中断とか、
そんなことは遠い国のお話的な感じなのだけれど、
それでもやっぱり転勤は存在する。

娘のずっとずっと小さい頃からのお友だちたち(複数…)。
大好きで大好きで大好きでも、
やっぱり転勤で遠くへ行ってしまう。

分かっちゃいるけど、哀しい(>_かな?


で、考えてしまう。
SちゃんやNちゃんが教室に初めて来てくれた時のこと。
そして今の彼女たちのこと。
私は彼女たちのために何が出来ていたかしら?って。

変な言い方だけれど、
いつ教室を離れても困らないような、
凝縮な濃いレッスンを、
ずっとずっと緊張感を持ち続けてしていかなければいけない。
…と、いつも思いながらレッスンに当たっているけれど、
やっぱり「転勤」って聞くと、寂しさがこみ上げる…。

残りの彼女たちとの時間を、
思い切り楽しいものにしたいと思う。
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共通言語

2012-06-14 23:11:42 | その他
共通言語と言ったって、
色んな言語をあやつれるわけではないので、
そういう意味ではないです

日本にいながら、
そして、同じ日本語を使っていながら、
同じ単語、同じ表現をしても、
自分の思った通りに伝わる人とそうでない人がいます。

それが音楽の、ピアノのレッスンになると、
これが意外にあるんです。
言いまわしや角度によって理解が早まったり、分からなくなってしまったり。。。

これ!と言った違いはハッキリ言い表せませんが、
そういうのが、あります。

Tさんは、そうした中でも、
私の表現をそのまま使って、そのまま分かってくれる一人。
私が発した言葉を反芻する時間も使わず、
「あ!なるほど!」
と言って、実演してみると本当にその通りに実践。
こちらもビックリするくらいの反応の速さで。
腕の使い方、指の使い方。
私の感覚で思っていることを言葉にすると、
「あ~~、ホントだ」と。

こんなに伝わってしまっていいのかしら?
というくらい、理解してくれる。

言語って、表現って本当に面白い。
同じ日本語なのに。
同じ共通語のはずなのに。

相対している人が理解してくれているかどうか、は、
表情を見ていれば、分かります。
そして次のリアクションで確認できる。

どんな人とでも、すぐに理解しあえる、
そんな共通言語をすぐに見つけ出せる人になりたい…
と思う。
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