ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

やっぱり

2010-11-28 22:32:41 | その他
つい先日調整していただいたばかりのピアノ。
調律師Yさんがいたのにもかかわらず、
時間もなくなってきていたので、
「今回はこれくらいでいいか~」と
完了ではないけれど、終了して帰っていただいた。

でも!!
やっぱり弾けども弾けどもいい音は鳴らず、
逆に嫌な音ばかりが耳につき、
レッスンでもNくんから「この音硬いよ」と、
私が一番嫌だなと思っていた音を指摘される。
家の娘からも同じ音に対して、
「この音、鳴らすの嫌だから弾かないようにする」…と。

ちょっとした趣向の違いから、
「もうちょっと手を加えてほしい」とお願いしたばっかりに、
全く別物なピアノになってしまった。。。
悲しい。

今回ばかりは、
弾きこんでいい音になるまで…という訳にはいかなそうなので、
Yさんには申し訳ないけれど、
再度足を運んでいただいて、
も一度整音し直していただくしかない。

日程は来週。
あと一週間。
それまで今のピアノにお付き合いください。
そして、Yさんに来ていただいた暁には、
もとのいいピアノに戻ります。。。ように。。。
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好みの音

2010-11-26 22:09:12 | その他
今日は、調律師さんが整音しにきてくれました。

最近、ちょこっとずつ私の思い描くものとズレを感じるようになっていて、
前回の調律時には、もう「これは違う、全然違う!!」って感じで、
今日はピッチ調整ではなく、音作りをしていただくのが目的。

結局、3時間ほどかかったけれど、
私の理想のピアノから、だ~いぶ遠のいてしまったような、
はたまた、そうでもないような…。

土日を挟むので、少し自分でも弾いて色々確かめつつ、
それでも馴染まなければ、
もう一度来ていただくしかないのかな…。

音の好みって、
なかなか伝えるのが難しく、
話していて「あ~、なるほど」と言われても、
実際出来あがった音を聴くと違っていたりして。
言葉の限界を感じました。

好きなプレイヤーを挙げてみたりもしたけれど、
人によって聴き方も違う訳で、
そのプレイヤーのどの部分を取り上げるかでも
また違って来てしまう。

今の調律師さんは本当に真面目で仕事熱心。
「好みの音を作れるようにがんばります」と
どこまでも笑顔で言ってくれる。

ピアノ弾きって、
自分で楽器の調整が出来ない分、
ちゃんと言葉で説明できるようにならないといけないな…
と強く思った一日でした。
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浮上中

2010-11-25 21:34:17 | その他
最近ブログ、滞りがち。

娘の小学校での色々で少々くたびれてました。

頭のなかグルグルしていて、…グルグルフツフツ

それでバッハばっかり弾いてました。
バッハを弾いて気持ち整えて。
そしてだんだん浮上してきています。

今日は久々にリストも弾いたし、
来年の発表会の全体図も浮かんできたし、
ヤル気、上がってきました。

明日はピアノの調整に調律師のYさんがやってきます。
私好みの音をさらに追及したい!とおっしゃってくださっている。
すごく楽しみです。
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双子姉妹

2010-11-18 22:22:43 | レッスン
双子姉妹。
と言っても、ホント双子なのではなく、ちゃんとした姉妹。

お姉ちゃんHちゃんがレッスンに通って来ていて、
妹のHちゃん(あれ?頭文字が一緒だ!!)は付き添い。

顔がそっくりなわけではないんだけれど、
クルっと振り向く、その角度、タイミング。
反応の仕方。シルエット。
そっくり~~~!!
すごくカワイイ♡

二人はすごく仲良し。
そして姉Hちゃんは、妹Hちゃんと、色々なものを分け合うことができる優しい子。

ドリルをやっていても、
色塗りをする課題だと、半分塗り終えると、
「はい」と言って、妹Hちゃんにクレヨンを渡す。

姉Hちゃんがレッスンでピアノを弾き始めると、
すぐに妹Hちゃんが
「Hも~!Hが~!」と来る。

姉Hちゃんがきちんと弾けないとカワイソウなので、
姉Hちゃんのすぐ隣にもう一つ椅子を持ってきてあげて、妹Hちゃんを座らせてあげる。
1曲くらいはそこで妹Hちゃんも聞いていてくれるけれど、
弾き終わると「今度はH~」と言って、
姉Hちゃんの座っていた椅子に上ろうとする。
と、姉Hちゃんはすぐに「はいどうぞ」と言って譲り、隣の椅子に移ってしまう。。。

や、優しい。
それに分け合い精神たっぷり~。
すご~い!!

姉Hちゃんにとって、それはあまりにも当たり前なことの様子。

その姉Hちゃん。
つい昨日のレッスンで、「Hも弾く~」と妹Hちゃんが椅子にまたもや上ろうとしてきた時、
「ダメ~!!今はHが弾くの!!」

初めて、姉Hちゃんが妹Hちゃんに譲りたくないと言ったところを見た瞬間だった。
もちろん、お家ではそれなりの姉妹喧嘩はあるだろうし、
そんなの当たり前のことなんだけれど、
今まで姉Hちゃんが譲る姿ばかりを見てきただけに、
驚いてしまった。

妹Hちゃんには申し訳ないんだけれど、
姉Hちゃんが、自分が習う時間で自分が弾く時間で、ここは譲りたくない
と思ってくれたことに、少なからず嬉しかった私。

ピアノを弾く意識が少しずつ芽生えているのかな…?
と一人で喜んでしまいました。
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初見で

2010-11-16 22:43:10 | レッスン
自分の知っている曲を、知っている速さで弾きたがるKちゃん。
知らない曲も「帰ったらお母さんに弾いてもらおう」とすぐ言われてしまう。
できれば楽譜は読みたくない派。

「自分で楽譜を読んで探し出して、
それでいい曲が出てきたらきっとすごく嬉しいよ」
とかいう話をいっぱいしたつもりでも
中々自分で楽譜を読み進めようという気持ちにはなってもらえなかった。

ところが今日。
今まで弾いていた曲が◎になったので、
ページをめくり、次の曲の話をしようとしたら、
おもむろにKちゃんが、両手で弾き始めた。
これが、結構いい感じにちゃんと読んでいて、
初見にしては、かなりいい!

「弾いてきたの?」と聞くと、
「ううん、今初めて弾いた。そしたら弾けちゃった」
ってKちゃん自身もビックリしている様子。

「すごいね。いい演奏だったよ。
初めてだからスムーズにはいってないかも知れないけれど、
楽譜の見方も正確で、初めての曲には聞こえなかったよ」
と私も驚きつつ話す。


こ~んな積み重ねから、
自分の力だけで弾ける喜びと誇り、
そして、楽しみを見つけてもらえるとうれしいな♪
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歯が抜けた

2010-11-15 21:38:38 | レッスン
「こんにちは~」と笑顔を見せてくれたYちゃん。

あれ?
「Yちゃん、歯が抜けた?」
と尋ねると、ニマ~と笑う。

まだ年中さんなのに、もう前歯が…。
最近の子は早いなぁ~。

「自分で抜いたの?」と聞くと
違うと言う。
「歯医者さんで抜いてもらったの?」と聞くと
こちらも違うと言う。

???
「自然にポロっと抜けちゃった?」と聞くと
ついにYちゃん、ゲラゲラ笑いながら
「滑り台にぶつかったら、抜けちゃったの~」って。

え~!?
顔面直撃の滑り台?

「痛かった?」
「顔打ったんでしょ?」と聞いても、

「違うよ、歯だけ打ったの」って。

一体、どんなぶつかり方したんだか。。。

Yちゃんはぶつけた痛みもあまりなかったことから、
歯が抜けたことが純粋に嬉しかった様子。

そうだよねぇ。
歯が抜けるって、すごく嬉しいことなんだよねぇ。
自分で自分の成長を感じるところなんだろうか…な?

そんなYちゃん。
ピアノも楽しく弾いてくれているようで、
もうすぐ両手奏ですが、ホント、これからが楽しみです!
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ニッポン、チャチャチャ!!

2010-11-14 22:56:51 | その他
全日本女子、32年ぶりのメダルを獲得です~~☆☆☆
すごいです~!!

ここのところ、ブログが滞っていた原因は全てココ。
ほぼ全試合、しっかり見ました☆☆☆

竹下選手はすごい運動量だし
木村選手は頼れるエース。
井上選手はブロック上手で
山本選手は久しぶりのお目見え。カッコいい!
山口選手、顔は笑ってるけどすごい技術。
江畑選手。アタック決まるとスカっとするわ~。
石田選手。チームを盛り上げるすごい人だったわ。
佐野選手。日本一のリベロだねぇ~。
迫田選手。アタックすごいし、フォームが美しい!
栗原選手。復帰できてよかったよ。これからが楽しみだわ~。
荒木選手。今日はすごくよかった!!
井野選手。サーブもいいけど、レシーブも。(…リベロか)
中道選手。竹下選手みたいによく動くセッターだわ。

第5セット。
もう涙出ました。
すごいです。
勝ちました。

バンザ~イ!!!
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きゅうきゅうきゅう!

2010-11-02 22:04:29 | レッスン
レッスンの隙間。
Mちゃんが、何かのメロディーラインをピアノで弾き始める。

…ん~~~。
知っていそうで知らなさそうな、
知っているかもしれないメロディー。

「それって、何の曲?」
と聞くと、
「銀河鉄道きゅうきゅうきゅう!」
と元気よく教えてくれた。

ス、スリーナインだね
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ピアノ

2010-11-02 08:57:55 | その他
つい先日、プリンツ先生夫妻とヴァイオリニストの3人によるコンサートを聴いた。

娘が生まれてからなかなかコンサート自体に足を運べていなかった。
夜のコンサートは無理だったし、
娘が落ち着いた頃には幼稚園の送り迎えもあったしで、
中々難しかったのだ。

その娘も小2。
小学生だと、入れるコンサートの幅もグッ拡がる。
お陰で、今回は二人で出掛けることができた。

何年ぶりかの先生の演奏会に、
ワクワクする気持ちが抑えきれなかった。

会場は、とある小さなサロンなのだが、
HPを検索する限り、すごく雰囲気の良さそうな会場だった。

今回は「ウィーンの調べ」と題し、
ウィーンに関連するプログラム。
SchumannやSchubertのヴァイオリンソナタやソナチネ。
Schubertの歌曲やSchtorzのオペレッタからの抜粋。
ウィーンらしさの感じられるプログラム。

ヴァイオリンのゲラルド・シューベルトさんは、
あのシューベルトの子孫。
よ~く顔を見ると(失礼…)、
学校に飾ってあった、あのシューベルトの肖像画の面影を感じる。
あれからずっと音楽家の家系だったのか…(なことはないか…)。
人柄も温かく(終了後、レセプションがあったので少し話せた)、
音楽もゆったり豊かな表現力で素晴らしかった。

十数年ぶりにお会いした、留美子先生は相変わらず線が細く、
でも体格とは別に、立派なソプラノ。
細いだけではない、芯の通ったしっかりした声。
そしておしゃべりも上手で、トークでもお客様を楽しませる。

先生のピアノも、タッチが繊細で音楽そのものに楽しんでいる感じで、
そして力強さもありよかった、
…と思う。

しかししかし。
今回のピアノ。
ピアノそのもののコンディションが最悪。
ピアノ自体が悪いのか、調整が悪いのか、
それはその場だけでは分からないけれど、
最初にヴァイオリンのチューニングをするための一音を聞いた瞬間に、
「え?!!!」と驚くほどの、質の悪い音。
音そのものが悪い。

たとえば、ソプラノ歌手にマスクして、口を開けないで歌いなさい、
なんていう失礼な状態で歌ってもらうような、
そんな状態のピアノ。

信じられないことに、
「プロのピアニストが選ぶ調律会社」がバックアップしていることが謳い文句になっているコンサート。
休憩中、調律師が調整に入ったりして、丁寧さは見せているものの、
ピアノの状態は一向に良くならない。

あんなピアノじゃ、先生がカワイソウ。
でも、先生は当たり前だけど顔にも出さず、
楽しげに演奏している…ように見せている。


ピアノ弾きは、楽器を選んでいられない。
大抵、一会場につき一台のピアノが用意されているだけ。
仮に二台あっても、当日「状態がよくないから」と言って入れ替えることは無理。
(再度、調律・調整するのにものすごく時間がかかるから)。

整調しきれていないピアノに当たってしまったら、
そのピアノと格闘しながらでも、
最善の演奏をする努力をしなければならない。

鳴りの悪い音、鳴り過ぎる音と均一でないピアノを前にした時、
ソフトペダルを駆使して、何とかきれいなメロディーラインを奏さなければならない。

事実、先生も、ソフトペダルをとても細かく踏んだり踏み変えたりをしながら、
ずっと演奏していた。

ピアノの打鍵。
わずか1センチほど鍵盤を下ろす間に
音のニュアンスや色、方向性などを盛り込んで、
ピアノ弾きは打鍵する。

その繊細な動きに出来る限り忠実に応えてくれるピアノ。
そんなピアノが理想のピアノだ。

もちろん好みの音は人によって違うけれど。

まずは、きちんといい音で「鳴る」ピアノ。
音が整っていて、高さも整っている。

ピアノの入るコンサートは、調律師さんとの共同作業になるのだ。

会場の響きは…というと、
今回のピアノではどうにも掴むことはできない。
本当にきちんときれいな音の出るピアノになった時、
それが分かるんだけどな。

ただ。
今回、開場後15分ほどで会場に到着した私たち。
既に客席は8割ほど埋まっていた。
その時点で、場内の空気が悪い。
空調…ではなく、エアコンのみが設置されているのか。。。
よく分からないけれど、
寒いか…、そうでないと暑くムシムシとして空気が悪くなる。
お客さまが数十名入るサロンとしては、
空調設備も整えてほしいと感じた。

次回の先生のコンサートは、
ベストコンディションのピアノで聴きたいものだ。
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