プログラム

発表会のプログラム、
ほぼ配布終了だと思います。

まだ受け取っていないよ、という方は、
直接石澤までお願いいたします。

毎年の繰り返しのお話になってしまいますが、
当日の服装の注意点。

女の子は特に、髪の毛。
右側に下ろしている髪があると、
下向き加減で弾くピアノ。
顔に髪がかかって、写真に顔が写りません。
お客様に顔を見せるのが恥かしい…という方、
強制はしませんが、そうでない方はご配慮ください（笑）

男の子はジャケット。
ジャケット着用の強制は全くしません。
ジャケットは弾きにくい…らしいです。
ジャケットはなくても、シャツにネクタイ、シャツにベストでもＯＫ。
ジャケットの袖口に付いているボタンが演奏中にピアノに当たることもあります。
一度、本番仕様の格好でお家のピアノを弾いてみると良いと思います。
弾きにくい場合は、何か考えてみましょう。

それから靴。
女の子のサンダル。
踵にバンドの付いていない、いわゆるツッカケはＮＧです。
階段の上り下りもあります。
あ～した天気にな～れ！で、飛んで行ってしまうサンダルはＮＧ。
踵にバンドが付いていればＯＫです。
ペダルを使用する人は、
お家のピアノのペダルの下に新聞紙を敷いて、
本番の靴を履いて練習するのも良いと思います。
感覚が変わってしまうので、少し慣れると思います。


弾き合い会目前です。
精度を上げ、演奏を極めて行きましょう！

母ってすごい

連続Ｍちゃんネタ（？…ネタにしたらいけない？）

練習もレッスンも完全にＭちゃん自身に任せられている。
だから、ピアノの普段に関してはお母さまはあまり知らないはず…なのに。
この間、私がここで書いたブログを読んだＭちゃんのお母さま。

「これってＭのこと？」

と、すぐさま言われたんだそう。

レッスンでの会話。
なるべく個性を残そうと書いているのも事実だけれど、
そんな会話の切れっぱしだけで我が子と見破る母。

母ってすごい！

危険

発表会の曲。
おおむね弾けているのに、なぜか不安定さが残るＭちゃん。
ダイレクトにＭちゃんに聞いてみた、

危険だな、と思う所はある？

するとＭちゃん、
「こことね、こことね、ここかな。
ここでさ上手く行かないとその先もずっとダメになっちゃうから、
そうすると全部かな。」
ですって。

Ｍちゃん、するどく自分の演奏を分析していた。
そして曲全体がガタガタになる原因個所まで発見できていた。

それで、何か対策とか練習とかしているの？

「ううん、な～んにも！ただそこを何回も弾いているだけ。」
と胸を張って答えてくれた（笑）

そこだけの部分練習…というか、
そこだけを何回も弾くことだけではダメらしいことも
分かっている様子。
おそらくのチェックポイントを話し、
そのことに集中して弾くように促した。
すると何回かの練習で危なげなく通過できるようになった。

まだ危険な感じする？

「ううん！大丈夫！」
と笑顔。

自分の演奏をきちんと聴くことができるＭちゃん。
すごいな。
こうして一つずつ不安に感じている箇所をなくしていったら、
きっと本番は、自信をもって臨めるだろう。
立派に練習を組みたてられるようになっているんだな、
と感動した瞬間だった。

感動した

女子フィギュア、終わっちゃったぁ～。

今季イチオシは、何と言っても私はコストナー。
滑りも綺麗だけれど、表現も素晴らしく、
フリーで滑ったボレロは圧巻！
曲負けしやすいボレロなのに、
コストナーの演技はボレロに全く負けず、コストナー色もあり、
音楽で遊んでしまっているかのような、そんな余裕さえ感じさせられた。
とにかく惹きこまれた。
何故彼女が金メダルじゃなかったのか…、分からん。

ヨナさんの演技は久しぶりに見たけれど、
なんか個人的には４年前の方がよかったな。
今季はパンチがない。
どう演技したいのか、ぼんやりしている感じ。
無難にソツなく…？
ちょっと残念。
ま、キレイはキレイなんだけど。

そして何と言っても真央ちゃん。
心のそこから「ありがとう！」と言いたい。
諦めない、ヘコタレない。
どこまでも自分の求めるスケートを目指して頑張る真央ちゃんに拍手だ。
精神力の強さたるや…。
彼女の高みを目指し続ける気持ちと、
それに対する努力は本当に本当にすごい。
私的にはショートの演技も好きだった。
ただ、ショートの規定から外れてしまっただけ。
表現は素晴らしかったのに。
彼女のことを心から尊敬する。
真央ちゃん、お疲れさま！

弾き合い会

只今発表会に向けての弾き合い会の日程調整中です。

なるべく普段のレッスン時間辺りで！
とは思っていますが、
中々うまくお組み出来ません。

レッスンの移動や、弾き合い会のためだけにいらしていただくなど、
ご迷惑をおかけします。

メールを日々送信させていただいています。
騒がしいでしょうが、
日程調整にどうぞご協力お願いいたします。

不安の果てに

年末から１月半ばまで、
お家の都合でレッスンが抜けてしまったMちゃん。
久々にレッスンに来た１月は不安で不安で仕方なく、
私にすがるような表情だったのが印象的だった。
お母さまからは「レッスンを追加してほしい」
とお願いもされていたけれど、
申し訳ないけれどお断りした。

今じゃない。Mちゃんのあの不安は、
誰かに頼ることで払拭されるものではないから、
自分自身の力で進めるようになってから。
その前に手を貸したら
一人で前へ進めなくなってしまうから。

これは賭けに近かった。
発表会前だし、仕上がらなかったら、
一番辛いのはMちゃん自身だから。

でもね。

闇雲に弾いていたMちゃん。
まずは、落ち着いて楽譜を読むことから始めた。
いつもなら、丁寧に音符を数えることができていたMちゃんが、
不安に飲まれて、それら全てに背を向けていたから。
曲の中の分からない音を数える。
早く曲を仕上げたいMちゃんは、
冷静に数えることができない。
私が何の音か教えてくれるのをひたすら待っている。
「出来るよ」とMちゃんに伝え、見守り続ける。
私にはこれしか出来なかった。

翌週、Mちゃんは自分が数えたものが合っているのか、
不安顔でやって来た。
殆んど合っていて、いくつか違っていた。
それらを一緒に数え確かめた。
「これで大丈夫だよね？」と念を押す。
そして、
難しいいくつかの箇所を
そこだけ、どれだけゆっくり弾いてもいい、
正しい指、正しい音で弾く、
これを日に10回ずつ練習すること、
と課題を出した。

そしてまた翌週、Mちゃんは少し笑顔でやって来た。
出された課題はきちんとこなしていた様子。
それでもまだ、目をつぶって最後まで全力で駆け抜けてしまえ！
という感じの演奏からは抜けきれない。
そこで曲全体をパーツ分け。
この部分は、スタッカートとスラーがきちんとできているか、
それを聞き取れる速さで弾いてごらん。
Mちゃんが弾いてみる。
どうだった？と聞くと、分からない、と答える。
当然、速さはこれまでと変わっていなかったし、
言われたことを気にして弾いている様子もなかったので、
この答えには予想がついていた。
じゃ、このくらいの速さで弾いてごらん、と速さを提示。
言われた速さで弾くMちゃん。
どうだった？と聞くと、ん～～どうかな？とMちゃん。
じゃ、もう一回！
またどうかな？と聞くと、今度は「ここがダメだった」と。
おぉ！やっと聞こえるようになってきたね。
他のところもそうやって、自分でチェックしながら弾くんだよ、
と話した。

そしてまたまた翌週。
Mちゃんの表情は既に自信のあるいい笑顔だ！
演奏なんて聞かなくたって分かる。
もう大丈夫！

自分で何をどう弾くかが分かっているから、
自分でそれらをチェックできているから、
何をすればいいかが分かっているから安心なのだ。

いい笑顔だ。

Mちゃんが地道に弾き続けるのを、
黙って静かに見守り続けて下さったお母さまに感謝だ。
通奏に逃げることなく、言われたことを着実に、
自分に甘えることなく頑張り続けたMちゃんに拍手だ。

実は感動してちょっと泣きたくなってしまった私だけれど、
発表会本番はまだ少し先。
そこまでは泣くのはやめよう♪

でもでも、
Mちゃん、偉いね！！！
嬉しいよ♪

おめでとう！

朝から大盛り上がり…のはずが、
雪かきでテンションすっかり落ちてしまった（笑）

いい試合だったなぁ。男子フィギュア。
ロシア紙はゆづもチャンも全力とは程遠い演技と酷評の様子だけれど、
それを言うなら、プルちゃんだって！
そもそも団体から二日しか空けずに試合が始まるなんて酷い。
団体は普通、個人戦の後じゃない？
個人戦後の団体戦だったなら、プルちゃんだってメダル争いに絡んだんだからぁ！！！

と、こんな所で私一人が叫んだ所で後の祭り♪

そんな体力の限界に挑戦！的な中で、
み～んな同じ条件の中で、ゆづは頑張ったんだから♪

文句なしの金でしょ！
チャンもよかったし、
まっちゃんも素晴らしかった。
大ちゃんも勝負の先の演技だったさ。

みんなの熱演にがんばる勇気をもらったさ。

ゆづさま。
本当に本当におめでとう！！！

惜しいな…

男子フィギュア、ショートが終わる。

羽生くんは、もはや不動。
点数もすごかったけど、ガツガツ行って丁寧に美しく。

チャンもよかった。
心を込めた一振り一振りが美しい！
オリンピックが去年だったらどうだったんだろう？
こんなに羽生くんに追いたてられるとは
思っていなかったんじゃぁ。

大ちゃんも良かったさ。
フェルナンデスより
ずっと演技としてまとまっていたような…。
ま、僅差だけどね。

まっちゃんも、すごく良かったんでしょ。
惜しいことは惜しいけど、
美しい演技だった。
11位とはいえまだまだ上へ行ける得点。

80点台って、今年じゃなかったらかなりいい得点。
スゴい時代になったね。
明日のフリーが楽しみすぎる。

やっと

先月の火事以来、ずっと悪臭を放ちながら残っていたアパート。
明後日から解体作業が始まるのだと、
今日、業者さんがご挨拶にいらしてくださいました。

更地にするまでに結構時間がかかるようで、
今月いっぱいまでを予定しているようです。

またしばらく皆さまにはご迷惑をおかけすることになりますが、
気をつけていらしてください。

通し練習

とにかく早く最後まで止まらずにとりあえず弾けるようにしたい！

この思いに捕らわれるからか、
ひたすら通し練習を繰り返している生徒さんがチラホラ。
弾けない所、分かりにくい所を知らんぷりして、
ただただ繰り返す通し練習。

これはダメよ。危険だしね。
いつもいつも間違える箇所があることにすら気付かずにいることもあるし。
何より、この方法で間違える所をなくすには、
恐ろしいほど何回、何十回、いやそれ以上に通して弾かなければいけないからね。
時間的に余裕があるなら…だけど。

練習の始めにまず一通り通して弾いてみる。
そこで、自分の演奏でダメだなと思った所をピックアップ。
今日はここ！と目標にするのもいいかな？
まずはここ！と決めた所を、納得がいくまで繰り返し練習しましょう。
その日のピアノに向かえる時間が無くなってしまったら、
次の日は続きから練習すればいいし、
埒があかなくなっていたら、
とりあえず取り組んだんだし、次の箇所に手を出すのもよし。
じっくり向き合った部分は、時間を開けると弾けるようになっていることもある（笑）
余力が残っていたら、次の箇所へと手を伸ばしてみる。

とにかく最後まで止まらずに…！！！

そんな祈りに近いことを心に、
ただひたすら通し練習をすることを、
私はお薦めしません。

急がば回れ。

落ち着いて取り組んでみよう！