ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Sorcerer's Stone (2)

2006-07-18 00:28:01 | ハリポタ1巻
*** 6巻ネタバレあります。***
Chapter 1: The Boy Who Lived (2)
ダンブルドア先生は,ハリーをダーズリー家に渡す為にプリベット通りにやってきたのですが,一方マクゴナゴル先生は何の為に来たのでしょう? 2人の会話の内容から,打ち合わせしてやってきたのではなさそうですね。まあいっか(汗)。。ただ,ダンブルドア先生は自分で直にダーズリー家がハリーを育てるのに相応しい家族なのかどうか,の実態を見てないわけで,ここで5巻で彼が言っていた,「老人の過ち」となってしまったわけですね。

そしてハグリッドがやってきます。ハグリッドは,シリウス・ブラックから借りたというバイクに乗っていましたが,これが何故か,ハグリッドが乗っても大丈夫なほど大きなバイクです。しかし,ど~~も,特に映画のシリウスを見ると,ハグリッドと同じサイズのバイクに乗れるとは思えませんね~(笑) これは乗る人によってサイズの変わるバイクなのでしょうか?

ハグリッドは,2度もシリウスの名を口にしますね。やはり相当な重要人物という事ですね。しかも5巻でおしまい(泣)と思いきや,6巻になって,ハリーに実家を相続したり,弟が分霊箱に関わった疑いも出てきて,ますます重要人物となってきましたよ。そもそも,ハリーに自分が愛さなかった実家を押し付けるという所が,何か(ひょっとしてダンブルドア先生も知らない?)ワケがありそうです。

ここでポッター家襲撃事件当時の状況をもう少し。ダンブルドア先生は,かねてから自分達の情報がヴォ卿サイドに漏れていると察知していました。シリウスはジェームズ夫妻の秘密の守人をしていたのですが,ある理由から1週間前にワームテールと交代。結局スパイしていたのはワームテールだったわけですが,当時のシリウスの行動も少し不可解な所がありますね。ダンブルドア先生はシリウスについて何かを心配していたようですが,シリウスの不審な行動とは,何だったのでしょう? 何か分霊箱にでも関連があるのでしょうか?

ファッジ氏は,当時魔法省で,何かの副大臣をやってました。(何だったか忘れたけど,まあこの際いいや(笑))この数日後,シリウス・ブラックを誤認逮捕した「立役者」の1人となりますね。また,シリウスが何の容疑で逮捕されたのかは,何故かあまり多くの人は知りませんでしたね。(3巻)

さて,この章の最後,各地で魔法使い達が密かに「The boy who lived」に乾杯する光景が見られました。しかし私はずっと気になっていたのですが,最初に読んだ時には,何分英語がよくできなかったので,物語の結論がそこに書かれているのかと思ってしまい(汗),しかもこの文章の意味をそのまんま,日本の中学高校英語通りに解釈して,live 生きるの過去形=生きていた=死んでいる?!(汗)なんて不吉な事を考えたりしたものでした。でも今にして考えると,‥結局どうにでも解釈できるんですよね。「また生き残った」「やっぱり‥(>_<)」「マグルになった?」等々。。ローリングさん,まだハリーの運命を決めてなくて,7巻を書く時に決めようとか思ってたのかも。。


6巻既読前提の Harry Potter and the Sorcerer's Stone (1)

2006-07-14 21:51:59 | ハリポタ1巻
え? ホントにやりますよ!(笑)
6巻既読前提ですので,未読の方はご注意下さいね。今日は1回目につき,大サービスです。

Chapter 1: The Boy Who Lived (1)
初めて気が付きました。いや~読んでみるモンですね。バーノンおじさんが見た猫,つまりマクゴナゴル先生,「地図を読んでいた」は,自分で地図を広げて本当に見ていたのでしょうか?(笑) バーノンおじさんは,そこに地図なんかない,という事を確認していますし。

ジェームズ・ポッター氏は,ペチュニアの姉リリーの「good for nothing=役立たず者」の夫です。前にもどこかに書いたような気がしますが,ジェームズは非常に優秀な生徒でした。普通そんなに優秀なら,魔法省など,マグルにもなんとなくわかり易いお仕事をしているはず。で,またもしそんなタイプのお仕事ならば,いくら嫌いでもバーノンおじさんはそういう事は覚えている人です。しかし,彼の記憶にないという事は,何か人に言えない秘密のお仕事をしていたのかもしれません。

その日,ダドリーが覚えた言葉は「Won't!」でした。(笑)

さて,真夜中になって,ダンブルドア先生がやってきます。今まで見逃していましたが,彼は少なくても2回鼻を折った事があるそうで; それで曲がっているのね。(汗) 彼がマグルの世界を歩く時の「お約束」(笑),超ヘンないで立ちで登場です。

ここで・,‥‥この頃,誰が何をしていたのか,を順不同でまとめてみます。
ポッター一家は,この前夜まで全員健在で,Godric's Hollowにいました。
ダンブルドア先生は,既にホグワーツの校長で,マクゴナゴル先生は副校長です。
‥‥まあ,ここまではこの章で判る事ですよね。

スネイプ先生はこの年ホグワーツに採用されました。(5巻)
ダンブルドア先生が,スネイプ先生がこちらサイドの味方であるという証拠を,魔法省に提出したのは,おそらくこの年の事でしょう。(4巻)→目的はスネイプ先生をホグワーツに採用して,自分側のスパイとして利用する&ヴォ卿から保護する為だったと思われます。(6巻)

トレローニー先生がホッグス・ヘッドであの予言をし,若きセヴェルスがそれを立ち聞きしてヴォ卿に報告してから,2年ちょっと経っています。(5巻) 

レグルス・ブラックが亡くなってから2年経っています。(ブラック家家系図より)

シリウス・ブラックは,この直前に秘密の守人の役をワームテールに譲りました。(3巻)

ジニー・ウィーズリーは,生まれたばかりでした。ロンは生まれて1年半ちょっと,ハーマイオニーは2才になっていました。

ところで,ベラトリックス夫妻とクラウチ息子は,その頃どうしていたでしょう? あれ? これを考え始めたら,筆,じゃなくてキーボードが止まったぞ。(笑)

ロングボトム夫妻を襲った犯人,ベラトリックス・レストレンジは,裁判の時,闇の帝王は復活する!と言っていました。でも,ロングボトム夫妻を襲うようにとの命令は,当然,ヴォ卿元気なうちです。だから,ロングボトム家襲撃→ポッター家襲撃→ベラトリックス,クラウチ息子裁判,という順番で物事が進んだのですね。

ところが,ここで,疑問。

ロングボトム家襲撃に加担したデス・イーター達は,デス・イーターの中でも,とりわけ忠実な人達です。てことは,彼らは,わざわざ,「予言の子」と関係者を潰す為の「仲間」として選ばれた人達だったという事なのでしょうか? クラウチ息子,やるじゃん(ヘンな事に感心する私)

ヴォ卿は,どうやってハリーをターゲットにすると決めたのでしょう? ネビル,ハリー実物に「面接」してその上で決めたのでしょうか? それとも調査により決めたのでしょうか?

でも考えてもわからないので(笑),疑問は置いといて。。。

7/16ちょっと補足:
さらに気が付いてしまいました。当時,クラウチ息子は,ホグワーツ卒業してさほど経ってない年齢に見えました。(4巻) それでは,レグルス・ブラックに年近いのでは? え?もしかして,彼らは友達? あるいは年の近い先輩後輩? 名門純血ファミリー同士ですからね。可能性は大いにあります。で,スネイプ先生との年齢差です。ちょうど弟分としてかわいがりたい位の年の差ではありませんか。しかも,レグルスはにっくき奴の弟,クラウチ息子の父はもちろん,当時全てのデス・イーターの天敵と恐れられた,同名の人です。鍛え甲斐のある弟分達です。(笑)スネイプ先生の同級生でデス・イーターになった人はたくさんいる(4巻)というので,まあ,わかりませんけど,でも,いくらデス・イーターでも,全員が予言を知っていたのでしょうか? スネイプ先生は「予言立ち聞き」(6巻),クラウチ息子は「予言の関係者を潰す事に加担」(4巻),レグルス・ブラックには「R.A.B.(=予言を知っていた→メモをよく読んで下さいな(6巻))かもしれない疑惑」。コレ,偶然とは思えませんな。


troll

2006-07-14 21:25:55 | 英語・一般
英語ではいわゆるネット荒らしの事を「troll」と呼ぶのだそう。で,彼らはヘンな投稿をして,たくさんの人が煽られて反応する事を楽しんでいる事から,その語源は,trollという言葉自体に普通に「釣り」という意味があるのと,1度に大量の魚を釣るトロール漁法(trawl)と,皆様ご存知(笑)のtroll,に引っ掛けている,と聞いてびっくり。

「荒らしはほっといてください」は,英語で,

Don't feed the troll.

と言うのだそうです。もちろん,これは2重の意味がある言葉で,面白いですね~。


FOTR CD: 2-6: Lothlorien (2)

2006-07-14 21:16:05 | Tolkien・LOTR
随分間が空いてしまいましたが(^o^;),聴いてますよ。(笑)
今日はロスロリアンのエルフ達。映画では「息の音がうるさいから射る事だってできるぜ」って言われたのはギムリでしたが,原作では実はサム? あからさまにサムとは言われてませんが,彼が慌てて口を塞いだ所を見ると(笑)サムですね。

ハルディアは映画で見るよりずっと気さくな感じですね。(汗) で,彼の兄弟のルーミル,オロフィン,共通語をあまり話さないという事でしたが,時間あるんだから語学位勉強しろよな,って思わずツッコミを入れたくなりました。(笑)

皆でフレトの上でオーク達をやり過ごす場面は,ホビットの冒険で,霧ふり山脈脱出後,ワーグやオークから逃れようと木に登ったシーンを思い出します。また,川を渡るシーンも,例の,闇の森の川でボンブールが落ちたシーンを思い出させますね。今回は誰も落ちませんでしたが。ホビットの冒険とLOTRは,実はベースのプロットがほとんど一緒ですので,このように様々なシーンが対応しているのも面白い所ですね。映画にはこの辺りが入ってなかった(そう言えば,モリアに入る前にワーグに襲われるシーンも入ってなかった)のは,もしかすると,PJ達の頭の隅っこに,ホビットの冒険映画化,があったのかもしれないですね。(ただ,一向にその気配はないので,今はそれ言ってもしょうがないですけどね。。)

話は前後しますが,目隠しをされると言われて,急に頑固になるギムリが,かわいい。またここで急に「皆もだ。」と言い出すアラゴルンも,暖かいですね。(その後嬉しそうなギムリと,ブツブツ言うレゴラスも‥(笑))ガンダルフが一緒の間は,旅の仲間同士の会話は,道をどうするかとかビジネス的な物が主でしたが,この章に入ってからは,キャラクタがわかるようなやり取りが急に増えてきましたね。

章の最後に,アラゴルンが長々とアルウェンへの想いを語る所があります。原作ではアルウェンはほとんど顔を出す事はありませんが,顔を出さないからこそ,いろいろ想像して楽しめるキャラクタですね。映画のコメンタリーのどこかで,PJがどこか,アルウェンのシーンだったか?,TTTの例の余計なシーンを入れた辺りだったか?,それとも執政家に関して何か操作した所だったか?,‥‥どこだったか定かではありませんが,とにかく「何故そこでそれを言うか!?」な所だった事は確かです。彼は「映画では語り尽くせないシーンがあるが,見えないからこそ想像して楽しめるのだ」というような事を言っていて,誰の事を言っている!?,と,相当カッチ~~~ン!と来た記憶がございます。(笑)

HoME8 2-VII Journey to the Cross-Roads (2)

2006-07-14 21:10:51 | Tolkien・HoME
<下書き>
彼らは(ハリエニシダの茂みの下で)嬉しい休息です。しかし疲れ過ぎでまだ食べる気にはなれません。エフェル・ドゥアスから崩壊地をまたいで登る灯りに睨まれている様な気がします。山のギザギザの稜線が空をバックに脅すように浮かび上がっていました。

北側の山は,東側に向かって大きく凹み,その先は見えなくなっています。空を覆う影の下,道は川から北東へ曲がり,南からの道と合流して,凹凸の激しい地形の中にの中に[埋まっている?]ように見えました。

「これからどう行こうか?」とフロド。
「もう考えなくてはいけねえですか? 何時間か休むでしょう?」
「そうだ,お休みだよ~。しかし,いつかは行かなくてはならないよ。前ホビットさんにおはなしした十字路に」
「いつ着くんだい?」
「知らないよ。夜の終わりかも,あるいはそうでないかも。」
</下書き>

ここからメモに。

<メモ>
ゴラム,その日はほとんど留守。5:30出発。しかし十字路と頭なしの像の所に着いたのは翌朝。ゴラム,怖がる。天気の変化。エフェル・ドゥアスの空は黒い。雲か,煙? 轟音,サムが見えない。暗がりで森の中で目覚め,ミナス・モルグルを見る。邪悪な月のように輝く。月は出ていないのに。

ホビットの恐れ,指輪の重さ。。。(不明)。。,モルグルのベール,彼らは別のサイドから山に登る。フロドとサム,。。。。。道を見る。ミナス・モルグルから結構登った所で,雷鳴。門から黒の乗り手に率いられた軍。
</メモ>

この辺りはこのような下書きになります。
<下書き>
静かな森が暗闇になり,彼らは夜半前にストップ。彼らはヘンネス・アンヌーンから7リーグ歩いてきました。フロドは古い木のしたで休み,サムは傍で落ち着かない様子。彼は何度も目が覚めましたが,ゴラムが戻ってきません。どこかの穴で寝ていたのか,徘徊していたのか,彼は言いませんでしたが,朝の最初の光の頃に戻り,仲間を起こします。

「起きる時間だよ! 起きて! 遠くに行くから,ホビットさん,急がなきゃ!」
その日は昨日と同じ。ただ,一層静かになったという点を除いては。空気は重くなり,木の下に篭っているよう。まるで雷を育てているようです。ゴラムは立ち止まり,臭いを嗅ぎ,なにやら独り言をぼそっと言って,彼らをもっとせかします。
</下書き>

緊急企画

2006-07-13 22:48:59 | ハリポタ1巻
次に何の本を読むか,さんざん迷って,あの本この本ともいろいろ書いてきたのですが,どうもいろいろ計算すると,1年後とも噂されるあの本の発売に向けて,そろそろ始動しなくてはならない時期だという事に気が付きました。‥という事で,緊急企画,始動です。


J. K. Rowling / Scholastic Paperbacks(1999/09/08)
Amazonランキング:2,995位
Amazonおすすめ度:



ええ~!?うそっ!!
この本は私の洋書読みの原点でございます。ただ,実は単語引きながらマジメに読んだ事はないのですよ。で,しかも,何故US版? ‥いえUK版が見当たらないだけです。(爆)

という事で,早速読み始めようと思います。ただ,もちろん,初めて読むような,クリーンな感想は書きませんよ。(笑) タイトルは,「6巻既読前提の Harry Potter and the Sorcerer's Stone」にでもしようかな。


The Farthest Shore 感想

2006-07-13 22:22:58 | ゲド戦記・Le Guin
*** ネタバレあります***
はいはい,1年半はかかりませんでしたよ。(笑) でもThe Da Vinci Codeより時間かかってしまいました。話の分かりやすかった2巻と比べて何がゴールなのか最後近くまでなかなか見えず,英語的にも表現が難しくて,進みにくかったのが影響したみたいです。

でも,話が終わってみると,とても爽やかですね。私はとても気に入りましたよ。Gedは力を失ってしまったわけですが,精力的に働き続けるのもいいけれど,今まで教えてもらった事,人の作った技術や人の力からは学べない事を学ぶのもいいものだ,という思いが伝わりましたよ。いや,死を否定する事は生を否定する事,というようなテーマもありましたが,第1回目の私にはそっちよりあっちが伝わりました。(笑) 人によっては,あるいは年齢や回数によっては,また違う物が伝わるのかもしれませんね。

ところで,ジブリ,ですが,読書の中でも何気に触れましたが,読めば読むほど,映画の予告編などからは遠ざかってしまいましたね。3巻は全く色気のない(笑)話のはずですけどね。それに,クライマックスの幾つかの章の話は,最近のジブリのテイストではないなあと思いますね。ナウシカやトトロの時代を期待してはいけなそうだし。。....という事で,何人かの皆様にもアドバイス頂きましたが,「別物」と覚悟した方がいいかもしれません。

私的にもう1つ気になるのは,某箒少年話との関係です。純粋なゲド戦記ファンの方ごめんなさい。(汗) 私は先にあっちを6巻まで読んでしまったものですから。。。しかし,ぶっちゃけ,7巻のお預けを喰らった状態でこの本を読むのは,あまりお勧めできません,って,おい! 読んでおいて何言うかって。。。でも,きっと,この2つの話は,お互い話の途中で比べながら読んではいけないもののように思えます。まして混同してはいけませんね。‥とは言っても,もう映画始まっちゃうし,どうしても避けて通れない方も大勢いると思います。まあしょうがない。乗り越えて下さい,と言うしかないかな。

大人になったTenarに会うのはもう1つ先の本までお預けになってしまいましたねえ。


The Farthest Shore 読書 (16)

2006-07-13 21:50:49 | ゲド戦記・Le Guin
The Stone of Pain
ゲド戦記歌集を聴きながらこれを書いてます。

やはりポスターのArrenとドラゴンの絵はこの章のものなのかな?
Kalessin the Eldest。いい名前ですね。雄か雌かもわからない‥と書かれているのを見た時,きっと,女の子なんだろうなあと思ってしまいました。

イギリスのファンタジーとは対照的に,ドラゴンが誇り高い者,は,通り越して,かわいい存在になっていた所は好きでした。この章は,うまく映画で表現できれば,ハナが止まらない(笑)シーンになること請け合いですね。さて,ジブリの作りはどうなのでしょう?


The Farthest Shore 読書 (15)

2006-07-13 00:26:17 | ゲド戦記・Le Guin
*** もうそろそろネタバレ抜きでは書けなくなってきましたので,ご注意を ***

Selidor
う~む,美しいんだか,気味の悪いんだか,何とも言えない島に彼らはやってきました。あのポスターの絵かなと思わせるような光景があるのですが。。。

Orm Embarがかわいいです。

でも,こんな和みのシーンがある時は,厳しいクライマックスが待っているのがファンタジーの掟。て言うか,もうこの話は幾つか前の章からずっと和みっぱなしで,非常~に怖いです。でも,Gedが,これも前々から度々口にしている伏線アリアリのセリフが,その後を楽しみにもさせてくれます。

「その人」はついに姿を現しました。この人がクモ(Cob)か。あれ~男性じゃん。
この頃Gedは,Arrenを本名で呼んでいますが,自分の本名も明かし,いよいよ,決戦の場が近づいてきた予感。この辺りからかなり意識的に,GedはArrenに進むべき道を選ばせてます。

そもそも,Selidorは,Erreth-AkbeとOrm(Orm Embarのご先祖,でしたっけ)が戦った場所。それにしてもErreth-Akbeが出てくるとは。。。

人と竜は1つになる‥‥‥って。。。(汗)
はあ,やっぱり,読めば読むほど,どんどんジブリから離れていくのですね。
という事で,原作とジブリは引き離す事を決意致しました。(汗)

The Dry Land
塀。何か,見覚えのある風景です。1巻で見た景色ですね。Gedがどこかの島で知り合い,友達になった人の子供の霊を追って来た場所みたい。Erreth-AkbeとOrmの事と言い,ちゃんと最初から計画されていたのですね。

そこは結構たくさんの町があり,道は下り坂しかなく,人々はうつろ。あれ,Master Summoner,そんな所に。やだ,無事帰って下さいよ。(汗) 1つの町を離れるともう見えなくなる。入口の塀にはもう戻れないから,先に見える山を越えて行くしかありません。喉が渇くArren。しかし,ここでは水の代わりに皆塵を飲むのだそう。。(汗) 

この後の話は‥,今回は書き出さないお約束なので,いちいち書き出しません。後でまとめて感想書きます。

‥で,まだあと1章ありますねっ。


The Farthest Shore 読書 (14)

2006-07-11 22:33:22 | ゲド戦記・Le Guin
The Dragon's Run
昨日ちょっとした「事故」があったものですから(汗),これは早く読み終わった方がよいと思って,どんどん読み進めます。
ドラゴンにも"droppings"があるというのが大ウケでした。(笑) 船に落ちてきたら大変。またドラゴンがたくさん飛んでいると,まるでカモメか何かに見えるという所も,楽しいですね。Orm Embarがホバリングなどしていて,なんかかわいいです。西洋(ヨーロッパ)のドラゴンって中国の竜から来たものなのでしょうが,トールキンやローリングの描いたドラゴンは,竜とは違い,殆ど悪者か,そうでなくても「かわいい」と言うには程遠いですね。

It is time I went there, went in silence, went alone. And maybe I would learn at last what no act or art or power can teach me, What I have never learned.
「する人生」をやめるのか,Ged。

sparrow hawkという鳥は,一応猛禽類ですが,カラスより小さくて弱い鳥なのでそうです。これをGedの通称に選んだというのは,センスですね。


Run!Run!Run!