ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 2-V Faramir (8)

2006-07-03 23:33:58 | Tolkien・HoME
ここはこう書き換えられました。

<下書き>
彼はそういう事にとても興味がありましたが,さらに彼はビルボを思っていました。「彼はそういう事を知りたがるだろう。最後に日記を付けてから随分経っているが今日は書けるな。」彼は(自分自身に)微笑んで「でも今彼はエルロンドの所にいて,ゴンドールで聞くよりよっぽど多くの事を学べるんだ! ああでも,彼は個別の話も好きだろうな。ああ,彼にまた会えるかなあ!」
</下書き>

なんか一見全然違うモノに変わってしまいましたね。でも,ビルボの趣味がいじらしいです。

これらは後で削除されてしまいますが,結局この直後からファラミアがゴンドールとローハンの歴史について語り始めます。(きっかけが消えて,ファラミアの語りが残ったという事) ただし,最初の版ではまだいろいろ細かい違いはあったそうです。

「我々は周りより運がよく賢かった:何故なら,海沿いの地方と,白の山脈から,強い種族を雇っていたからだ。」やがてこれは「ある時北からやってきた恐ろしく勇敢な人々が我々の国境を冒したが,彼らは冥王の召使ではない。Rohiroth,またはエオルの家の子と言う。後に我々は彼らにKalinardaの土地を譲渡した。以来その地はローハンと呼ばれている。我々はこの金髪の騎士達に反撃する事ができなかったが,彼らはやがて我々の臣下になり,同盟国になった。」

この時は「我々は(we)‥‥幸運で賢かった」と言ってますが,正式版では,"we"が"stewards "になっているんですね。この時は,まだローハンの人々がいつやってきたかについては言及してないそうです。そう言えば,8巻の初めの方だったと思いますが,ローハン建国の時期が,正式版と随分ずれていましたね。

ローハンの人々の起源に関する話は以下のように変ったそうです。
<下書き>
「‥我々の賢者の間では,彼らは我々の血縁であり言葉もつながりがあると言われている。それはヌメノール人と同じく,Beor,Hador,Halethの3家から続いている物だ。しかし,彼らは西へ渡らなかった。黄金の森の奥方のようにElvenhomeに戻らなかったエルフに似ている。エルフ達は上のエルフ,中のエルフ,森のエルフの3つに分かれた。人間は西にヌメノール人,中及び影にRohiroth,谷間の国や闇の森の人々,そして野人が住んでいた。ヌメノール人はやがて海を越えてやってきたが,Rohirothの人々とはお互いに似た物になってきた。我々は中の人となったが,他の記憶を持っている‥‥」
</下書き>

Run!Run!Run!