ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Sorcerer's Stone (1)

2006-07-14 21:51:59 | ハリポタ1巻
え? ホントにやりますよ!(笑)
6巻既読前提ですので,未読の方はご注意下さいね。今日は1回目につき,大サービスです。

Chapter 1: The Boy Who Lived (1)
初めて気が付きました。いや~読んでみるモンですね。バーノンおじさんが見た猫,つまりマクゴナゴル先生,「地図を読んでいた」は,自分で地図を広げて本当に見ていたのでしょうか?(笑) バーノンおじさんは,そこに地図なんかない,という事を確認していますし。

ジェームズ・ポッター氏は,ペチュニアの姉リリーの「good for nothing=役立たず者」の夫です。前にもどこかに書いたような気がしますが,ジェームズは非常に優秀な生徒でした。普通そんなに優秀なら,魔法省など,マグルにもなんとなくわかり易いお仕事をしているはず。で,またもしそんなタイプのお仕事ならば,いくら嫌いでもバーノンおじさんはそういう事は覚えている人です。しかし,彼の記憶にないという事は,何か人に言えない秘密のお仕事をしていたのかもしれません。

その日,ダドリーが覚えた言葉は「Won't!」でした。(笑)

さて,真夜中になって,ダンブルドア先生がやってきます。今まで見逃していましたが,彼は少なくても2回鼻を折った事があるそうで; それで曲がっているのね。(汗) 彼がマグルの世界を歩く時の「お約束」(笑),超ヘンないで立ちで登場です。

ここで・,‥‥この頃,誰が何をしていたのか,を順不同でまとめてみます。
ポッター一家は,この前夜まで全員健在で,Godric's Hollowにいました。
ダンブルドア先生は,既にホグワーツの校長で,マクゴナゴル先生は副校長です。
‥‥まあ,ここまではこの章で判る事ですよね。

スネイプ先生はこの年ホグワーツに採用されました。(5巻)
ダンブルドア先生が,スネイプ先生がこちらサイドの味方であるという証拠を,魔法省に提出したのは,おそらくこの年の事でしょう。(4巻)→目的はスネイプ先生をホグワーツに採用して,自分側のスパイとして利用する&ヴォ卿から保護する為だったと思われます。(6巻)

トレローニー先生がホッグス・ヘッドであの予言をし,若きセヴェルスがそれを立ち聞きしてヴォ卿に報告してから,2年ちょっと経っています。(5巻) 

レグルス・ブラックが亡くなってから2年経っています。(ブラック家家系図より)

シリウス・ブラックは,この直前に秘密の守人の役をワームテールに譲りました。(3巻)

ジニー・ウィーズリーは,生まれたばかりでした。ロンは生まれて1年半ちょっと,ハーマイオニーは2才になっていました。

ところで,ベラトリックス夫妻とクラウチ息子は,その頃どうしていたでしょう? あれ? これを考え始めたら,筆,じゃなくてキーボードが止まったぞ。(笑)

ロングボトム夫妻を襲った犯人,ベラトリックス・レストレンジは,裁判の時,闇の帝王は復活する!と言っていました。でも,ロングボトム夫妻を襲うようにとの命令は,当然,ヴォ卿元気なうちです。だから,ロングボトム家襲撃→ポッター家襲撃→ベラトリックス,クラウチ息子裁判,という順番で物事が進んだのですね。

ところが,ここで,疑問。

ロングボトム家襲撃に加担したデス・イーター達は,デス・イーターの中でも,とりわけ忠実な人達です。てことは,彼らは,わざわざ,「予言の子」と関係者を潰す為の「仲間」として選ばれた人達だったという事なのでしょうか? クラウチ息子,やるじゃん(ヘンな事に感心する私)

ヴォ卿は,どうやってハリーをターゲットにすると決めたのでしょう? ネビル,ハリー実物に「面接」してその上で決めたのでしょうか? それとも調査により決めたのでしょうか?

でも考えてもわからないので(笑),疑問は置いといて。。。

7/16ちょっと補足:
さらに気が付いてしまいました。当時,クラウチ息子は,ホグワーツ卒業してさほど経ってない年齢に見えました。(4巻) それでは,レグルス・ブラックに年近いのでは? え?もしかして,彼らは友達? あるいは年の近い先輩後輩? 名門純血ファミリー同士ですからね。可能性は大いにあります。で,スネイプ先生との年齢差です。ちょうど弟分としてかわいがりたい位の年の差ではありませんか。しかも,レグルスはにっくき奴の弟,クラウチ息子の父はもちろん,当時全てのデス・イーターの天敵と恐れられた,同名の人です。鍛え甲斐のある弟分達です。(笑)スネイプ先生の同級生でデス・イーターになった人はたくさんいる(4巻)というので,まあ,わかりませんけど,でも,いくらデス・イーターでも,全員が予言を知っていたのでしょうか? スネイプ先生は「予言立ち聞き」(6巻),クラウチ息子は「予言の関係者を潰す事に加担」(4巻),レグルス・ブラックには「R.A.B.(=予言を知っていた→メモをよく読んで下さいな(6巻))かもしれない疑惑」。コレ,偶然とは思えませんな。


troll

2006-07-14 21:25:55 | 英語・一般
英語ではいわゆるネット荒らしの事を「troll」と呼ぶのだそう。で,彼らはヘンな投稿をして,たくさんの人が煽られて反応する事を楽しんでいる事から,その語源は,trollという言葉自体に普通に「釣り」という意味があるのと,1度に大量の魚を釣るトロール漁法(trawl)と,皆様ご存知(笑)のtroll,に引っ掛けている,と聞いてびっくり。

「荒らしはほっといてください」は,英語で,

Don't feed the troll.

と言うのだそうです。もちろん,これは2重の意味がある言葉で,面白いですね~。


FOTR CD: 2-6: Lothlorien (2)

2006-07-14 21:16:05 | Tolkien・LOTR
随分間が空いてしまいましたが(^o^;),聴いてますよ。(笑)
今日はロスロリアンのエルフ達。映画では「息の音がうるさいから射る事だってできるぜ」って言われたのはギムリでしたが,原作では実はサム? あからさまにサムとは言われてませんが,彼が慌てて口を塞いだ所を見ると(笑)サムですね。

ハルディアは映画で見るよりずっと気さくな感じですね。(汗) で,彼の兄弟のルーミル,オロフィン,共通語をあまり話さないという事でしたが,時間あるんだから語学位勉強しろよな,って思わずツッコミを入れたくなりました。(笑)

皆でフレトの上でオーク達をやり過ごす場面は,ホビットの冒険で,霧ふり山脈脱出後,ワーグやオークから逃れようと木に登ったシーンを思い出します。また,川を渡るシーンも,例の,闇の森の川でボンブールが落ちたシーンを思い出させますね。今回は誰も落ちませんでしたが。ホビットの冒険とLOTRは,実はベースのプロットがほとんど一緒ですので,このように様々なシーンが対応しているのも面白い所ですね。映画にはこの辺りが入ってなかった(そう言えば,モリアに入る前にワーグに襲われるシーンも入ってなかった)のは,もしかすると,PJ達の頭の隅っこに,ホビットの冒険映画化,があったのかもしれないですね。(ただ,一向にその気配はないので,今はそれ言ってもしょうがないですけどね。。)

話は前後しますが,目隠しをされると言われて,急に頑固になるギムリが,かわいい。またここで急に「皆もだ。」と言い出すアラゴルンも,暖かいですね。(その後嬉しそうなギムリと,ブツブツ言うレゴラスも‥(笑))ガンダルフが一緒の間は,旅の仲間同士の会話は,道をどうするかとかビジネス的な物が主でしたが,この章に入ってからは,キャラクタがわかるようなやり取りが急に増えてきましたね。

章の最後に,アラゴルンが長々とアルウェンへの想いを語る所があります。原作ではアルウェンはほとんど顔を出す事はありませんが,顔を出さないからこそ,いろいろ想像して楽しめるキャラクタですね。映画のコメンタリーのどこかで,PJがどこか,アルウェンのシーンだったか?,TTTの例の余計なシーンを入れた辺りだったか?,それとも執政家に関して何か操作した所だったか?,‥‥どこだったか定かではありませんが,とにかく「何故そこでそれを言うか!?」な所だった事は確かです。彼は「映画では語り尽くせないシーンがあるが,見えないからこそ想像して楽しめるのだ」というような事を言っていて,誰の事を言っている!?,と,相当カッチ~~~ン!と来た記憶がございます。(笑)

HoME8 2-VII Journey to the Cross-Roads (2)

2006-07-14 21:10:51 | Tolkien・HoME
<下書き>
彼らは(ハリエニシダの茂みの下で)嬉しい休息です。しかし疲れ過ぎでまだ食べる気にはなれません。エフェル・ドゥアスから崩壊地をまたいで登る灯りに睨まれている様な気がします。山のギザギザの稜線が空をバックに脅すように浮かび上がっていました。

北側の山は,東側に向かって大きく凹み,その先は見えなくなっています。空を覆う影の下,道は川から北東へ曲がり,南からの道と合流して,凹凸の激しい地形の中にの中に[埋まっている?]ように見えました。

「これからどう行こうか?」とフロド。
「もう考えなくてはいけねえですか? 何時間か休むでしょう?」
「そうだ,お休みだよ~。しかし,いつかは行かなくてはならないよ。前ホビットさんにおはなしした十字路に」
「いつ着くんだい?」
「知らないよ。夜の終わりかも,あるいはそうでないかも。」
</下書き>

ここからメモに。

<メモ>
ゴラム,その日はほとんど留守。5:30出発。しかし十字路と頭なしの像の所に着いたのは翌朝。ゴラム,怖がる。天気の変化。エフェル・ドゥアスの空は黒い。雲か,煙? 轟音,サムが見えない。暗がりで森の中で目覚め,ミナス・モルグルを見る。邪悪な月のように輝く。月は出ていないのに。

ホビットの恐れ,指輪の重さ。。。(不明)。。,モルグルのベール,彼らは別のサイドから山に登る。フロドとサム,。。。。。道を見る。ミナス・モルグルから結構登った所で,雷鳴。門から黒の乗り手に率いられた軍。
</メモ>

この辺りはこのような下書きになります。
<下書き>
静かな森が暗闇になり,彼らは夜半前にストップ。彼らはヘンネス・アンヌーンから7リーグ歩いてきました。フロドは古い木のしたで休み,サムは傍で落ち着かない様子。彼は何度も目が覚めましたが,ゴラムが戻ってきません。どこかの穴で寝ていたのか,徘徊していたのか,彼は言いませんでしたが,朝の最初の光の頃に戻り,仲間を起こします。

「起きる時間だよ! 起きて! 遠くに行くから,ホビットさん,急がなきゃ!」
その日は昨日と同じ。ただ,一層静かになったという点を除いては。空気は重くなり,木の下に篭っているよう。まるで雷を育てているようです。ゴラムは立ち止まり,臭いを嗅ぎ,なにやら独り言をぼそっと言って,彼らをもっとせかします。
</下書き>

Run!Run!Run!