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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME7 XX : The Riders of Rohan (1)

2006-01-11 00:42:07 | Tolkien・HoME
初期のメモ:
<Sketch>
夕暮れ。夜。追っていくのはどんどん難しくなる。夜も続行。山の背に朝日。急斜面。レゴラスは遠くに鷲を見る。豊かな植生。彼らは黒の山脈(Black Mountains→今まで何度か出てきていますが,後の白の山脈です)を100マイル南方に見る。曲がりくねったエント川。オークの足跡は川を遡上。Rohiroth(→ロヒアリム)との出会い。彼らはファンゴルンに馬で行き,オークとの戦いでオークが全滅した事,オークを打ち負かした不思議な老人の事を聞く。彼らは誰も助からなかったと聞き,絶望に陥る。老人が現れる。

(後で追加)彼らは(最初)サルマンと思う。ガンダルフの復活と,彼の(モリア)脱出劇話。彼は白の魔法使いになる。「わしは殆どの事を忘れてしまった。ヘタに燃えたと言うべきか,良く燃えたと言うべきか」彼らはミナス・ティリスへ。(白のガンダルフ○知症説?がありますが,どうもそれを裏付ける話だ‥(^^;))

ガンダルフと鷲の戦いの話は後で語られなくてはならない。一部フロド(またはサム)の夢で,一部はオークの話から。(?フロドが捕らえれた時に塔から見る?)

ミナス・ティリスはHaradwaithを打ち負かす。彼らはオスギリアスを渡り,ナズグルを打ち負かし,ミナス・モルグルを破る。ダゴルラドまで進み,指輪所有者が捕らえられた事を知る。

そして木の鬚。
そしてフロド。
</Sketch>

Haradwaithというのは,初期の地図でベルファラスの辺りにあった国だそうです。
それにしても,最初ローハンとアイゼンガルドとの戦いって,なかったと言うか,おそらく,「ガンダルフと鷲の戦い」という奴がその原形だったのでしょうか?

さらに別のメモ:これがまた,めちゃ楽しい(笑)

<Sketch>
(1) Greyfax(Shadowfax=飛蔭へ改名),ハルバラド。ガンダルフの馬再登場。裂け谷から送られる。500~600マイルあるので,10~14日かかる。
(あらびっくりですね。ハルバラドは元々馬の名前だったと前にも出てはきましたが,「裂け谷から送られる」,この時点でもまだ「馬」なんですね。(笑)しかしどうやってガンダルフは飛蔭を読んだのだろうとクリストファーさんは突っ込んでいます(笑))

(2) RohirothはWoodmenとビヨルン一党の親類。北部の古い人間達。しかし彼らはGnomish(ヌメノールとOndorの言葉)と共通語を話す。
(「Woodmen」あ~,何かいましたよね。ホビットの冒険で。ビヨルンの家の周りに住んでいるという人々が。)

(3) Trotter should know Eomer. (って,トロッターはエオメルを知るべきだ,知っているだろう,知っているばずだ,‥どれだろう?)

(4) Marhad。Marhathは2番目の長。(余白に,Marhad Marhath Marhelm Marhun Marhyse Marulf)(こりゃ何のこっちゃ?と思ったら,ローハンの人々の名前は,初期は,Eo-,の他に,Mar-としていたのだそうです)

(5) Eowyn Elfsheen エオムンドの娘?
(エオウィン,最初はローハンの白の姫君(The White Lady of Rohan)でなく,エルフの輝き(sheen)だったのですね。いずれにしろ,大変美しい名前です。。)
</Sketch>

クリストファーさんによると,初期のローハンの記述は大変複雑と言うか,最初に書かれたものが消されてその上に書かれたり,途中で棄てられたり,と,いろいろな複雑な事情があって,それらの断片が残っている,というような状態なのだそうです。と,いう事で,最初に書かれたと思われるものを「A」,「A」が消された上に書かれたものや,その後訂正されたものを「B」と分けています。

当然? より早い時期のアイディアである「A」には何が書かれていたのか,とても興味ありますよね! ‥という事で,まず,明日は「A」に残っているお話です。


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