ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 2-VIII:Kirith Ungol (2)

2006-07-21 00:12:53 | Tolkien・HoME
お父さんはここでまた新しいスケッチを書きます。
<下書き>
ゴラムはまた先頭に立ちます。あの道じゃない,しかしその声は涙か口笛のように聞こえました。彼らはゴラムについて道を離れ,谷の北側の暗がりに向かって登っていきます。下の町からは目をそらし,しかし振り返りながら進みます。

登るうちに少し楽になってきました。しかしやがて彼らは山の肩の狭い場所でそれ以上勧めなくなります。

燐光のような光を発する物が突然飛び上がり,雷鳴が。(その後,解読不能)。。。何やら甲高い叫び声,そしてモルグルの兵士達の進軍。
</下書き>

ここから全く新しいキリス・ウンゴルの物語が始まるそうです。(すごい勢いで書かれているそーな)

<下書き>
長い黒の列。黒の乗り手が先頭に。フロドは指輪をはめたい衝動にかられるが,彼らは行ってしまう。嵐が起きる。オスギリアスへ向かい川を渡るだろう。ファラミアは? 彼らをやっつけるのか?
(長い登り,フロド,玻璃瓶を使う)
トンネルへ。半分ほどで蜘蛛の巣。ゴラムはこれについて説明しない。フロド,つらぬき丸で道を切り開く。サムも協力。反対側に出て,苦労の末階段を見つける。谷はもう見えない。階段はどんどん登る。
ゴラム,尻込み。彼らは疑い始める。蜘蛛について書く? べレンがドリアスで戦っていた頃から,蜘蛛形の巨大生物が生きていた。彼らは巣を張って,待ち伏せしていた。闇の森の黒い生物より怖い生物だ。ゴラムは彼らを知っていて自分の為に使おうとしていた。
彼らはようやく上に着く。まだ怖い者に睨まれている幹事。広大な暗がりに続く道が見える,上方に小さな塔。(キリス・ウンゴルの塔)
何の塔かと思うフロド。ゴラム,抜け駆け。フロドは恐怖で一杯になる。しかしサムは,思ったより遠くに参りましただ,早く行って終わらせましょう,と言う。

彼らが進みだすと,サムが何かに捕まる。彼は怒って振り切り,フロドに向かって叫ぶ。しかし彼は彼を捕まえた大きな蜘蛛を見る。急いで向かうと蜘蛛は逃げる。割れ目からたくさん-が出てくるが,皆急いでいて彼に気付かない。
</下書き>

ここで,蜘蛛が襲ったのはフロドなのかサムなのか。(どちらとも取れるように書いてあります)フロドのように見えますが,クリストファーさんは最初のこの原稿に限っては,あえてサムではないかと言います。

また次の下書きへ。

<下書き>
サムは蜘蛛達が割れ目から出てくるのを見る。フロドに言おうとしたが,彼はいない。その時後ろから捕まる。ゴラムだ。ゴラムはサムの剣を取ろうとする。サムは棒を取り出し,ゴラムを殴る。ゴラムは逃げる。サム逃げ際にもう一打ち。フロドを捜す。しかし,遅かった。大きな蜘蛛達が取り巻いている。サムは剣を振りかざすが無視される。(わ,笑ってもいいですか‥)すると,彼はフロドの手元につらぬき丸を見る。(傍で2~3匹死んでいる) サムは,蜘蛛達をつらぬき丸で追い払う。フロドは死んだようだ。蜘蛛達に刺されたのだ。サム,玻璃瓶を使う。ガラドリエルの鏡を思い出す。しかし,何をしてもだめ。ゴラムへの怒り爆発のサム。長い間,座り尽くす。
サムは,以前,やる事がごぜえますだ,と言ったのを思い出す。玻璃瓶とつらぬき丸を持ってベルトを締め,「2本刃のサムだ。(Sam the two-sworded)」と宣言。強くなる事,復讐する事を誓う。彼は死に向かって突き進み,バラド=ドゥアの目に突っ込む事を決意する。
</下書き>

以前の下書きでもそうだったのですが,蜘蛛は複数なんですね。ビルボが闇の森で複数の蜘蛛を相手にしたので,まあ,それが自然な流れだったのでしょうね。


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