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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

[速報]香川県の不当人事評価撤回裁判、地裁で勝訴

2014年01月28日 | こども危機
 ◎ 中学教諭の勤務評定訴訟 高松地裁が人事委の判定取り消す判決
 香川県の公立中学校の男性教諭が「不当な勤務評定を受けた」と県の人事委員会などを相手に裁判を起こしていました。高松地裁は27日、「客観的な資料に基づかず、一方的に不利な事実を認定した」として、原告の訴えを一部認める判決を言い渡しました。
 訴えを起こしていたのは、香川県の公立中学校教諭 藤田英晃さん(55)です。訴えによりますと、藤田さんは2007年12月、当時勤めていた高松市の中学校で、校長と教頭から「期末勤勉手当」の評定で4段階中の最低ランクを受けました。
 藤田さんはその年、指導していた吹奏楽部を初めて四国大会に導きました。しかし、夏休みのお盆期間の練習を休みにするという取り決めや、近隣住民からの騒音の苦情を受けて練習時間を短くするようにという教頭の指導などに従っていませんでした。
 27日の判決で、高松地裁の福田裁判長は、「四国大会を控えて練習時間を確保する必要があったという事情は十分理解でき、著しく低い評価をすることは相当ではない」などと指摘。藤田さんの不服申し立てを却下した県人事委員会の判定を取り消すよう命じる判決を言い渡しました
 一方、県や市に対する損害賠償などの訴えは退けました。
 香川県人事委員会は、判決内容を精査し、控訴するかも含めて検討するとしています。
『KSB瀬戸内海放送』(2014年01月27日)
http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/703
※参考記事 《新勤評を許さない12・19全国集会 資料》
http://wind.ap.teacup.com/people/4752.html
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