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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

Change.org:札幌での2030冬季オリンピック、やめて!

2022年02月14日 | 平和憲法
  《Change.org》
 ◆ 2030冬季オリンピック・パラリンピック招致に反対します

 札幌市はもう開催ありきのような感じで招致アピールを街中でも盛んにやってます。予想されるリスクや私たち市民の負担などについては全く言及しません。
 開発が進むとか、子どもたちに希望をとか夢みたいな良いことしか言わない。
 地元の情報番組も気運を高めることに一役買っている状況です。

 私が招致に反対する理由としては、多額の税金が投入され、当初の見積もりより更に莫大に膨れ上がる恐れがあり、そのツケは次世代にまで及ぶということです。
 昨年の夏に開催された東京オリンピックを見ても明らかです。

 立候補段階の経費見積もりは7340億円でした。これが開催前には、ほぼ倍の1兆3500億円になり、コロナ禍による延期で更に3000億円近くも増えました。
 オリンピックのためならいくら金を注ぎ込んでも構わないと考えているように思えてなりません。この莫大な額を引き受けるのは国か東京都ですが、元は私たちが払ってきた税金です。
 この東京オリンピックの清算や検証、国民への丁寧な説明など総括がほぼないまま、オリパラ組織委員会会長の橋本聖子参院議員は札幌にオリンピックを持ってこようとしています。
 札幌市の市債残高は2020年度決算では1兆6599億円、赤ちゃんからお年寄りまで一人約57万円もの借金を背負っているという非常に厳しい財政状況です。
 そして札幌ドームが日本ハムファイターズの本拠地ではなくなるので、今後さらに財政的に苦しくなることが予想されます。
 更に危惧されるのは大雪です。
 今年の冬は本当に雪が多く大きな道路の除排雪も満足に行き届いていないのが現実です。道幅が狭くて人も車も慎重に譲り合いながら通るしかない。いつもより大幅に時間がかかり神経を使い、市民は大変な苦労をしています。
 雪害と言っていい災害レベルかもしれません。

 こんな大雪の中でオリンピックを開催するとしたら、安全に公平に競技を続けることが困難になる可能性があります。競技に遅れが出て思わぬ出費となり、経費がかさむかもしれません。
 オリンピック開催は雪が多い札幌にとってリスクが大きいと思います。

 今年の3月には全道の住民に対して開催の是非を問う「意向調査」を行うそうです。楽しい宴のあとには必ず重いツケが待っています。結局、そのツケを払わされるのは私たち市民です。
 札幌市は、冬季オリンピックについて、開催経費の甘い見積もりや隠しごとなどは決してせず、想定されるリスクや負担なども私たち市民にしっかりと説明した上で道民の意向調査をしてほしい。
 そしてその意向を必ず尊重してほしいと心からお願いしたいです。

 コロナの影響で厳しい生活を強いられている方は札幌にも多くいらっしゃるでしょう。オリンピックのことを考えるより、いま苦しんでいる人たちを救うのが政治の役目です。

『Change.org』



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