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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「まるで戦争のようなこの問題に対してたたかっていかなければならない」アナンド・グローバー氏

2012年11月28日 | フクシマ原発震災
  達成可能な最高水準の心身の健康を享受する権利に関する
  国連人権理事会特別報告者
 ▼ アナンド・グローバー氏のプレス・ステートメント
  Anand Grover, Special Rapporteur on the right of everyone to the enjoyment of the highest attainable standard of physical and mental health

  2012年11月26日 東京

記者会見する国連人権理事会の特別報告者アナンド・グローバー氏=26日、
東京・内幸町の日本記者クラブ 写真:言論・表現の自由を守る会垣内つね子事務局長

 記者会見 日本記者クラブHP
http://www.jnpc.or.jp/
 司会 日本記者クラブ企画委員 杉田弘毅(共同通信)
 通訳 長井鞠子(サイマル・インターナショナル)

 ※プレスステートメント(国連広報センターHP)
http://unic.or.jp/unic/press_release/2869/
 ※国連人権理事会のページ
http://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/Pages/HRCIndex.aspx
 ※日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2012/11/r00025092/
 ■ グローバー氏は、日本政府に対して、
 市民から聴取した問題を具体的に指摘したうえで、
 被害に合われた人々、特に社会的弱者を、健康管理調査の策定、避難所の設計、汚染除去の実施等すべての意思決定プロセスに十分に参加させるよう要請しました。
 ■ 質疑応答:加来氏(地球の子ども新聞)の避難区域の解除に関する質問に対するグローバー氏の回答
 【48分】グローバー氏:英語
 【53分】通訳:日本語

 避難基準:避難区域の指定解除に住民が参加する問題で、健康に対する権利とは、あらゆる意思決定に住民が参加しなければならない。
 実際の実行やモニタリングにも、日本国民はまとまってひとつになって、まるで戦争のようなこの問題に対して、戦っていかなければならず、この戦いの中のあらゆるプロセスにおいて専門家だけではなくて、政府は専門家だけに決定しようとしているかもしれませんけれども、専門家だけでやることがベストのやり方だとは思いません。
 「健康に対する権利」という枠組みからしても、全ての国民が参加をしていく事が必要であろうと思っています。
 コミュニティー全体がかかわることが重要。

 ※プレス・ステートメント全文
 (前半)http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/24253885.html
 (後半)http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/24253901.html
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 ※達成可能な最高水準の心身の健康を享受する権利(「健康を享受する権利」)に関する国連人権理事会特別報告者とは、
 健康を享受する権利の実現に関して国連人権理事会および国連総会に報告・勧告する独立専門家です。
 国連人権理事会から任命を受けているものの、国連に雇われているわけではなく、名誉職という立場で今回の任務を遂行し、独立専門家として、結論と提言をまとめるべく、専門的判断を下します。
 本日の記者会見での発表は、予備的考察の一部であり、ドラフトを政府に提出し、2013年2月末から3月に開催される国連人権理事会に報告し、厳しい編集を経て6月の人権理事会で最終報告される予定です。
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 言論・表現の自由を守る会は、10月31日の第2回UPR審査においてサイドイベントで提起した3つの勧告の実現を目指して、2013年2月の人権理事会に出席し日本政府に受け入れるよう求め発言する予定です。
 当会が提案した3つの勧告の最重要課題が「フクシマ」の問題であり、これが世界の最大の人権問題であることを告発して勧告案を提案したことによって、双葉町やチェルノブイリ以後被ばく問題に取り組んできた多くの被害者と関係者・市民のみなさんに対して、世界人権宣言と国際人権規約で保障されている人類普遍の基本的人権の視点で問題を提起し、さらに今回の特別報告者の来日調査に協力いただきました。
 おかげさまで10日間にわたる報告者の調査と彼の報告書作成に、貴重な情報と資料の提供を行い、大きく寄与することができました。
 この間、当会の国連における活動や、特別報告者による聞き取り調査等にご協力いただきました被災者のみなさんと多くの市民のみなさん、国の内外のNGOと報道関係者のみなさまに、あらためてお礼を申し上げます。
 ありがとうございました。

 ◇当会の国連と特別報告者による調査等の報告会日程◇
 12月15・16日 日比谷公園「さよなら原発世界大集会」国連報告ブース(予定)
 12月25日(火)午後7時 スペースタンポポ


多くの皆様のご参加をお待ちしています。

『今 言論・表現の自由があぶない!』(2012/11/26)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/24251979.html
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