東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載歓迎。重複はご容赦下さい。一部報道関係者にも送信しています。)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆「君が代」解雇裁判・北九州ココロ裁判、昨日またもや最高裁不当判決
昨日(7月14日)、「君が代」解雇裁判・北九州ココロ裁判で最高裁第1小法廷は、またもや「上告棄却」の不当判決を出しました。
昨日の法廷では、「君が代」解雇事件(再雇用取消・損害賠償事件)と北九州ココロ裁判(損害賠償事件、処分取消請求事件)の計3つ事件の判決が同一法廷で、解雇事件→北九州事件(2つの事件)の順番で判決言い渡しがありました。
判決文は、7月4日の中島さん処分事件・木川さん再任用拒否事件(第2小法廷)と全く同じでした。本件職務命令を「合憲」として「上告を棄却」して、「理由」は結論のみです。宮川光治裁判官の反対意見、金築誠志裁判官の補足意見がありました(6月6日、嘱託採用拒否事件と同様)。
これで最高裁の「君が代」強制を「合憲」とする判決は、5月30日から累計10件(神奈川予防訴訟を含む)となりました。
※朝日新聞速報ニュース(下記クリックで出ます)
↓
http://www.asahi.com/national/update/0714/TKY201107140618.html
◆判決文 補足意見も含めて僅か2ページ
<主文(引用)> 両事件共通
本件上告を棄却する。
上告費用は上告人の負担とする。
<理由(引用)> ( )内は近藤の注
1.職務命令の憲法19条違反について(中島さん、木川さん事件と全く同じ文章)
原審の適法に確定した事実関係の下において、本件職務命令が憲法19条に違反するものでないことは、当裁判所大法廷判決(4件の大法廷判決の事件名)の趣旨に徴して明らかというべきである(申谷さん事件、嘱託採用拒否事件、八王子中学校教員処分事件、広島県高校教員処分事件、参照)。所論の点に関する原審の判断は、是認することができる。論旨は採用することができない。
2.その余の上告理由について(上記4事件と全く同じ文章で教育の自由の主張を門前払いで斥ける)
論旨は、違憲をいうが、その実質は事実誤認又は単なる法令違反をいうものであって、民訴法312条1項及び2項に規定する事由のいずれにも該当しない。
◆「右へならえ。以下同文」のヒドイ判決!
最高裁は「権力の番犬」か
今回の第1小法廷判決は、7月4日の第2小法廷判決(中島さん、木川さん事件)と全く同じ文章です。「右へならえ・以下同文」のヒドイ判決です(判決に値しない)。小法廷が異なっても同じ文章ということは、最高裁裁判官が「自分の頭で考える」ことを止めて「思考停止状態」にあるということです。
これは、最高裁が、「司法の良心」を投げ捨てて「国家権力の意思」によって機械的に判決を出す「権力の番犬」になったと思わざるを得ません。
◆来週の最高裁判決
★小学校教員安部さん・06年戒告処分取消請求事件 第3小法廷判決
*時間の間違えないで下さい。
7月19日(火)
15時 最高裁南門集合
15時20分 傍聴整理券交付〆切
16時 判決言い渡し
#最高裁への行き方 地下鉄永田町下車・4番出口・徒歩5分(左記出口から青山通りを三宅坂交差点方面に下る。)
◆再発防止研修抗議・該当者支援行動へ来て下さい!!
●該当者 卒・入学式で処分された教職員の内退職者を除く3名(都立高校2名・減給6月、特別支援学校1名・戒告)
●再発防止研修=「反省・転向」のための二重処分、被処分者に対する「見せしめ」「懲罰」「イジメ」
●事前課題提出の強要=内心の表白を迫り「思想・良心の自由」を侵害するものです。
★☆当日の再発防止研修抗議・該当者支援行動
当日の行動開始時間が早いので、「きついよ」との声もありますが、本当に「きつい」のは「該当者」です。イジメを許すな!!
7月21日(木) 報道関係者の取材歓迎
場所:都教職員研修センター前
(JR・地下鉄水道橋、都立工芸高校隣)
8時30分 行動開始、該当者激励・支援
8時45分~ 都高教申し入れ、弁護団申し入れ
11時15分頃~ 研修終了後、該当者激励行動
◆いよいよ二次訴訟、東京地裁が近付く~支援・傍聴を!
*報道関係者の取材歓迎*
★(重要)東京「君が代」裁判二次訴訟・東京地裁判決
(原告66名、05・06年処分取消請求)
*6月16日の予定が7月25日に延期となりました。
7月25日(月)
12時15分 原告・支援者、弁護士会館集合
12時30分 裁判所へ行進開始(大勢の参加を)
12時50分(予定) 傍聴整理券交付〆切
13時10分 開廷
東京地裁103号(大法廷・定員100名)
13時20分(予定) 旗だし
終了後、報告集会 社会文化会館(案内あり)判決資料配付予定
15時30分 記者会見 司法記者クラブ(裁判所2F)
*事前の記者レク(弁護団・原告団による事前説明会)
7月19日(火)11時 司法記者クラブ(裁判所2F)
*東京地裁・高裁の行き方 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。
下記HPで行動予定、裁判資料、判決文、声明文など入手可能。最高裁判決の動き、
行動予定等を速報で掲載しました。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP↓(7月9日新規更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆「君が代」解雇裁判・北九州ココロ裁判、昨日またもや最高裁不当判決
昨日(7月14日)、「君が代」解雇裁判・北九州ココロ裁判で最高裁第1小法廷は、またもや「上告棄却」の不当判決を出しました。
昨日の法廷では、「君が代」解雇事件(再雇用取消・損害賠償事件)と北九州ココロ裁判(損害賠償事件、処分取消請求事件)の計3つ事件の判決が同一法廷で、解雇事件→北九州事件(2つの事件)の順番で判決言い渡しがありました。
判決文は、7月4日の中島さん処分事件・木川さん再任用拒否事件(第2小法廷)と全く同じでした。本件職務命令を「合憲」として「上告を棄却」して、「理由」は結論のみです。宮川光治裁判官の反対意見、金築誠志裁判官の補足意見がありました(6月6日、嘱託採用拒否事件と同様)。
これで最高裁の「君が代」強制を「合憲」とする判決は、5月30日から累計10件(神奈川予防訴訟を含む)となりました。
※朝日新聞速報ニュース(下記クリックで出ます)
↓
http://www.asahi.com/national/update/0714/TKY201107140618.html
◆判決文 補足意見も含めて僅か2ページ
<主文(引用)> 両事件共通
本件上告を棄却する。
上告費用は上告人の負担とする。
<理由(引用)> ( )内は近藤の注
1.職務命令の憲法19条違反について(中島さん、木川さん事件と全く同じ文章)
原審の適法に確定した事実関係の下において、本件職務命令が憲法19条に違反するものでないことは、当裁判所大法廷判決(4件の大法廷判決の事件名)の趣旨に徴して明らかというべきである(申谷さん事件、嘱託採用拒否事件、八王子中学校教員処分事件、広島県高校教員処分事件、参照)。所論の点に関する原審の判断は、是認することができる。論旨は採用することができない。
2.その余の上告理由について(上記4事件と全く同じ文章で教育の自由の主張を門前払いで斥ける)
論旨は、違憲をいうが、その実質は事実誤認又は単なる法令違反をいうものであって、民訴法312条1項及び2項に規定する事由のいずれにも該当しない。
◆「右へならえ。以下同文」のヒドイ判決!
最高裁は「権力の番犬」か
今回の第1小法廷判決は、7月4日の第2小法廷判決(中島さん、木川さん事件)と全く同じ文章です。「右へならえ・以下同文」のヒドイ判決です(判決に値しない)。小法廷が異なっても同じ文章ということは、最高裁裁判官が「自分の頭で考える」ことを止めて「思考停止状態」にあるということです。
これは、最高裁が、「司法の良心」を投げ捨てて「国家権力の意思」によって機械的に判決を出す「権力の番犬」になったと思わざるを得ません。
◆来週の最高裁判決
★小学校教員安部さん・06年戒告処分取消請求事件 第3小法廷判決
*時間の間違えないで下さい。
7月19日(火)
15時 最高裁南門集合
15時20分 傍聴整理券交付〆切
16時 判決言い渡し
#最高裁への行き方 地下鉄永田町下車・4番出口・徒歩5分(左記出口から青山通りを三宅坂交差点方面に下る。)
◆再発防止研修抗議・該当者支援行動へ来て下さい!!
●該当者 卒・入学式で処分された教職員の内退職者を除く3名(都立高校2名・減給6月、特別支援学校1名・戒告)
●再発防止研修=「反省・転向」のための二重処分、被処分者に対する「見せしめ」「懲罰」「イジメ」
●事前課題提出の強要=内心の表白を迫り「思想・良心の自由」を侵害するものです。
★☆当日の再発防止研修抗議・該当者支援行動
当日の行動開始時間が早いので、「きついよ」との声もありますが、本当に「きつい」のは「該当者」です。イジメを許すな!!
7月21日(木) 報道関係者の取材歓迎
場所:都教職員研修センター前
(JR・地下鉄水道橋、都立工芸高校隣)
8時30分 行動開始、該当者激励・支援
8時45分~ 都高教申し入れ、弁護団申し入れ
11時15分頃~ 研修終了後、該当者激励行動
◆いよいよ二次訴訟、東京地裁が近付く~支援・傍聴を!
*報道関係者の取材歓迎*
★(重要)東京「君が代」裁判二次訴訟・東京地裁判決
(原告66名、05・06年処分取消請求)
*6月16日の予定が7月25日に延期となりました。
7月25日(月)
12時15分 原告・支援者、弁護士会館集合
12時30分 裁判所へ行進開始(大勢の参加を)
12時50分(予定) 傍聴整理券交付〆切
13時10分 開廷
東京地裁103号(大法廷・定員100名)
13時20分(予定) 旗だし
終了後、報告集会 社会文化会館(案内あり)判決資料配付予定
15時30分 記者会見 司法記者クラブ(裁判所2F)
*事前の記者レク(弁護団・原告団による事前説明会)
7月19日(火)11時 司法記者クラブ(裁判所2F)
*東京地裁・高裁の行き方 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。
下記HPで行動予定、裁判資料、判決文、声明文など入手可能。最高裁判決の動き、
行動予定等を速報で掲載しました。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
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