パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

魔法のiランド「藤田の日記」から抜き書き

2005年05月14日 | 藤田の部屋
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 2005年5月12日(木曜日)     栄光     (第二回公判の日の日記)
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 本日、法廷にて教員撮影の板橋高校卒業式ビデオ上映。
 一時間余、じっと被告席に座って見ているのが拷問、映像では卒業生、皆姿勢ほとんど崩さずにいる。恐れ入った。
 司会、「国歌斉唱」の発声、直後、さっと270名の卒業生のほとんどが着席、一部「座れ」との煽りの声かかるもその必要性もなし。
 校長、「立ちなさい、立って歌いなさい」、と何度も叫んでいる。虚しき響き。
 都議、土屋、「日本人なら立って歌いなさい、恥ずかしくないのか」、なる趣旨の発声、相手にされず。相当、頭に来たと思われる。
 起立していた数少ない卒業生のうちの一人が、「思想信条の自由はどうなんだ」と発言。
 答えて教頭、「ほんとに信条のあるもの以外は立ちなさい」、と言う。妙なる答えである。少数の起立している卒業生への侮辱ともなる。常に少数派が正しいとすれば、この状況では起立を貫いた数少ない諸君の勇気を讃うべきか。
 式、最後、「旅立ちの日に」の合唱、見事であった。強制された歌との対比が鮮やか。全盲の少女、Iちゃんのピアノ伴奏の音が、永遠のこだまの如く式場に流れていった。
 若き諸君に栄光あれ。

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 2005年5月13日(金曜日)     愚か     (第二回公判の翌日の日記)
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 来賓一名は、卒業生の入場前の待ち時間に保護者席に語りかけて「退場処分」、「家宅捜索」、「起訴」され裁判所より召喚状が来る。
 来賓一名は、式の最中に己の政治的発言をなして卒業生を威嚇し、かつ国歌斉唱中に携帯にて写真撮影し何事もなく今都議選で走り回っている。
 なんたる落差よ。都議の政治的発言を許容したのであるから、来年の卒業式は左右の都議が式最中にお互いの信条を喚きあう場となるのであろう。
 彼は心中、落選の恐怖でノイローゼ状態であろうと推量する。猿は落ちても猿であるが、議員は落ちたらゴキブリだ。
 板橋選挙区は民主党がもう一名出たから、前回最下位の彼は精神的にきついだろう。
 民主党という政党も変な政党だ。菅がいて西村慎吾がいる。一体、どうなっているのだ。都議会民主党なんていうのは、右翼の溜まり場なのか。
 給料の他に政策立案のためとか称して月、60万円ほども手中にする。何に使おうと野放しだ。日本の社会はこれらの特権的議員と高級官僚とが食い潰してしまった。こんな議員を選ぶ日本の民衆も愚かといえば愚かである。

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