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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

処分撤回を求めて(533)

2022年04月30日 | 日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤徹です。

 ◆ 憲法が生きる教育のために「君が代」処分撤回を求めて
   ~東京「君が代」裁判五次訴訟第4回弁論の報告


 サンフランシスコ講和条約で沖縄、奄美諸島が日本から切り離された「屈辱の日」から丁度70年の4月28日、東京「君が代」裁判五次訴訟第4回弁論が東京地裁で行なわました。
 「日の丸・君が代」を強制する東京都教委の10・23通達(2003年)に基づく不当処分撤回を求めて闘い続けて18年6月余。憲法で保障された思想・良心の自由、教育の自由を守り、教育に生かすために絶対に譲ることが出来ない闘いです。
 1~4次の訴訟を受け継ぎ、完全勝訴を目指す原告15名(都立学校現・元教員 内現職7名)の大型訴訟で、都教委と係争中の東京で唯一の「君が代」訴訟です。
 今回法廷が狭い(21名)ため入廷できない人が多数でたのは残念です。裁判所には引き続き大法廷(48名)での審理を求めます。
 今次弁論から裁判長が交代したので、冒頭、更新弁論の手続きがありました。
 単なる形式上の手続きですが、弁護団からK弁護士が新裁判長に対してこの裁判の経緯・争点・趣旨を手短に述べました。
 その後、原告2名、弁護士1名が意見陳述しました。
 原告Aさんは、2次訴訟で減給処分が最高裁で取り消されたのに、都教委が改めて戒告処分を発令(再処分)したことは、「二重罰」であると述べ、その撤回を求めました
 原告Sさんは、都教委の異常な「日の丸・君が代」強制の歴史と実態を、自らの体験に基づいて述べ、生徒をターゲットに「圧力」をかける教育破壊そのものであると告発しました。
 S弁護士は、「国旗国歌法」成立過程で「尊重義務規定」が除外されたのに、都教委の10・23通達による強制は立法趣旨から見ても許されない暴走であると解明しました。
 「『日の丸・君が代』強制は戦争への道」。私たちはあきらめず勝利するまで闘い抜きます。東京の学校に憲法を取り戻すために。これからも傍聴・支援をお願いします!
 <次回以降の予定>

 ★ 東京「君が代」裁判五次訴訟第5回口頭弁論
   7月14日(木)
15時30分 傍聴希望者集合(裁判所前で事務局の案内あり)
   16時 開廷 東京地裁709号(定員42名→入廷者数21名)
   意見陳述(予定) 原告2名、弁護士1名

 ★ 東京「君が代」裁判五次訴訟第6回口頭弁論
   9月12日(月)
13時30分 傍聴希望者集合(裁判所前で事務局の案内あり)
   14時 開廷 東京地裁631号(入廷者数21名)又は103号(大法廷・入廷者数48名)

 <東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。

 <お問い合わせは下記まで>
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会東京「君が代」裁判原告団事務局長 近藤 徹  携帯:09053278318
被処分者の会HP↓
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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