<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
11月8日の都教委定例会に出された資料の中に、「都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)(案)の骨子」というものがあり、その中に、▲ <オリンピック・パラリンピック教委の推進>という項目がありました。
そしてその(1)に上げられているのが「ボランティアマインドの醸成」でした。そこには次のようなことが述べてありました。
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・・新たに全ての都立高校に、「ボランティアサポートチーム」を編成し、各学校で組織的、計画的にボランティア活動が一層推進される仕組みを構築します。また、都立高校生等によるボランティアサミットを開催し、都立高校全体で社会貢献の機運を高め、共生社会実現の担い手としての意識向上を図ります。さらに、東京2020大会開催時には、多くの生徒が様々な形でボランティアとして活躍できるよう、関係機関等と調整を図っていきます。
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簡単に言うなら、都教委は、「ボランティア」の名の下に、東京2020大会への都立高校生の「総動員」を考えているという事です。
ところで、今年7月10日に角川新書から、『ブラックボランティア』(本間龍著)という本が出版されました。
筆者はその中で、現在進められつつある、東京2020大会の「ボランティア」の欺瞞性・犯罪性を鋭く告発しています。
この本は以下のような章立てになっています。
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組織委の人々は、当然ながらそれぞれの所属先から給与を得て五輪の仕事をしており、その額は、日本の正社員給与平均が約400万円と言われる現在にあって、相当な高給与である。ちなみにマーケティング関連業務すべてを担当する電通社員の平均給与は年間約1200万円といわれている。
そんな高給取りの人々が、11万人以上もの国民に「おもてなしをするためにタダで働け」とささやくのが東京五輪なのだ。
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しかし、都立高校の教員がどれほど、こうしたことを理解しているでしょうか。
でも、都立高校生の中には、そうした欺瞞性を早くから見抜いていた生徒がいました。
2年前、都立SY高校のH君は、学校内の「Y新聞」に、<ボランティアは学校主導より生徒の自主性に任せよ>という社説を載せました。
しかし、この社説は学校側の介入で削除されたました。
私たちのオリンピック教育批判ビラには、下方に「<高校生の政治活動ホットライン>弁護士が対応しますので、・・ご連絡ください」と書いてあります。
ということで、この間、SY高校の生徒からこの問題を聞きました。
また、「日刊ゲンダイ」11月20日号に、斎藤貴男さんが、<高校生の言論の自由が脅かされている衝撃>と言うタイトルで記事にされました。
そこで、最新号のビラ第14弾には、本『ブラックボランティア』の表紙の写真と、H君の上記の社説を紹介しました。
また、ビラのタイトルは<沖縄から「風」は常に吹いている>というもので、男女高校生の対話の形で紹介しました。
この対話は、2月の県民投票に向けて、<「辺野古」県民投票の会>の元山仁士郎さん(一橋大学院生)が、岩波書店の雑誌「世界」12月号に書いた論文、「もっと風を吹かせる~県民投票で民意を重ねて示す~」をもとにしたものです。
ビラまきは、昨日から始めました。
次回以降に報告します。
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/
11月8日の都教委定例会に出された資料の中に、「都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)(案)の骨子」というものがあり、その中に、▲ <オリンピック・パラリンピック教委の推進>という項目がありました。
そしてその(1)に上げられているのが「ボランティアマインドの醸成」でした。そこには次のようなことが述べてありました。
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・・新たに全ての都立高校に、「ボランティアサポートチーム」を編成し、各学校で組織的、計画的にボランティア活動が一層推進される仕組みを構築します。また、都立高校生等によるボランティアサミットを開催し、都立高校全体で社会貢献の機運を高め、共生社会実現の担い手としての意識向上を図ります。さらに、東京2020大会開催時には、多くの生徒が様々な形でボランティアとして活躍できるよう、関係機関等と調整を図っていきます。
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簡単に言うなら、都教委は、「ボランティア」の名の下に、東京2020大会への都立高校生の「総動員」を考えているという事です。
ところで、今年7月10日に角川新書から、『ブラックボランティア』(本間龍著)という本が出版されました。
筆者はその中で、現在進められつつある、東京2020大会の「ボランティア」の欺瞞性・犯罪性を鋭く告発しています。
この本は以下のような章立てになっています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~そして、「第四章 東京五輪、搾取の構造」のところでは、以下のように述べられています。
第一章 10万人以上のボランティアをタダで使役
第二章 史上空前規模の商業イベント
第三章 ボランティアの定義と相容れない東京五輪
第四章 東京五輪、搾取の構造
第五章 なぜやりがい搾取が報道されないのか
第六章 問題を伝え続けること
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組織委の人々は、当然ながらそれぞれの所属先から給与を得て五輪の仕事をしており、その額は、日本の正社員給与平均が約400万円と言われる現在にあって、相当な高給与である。ちなみにマーケティング関連業務すべてを担当する電通社員の平均給与は年間約1200万円といわれている。
そんな高給取りの人々が、11万人以上もの国民に「おもてなしをするためにタダで働け」とささやくのが東京五輪なのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、都立高校の教員がどれほど、こうしたことを理解しているでしょうか。
でも、都立高校生の中には、そうした欺瞞性を早くから見抜いていた生徒がいました。
2年前、都立SY高校のH君は、学校内の「Y新聞」に、<ボランティアは学校主導より生徒の自主性に任せよ>という社説を載せました。
しかし、この社説は学校側の介入で削除されたました。
私たちのオリンピック教育批判ビラには、下方に「<高校生の政治活動ホットライン>弁護士が対応しますので、・・ご連絡ください」と書いてあります。
ということで、この間、SY高校の生徒からこの問題を聞きました。
また、「日刊ゲンダイ」11月20日号に、斎藤貴男さんが、<高校生の言論の自由が脅かされている衝撃>と言うタイトルで記事にされました。
そこで、最新号のビラ第14弾には、本『ブラックボランティア』の表紙の写真と、H君の上記の社説を紹介しました。
また、ビラのタイトルは<沖縄から「風」は常に吹いている>というもので、男女高校生の対話の形で紹介しました。
この対話は、2月の県民投票に向けて、<「辺野古」県民投票の会>の元山仁士郎さん(一橋大学院生)が、岩波書店の雑誌「世界」12月号に書いた論文、「もっと風を吹かせる~県民投票で民意を重ねて示す~」をもとにしたものです。
ビラまきは、昨日から始めました。
次回以降に報告します。
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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