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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

南房総市:全中学生に『13歳からの道徳教科書』配布

2012年05月31日 | こども危機
 ● 「13歳からの道徳教科書」が千葉県南房総市教委で全中学生に配布
 育鵬社から出されている「13歳からの道徳教科書」が千葉県南房総市で市教委によって全中学生に配布されるようです。
 「13歳からの道徳教科書」は、育鵬社が道徳の教科化を先取りして作成した副読本的な本であり、まさに戦前の修身そのものであり、「つくる会」系教科書を歴史、公民の次に道徳へと拡大させようとするものです。
 今後、日本教育再生機構と親密度を高めている大阪維新の会の動きが気がかりです。

 ◆ 南房総市定例記者会見 平成24年4月25日開催
   会見項目No.4 「13歳からの道徳教科書」を活用した道徳教育の充実
 今年度、教育委員会では、「米百俵」「稲村の火」など先人の想いを伝えるような作品や日本人の心ともいえるようなエピソードをまとめた本、「13歳からの道徳教科書」をしないのすべての中学生に配布します。
 各中学校では、道徳の時間や朝読書の時間にこの本を活用し、子ども達の道徳心を育みます。
 教育委員会では、次のような活動を各学校に提案しています。
1 朝読書の時間に読む
 一つ一つのエピソードが数ページで、5分程度で読めます。読後、思いにふけったり、読書ノートにメモしたりしても、朝読書の10~15分で十分に読み取ることのできる文章です。
2 百文字作文の課題として利用する
 道徳の時間など、まとまった時間のあるときに、一つのエピソードを選んで読書会をしましょう。読後の感想を百文字でまとめてみましょう。
3 次の読書へいざなう
 登場人物に関する他の本を読みましょう。自分の人生では経験できない多くの貴重な経験を本を通してすることができます。
4 ブックトークをする
 一つのエピソードから、次の本を数冊読んだら、作品の関連性や問題意識の広がりなどをまとめて、ブックトークをしましょう。
http://www.city.minamiboso.chiba.jp/cmsfiles/contents/0000003/3364/shiryou.pdf
より

 ◆日本教育再生機構 教育再生メールニュースより
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 南房総市:全中学生に『13歳からの道徳教科書』配布
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  千葉県の南房総市教育委員会は、4月26日までに、
  市内の中学生約1000人に『13歳からの道徳教科書』(育鵬社)
  を配布し、7中学校での活用を委ねました。
  週1時間の道徳の授業や朝の読書で使用され、
  同教育委員会では、来年度以降は新1年生にも配布する予定です。
  (房日新聞4月27日付を参照)

 ◆教科書改善の会による「13歳からの道徳教科書」の宣伝より
http://kyoukashokaizen.blog114.fc2.com/blog-entry-152.html
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