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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

東京「君が代」裁判 第3次訴訟控訴審 第2回口頭弁論は9月3日

2015年08月31日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 あの中西茂裁判長が、東京高裁に帰ってきて再び「君が代裁判」を裁く。
 憲法の番人としての司法の職責を果たすチャンスを今度は生かすことが出来るか。

  都立学校に自由と人権、平和で民主的な教育を蘇らせるために
 ☆ 東京「君が代」裁判 第3次訴訟 控訴審 第2回口頭弁論


 9月3日(木)13:10傍聴抽選締切 13:30開廷 東京高裁101号法廷
 【報告集会】14:00頃~ハロー貸し会議室3階


 2015年1月16日、東京地裁佐々木宗啓裁判長は、原告50人中、24人25件の戒告処分を容認したものの、26人31件の累積加重処分を、裁量権の逸脱濫用で違法として取消した。これに対し、原告は50人全員が控訴。一方、被告都教委は、21人の処分取消を受け入れ負けを認めて、5人についてのみ控訴した。
 [地裁判決後の都教委のなりふり構わぬ振る舞い]
 ○26名中5名だけ、累積加重処分を正当化するべく「相当性を基礎付ける事情」をでっち上げて控訴
 ○26名中21名に対しては、この段階で負けを認めたにも関わらず、謝罪も名誉回復措置も拒む
 ○処分取消が確定した21名中、現職9名に対して実質的な二重処分になる「再処分」発令の暴挙
 ○処分取消に伴う「給与精算」は、「再処分」該当者にだけ先行し、それ以外の12名は判決から4ヶ月以上未精算
 ○判決直後の卒・入学式での不起立者に対して、最高裁判決を無視した累積加重処分。「再発防止研修」強行
 [そこに垣間見える「職務命令」の真の目的]
 職務命令の目的は単なる「式の円滑な進行」などではなく、教育的信念に基づき子どもたちへの「刷り込み式愛国心教育」の媒体となることを拒否する教職員を、処分と不利益によって力尽くで炙りだし排除することこそが「真の目的」あることが露わになってきた。最高裁宮川反対意見は「不利益処分を以て、その歴史観等に反する行為を強制すること」と見抜いていた。これは思想の禁止・思想の強制そのものである。
 [控訴審の課題 ~課題山積、2回目で結審はあり得ない!傍聴支援をよろしく!]
 ○原告50人全員の、戒告処分を含む全ての処分の取り消しと、損害賠償の実現。
 ○職務命令の真の目的が、教職員の専門職上の自由を侵害する「不当な支配」にあたることを明らかにする。
 ○「10・23通達」は、憲法と国際人権条約違反の、子どもと教職員に対する人権制約であることを明らかにする。
東京「君が代」裁判・3次訴訟原告団/代表・岡山輝明
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会/事務局長・近藤徹


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