
★ 第19回口頭弁論(結審)の様子
1.日時、人数
1月17日(火)13:30~13:50 611法廷
裁判官:高瀬保守、岡田毅、山田悠一郞
バー内:原告・代理人3人、被告側代理人6人
傍聴席:23人
2.法廷の概略
「原告準備書面(11)」の要点を原告代理人から紹介。争点は6つ。
a,養護教諭の研修は、義務ではなく権利である。
b,判定会議の指導力不足との認定は適正か。
c,センターでの研修は適切な内容だったか
d,改善を評価する、審査会の判断のおかしさ
e,東京都の事務職への転換が非現実的であること
f,個々の処分理由に対する全面反論
「原告準備書面(12)」は、原告の20年に及ぶ実績の記録(いかに適正に職務を遂行してきたか)。
書証は、甲34号証・甲35号証・甲36号証(支援者の「意見書」6通)の3点。
一方、被告側からは、
「求釈明への回答」と「被告最終準備書面」、書証乙67号証が提出された。
3.支援者による6通の「意見書」について
前回法廷終了後の報告集会で、裁判官に学校現場の養護教諭の現実を知ってもらうため、裁判官向けに「意見書」を書いてみよう、という話になりました。
「連絡網」でよびかけたところ、6通の「意見書」が寄せられました。
校種は小学校・中学校・高校・特別支援学校、地域も東京・千葉と多彩な範囲からで、関心の広がりと広範な層からの支持が伺えます。
渡邊さん自身が積極的に、チラシを配ったり、集会で発言したりしてきた成果でしょう。
萩尾先生が、PDFにして下さったものを添付します。(Web上では略)
4.報告集会で
どちらが勝っても、負けた方が控訴するので、まだまだ裁判は続くとの見通しが語られました。
勝った場合には、都教委に「控訴するな」の申入れをした方が良い、との意見も出されました。
5.判決言い渡し日
3月28日(火)13:10~ 東京地裁611法廷
原告と弁護団の4年に及ぶ努力が報われ、職場復帰の願いが叶うことを祈ります。
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