●○● 板橋高校卒業式 言論弾圧事件 第8回最高裁要請行動 ●○●
1月28日(金)午前10時30分~(集合:午前10時15分 最高裁東門)
参加される方は事前に、下記連絡先までご連絡ください。
1月28日(金)午前10時30分~(集合:午前10時15分 最高裁東門)
参加される方は事前に、下記連絡先までご連絡ください。
◎ 「表現の自由」 世界標準での審判を、最高裁に要請中

「オンコ」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》
「社会的関心事についての開かれた議論は民主主義の基本である。憲法で保障された思想と良心の自由に対する権利についての議論や、学校行事等における国旗称揚および国歌斉唱の強要に関する議論は、このような社会的関心事に該当する。」 (『フォルホーフ教授鑑定書』)
◎ 「日の丸・君が代」は、神聖・不可侵ではない!
この事件は、卒業式開式前に、都教委の教育政策を批判する内容の呼びかけを保護者に行ったことが、「威力業務妨害罪」に問われた事件です(2004/3/11)。社会的関心事について、誰からも制止されることなく、マイクも使わず、平穏に行われたわずか1分足らずの出来事が、「威力業務妨害罪」とは極めて異例です。
藤田さんが退席した後、「君が代」斉唱時に卒業生のほとんど全員が着席しました。それ対して、来賓の土屋都議が大声で「立て」と怒号をあげた行為こそ、列席の保護者達からも顰蹙を買った「妨害」であり、生徒の意見表明権(『子どもの権利条約』12条)の侵害だったのではないでしょうか。
◎ 裁判所の役割は「人権」を守ること
しかし不当にも、地裁(2006/5/30)、高裁(2008/5/29)とも、「校長の式を円滑に執り行う権利(?)を妨害した」として、罰金20万円の有罪判決でした。
裁判所が、「侵すことのできない永久の権利」(11条、97条)である基本的人権よりも、校長の職務権限の方を「不可侵」のように扱ったことは驚きです。やはり「君が代」が神聖だからでしょうか?
上告から1年半、去る5月31日に弁護団は、欧州人権専門家フォルホーフ教授の『鑑定書』を添付して『上告趣意補充書』を提出しました。
人権は人類普遍の原理です。この『鑑定書』でフォルホーフ教授は、国際人権の判例を数多く引用しながら、「藤田さんの表現と情報の自由の権利に対する公権力の介入は、民主主義に対する害であり、民主主義自体を危うくするものである」と結論づけています。
私たちは、最高裁が人権の世界標準に耳を傾け、公正な判断をすることを求めます。
◎ ICレコーダから消えた言葉の謎
大阪地検特捜部によるFD証拠改ざん事件が明るみに出ました。当事件でも証拠採用されたICレコーダで、「音源にない言葉」が『解析書』に文字として記載されている奇妙なことが起きています。しかも検察当局は『解析書』を出し直して「音源にない言葉」をこっそり消してしまいました。この言葉はオリジナルの音源にはあったのではないでしょうか。消去された後のものを証拠として裁判所に出すことが許されるものでしょうか。
(1)最初の『ICレコーダ解析一覧表』(2004/4/22作成)「何で俺が出るんだおい」記載あり
(2)『起訴状』(2004/12/3付)「何で俺が出るんだおい」記載あり
(3)再提出した『ICレコーダ解析一覧表』(2005/1/18作成)「何で俺が出るんだおい」消えている
※藤田先生を応援する会
携帯:福井 090-1695-7153
メール:花輪 h516@ma.kitanet.ne.jp
手紙:〒194-0032 町田市本町田3599-71西川方「藤田先生を応援する会」
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