<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
今回は、間接的に、▲ ビラまきに関する事です。
先日、「レイバーネット日本」の松原さんより、以下のような手紙が届いているという連絡がありました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レイバーネット日本 御中
レイバーネットHPにて、12月22日付の「渡部通信」を拝見した者です。
私は都立学校に勤務する現役の教員です。先日、校内で同封の文書を見つけました。(校種の部分は、付箋でマスキングいたしました)
私の勤務校では、この件について校長から特段の指示はありませんでした。
オリ・パラ教育に関しては、2016年ごろから実施するよう、かなりの圧力があります。
生徒の中には「オリンピックなんか興味ない」「東京オリンピックなんかやめた方がいい」と言う子が複数います。
また、他校の教員から聞いた話ですが、都市ボランティアの応募申込用紙が束になって捨てられていたといいます。
現役の教員の一人として、生徒や教員の内心の自由を踏みにじる「オリ・パラ教育」の強制に怒りを感じています。同僚の中にも「くだらない」とつぶやく人がいます。問題を痛感しながらも、上からの指示に従わざるを得ないことに、恥ずかしさと屈辱感を覚えます。
どうか、この問題を一過性のニュースではなく、次代をになう生徒たちの基本的人権に関わる深刻な問題として、追及していただけましたら幸いです。
要件のみにて失礼いたします。
2018年12月29日
都立学校教員
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
改めて、「オリンピック教育批判」ビラまきが、現場で中々声を上げられない教職員や生徒たちに対する支援になると思いました。
ところで、この間、都立新宿山吹高校卒業生の平松けんじさんが都教委にボランティアに関する情報公開をしたところ、以下の2つの資料が公開されました。
①平成30年(2018年)9月18日付けの、
・都立高等学校庁長
・都立中等教育学校長 宛の
<平成30年度都立高校生等ボランティア・サミットの開催について(通知)>
②平成30年(2018年)10月2日付けの、
・区市町村教育委員会
・指導事務主幹課長 宛の
<平成30年度都立高校生等ボランティア・サミットにおける生徒の参加について(依頼)>
発出したのは、
①が、
東京都教育庁指導部高校教育指導課長 佐藤聖一
東京都教育庁指導部オリンピック・パラリンピック教育推進担当課長 河野浩二
②が、
東京都教育庁指導部オリンピック・パラリンピック教育推進担当課長 河野浩二
東京都教育庁指導部高校教育指導課長 佐藤聖一
となっています。
①は、11月3日午前に、国立オリンピック記念青少年総合センターでボランティア・サミットを開くから、教職員・生徒が参加するようにというもので、内容項目は以下の通りです
<1、目的><2、日時><3、場所><4、内容><5、対象><6、その他>
<1、目的>のところでは、以下のようなことが述べられています。
「・・・全都立高校の生徒の主体的なボランティア活動の一層の推進を図るため、ボランティア推進校6校の生徒が、下記のとおり・・・・ボランティア・サミットを開催します。」
ここに見られるように、「ボランティア推進校6校の生徒」が開くとなっており、いかにも生徒主催という形を取っています。
なお、この「ボランティア推進校6校」というのは、
・淵江高校、・六本木高校(チャレンジスクール)、・六郷工科学高校、
・赤羽商業高校、・稔が丘高校(チャレンジスクール)、・野津田高校、
で、赤羽商業高校はH29~31年度、他はH29~32年度のようです。(H32年度などないのですが)
特徴は、進学校・中堅高校が入っていない事です。
ボランティアは、学力の比較的低い学校の生徒にさせようとしているのでしょうか。
<4、内容>のところでは、
「知事のメッセージビデオ」とか「ボランティア宣言」などというのもあります。
<5、対象>のところでは、
(1)全日制課程178校の生徒2名及び教員1名
(2)定時制・通信制課程の学校で出席を希望する生徒等がいる場合は、担当までご連絡ください。
となっており、すべての全日制課程の生徒・教員への参加要請であることがわかります。
しかし、推進校には定時制・通信制の高校(チャレンジスクール)が二つも入っています。
そして、<6、その他>のところでは、引率教員は「出張」扱いとし、「出席生徒の交通費を配布します」と書いてあります。
②には、都立高校生のボランティア・サミットをやるから、
「東京2020大会後も、家庭や地域等で長く続く教育活動へと発展させるための人材育成の観点から、中学生及び中学校教員の参加を企画し、・・参加者を募集いたします・・」
などと書いてあります。
ところがその後、私は、12月22日付の「渡部通信」(アベを倒そう(456))で、新宿山吹高校の平松けんじさんから知らされた、以下のような情報を紹介しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先ほどJ-CASTニュースが都立高生の五輪都市ボランティア応募強要について記事を配信しました。
都教委は都市ボランティアが定数を満たさないことから都立高に応募用紙を10万枚配布。
どこの都立高校かは不明ですが、教員より応募強要される事案があったようです。
当該記事URL以下に送ります。取り急ぎ。
http://news.livedoor.com/article/detail/15773792/?http://news.livedoor.com/article/detail/15773792/
---------------------------
そうしたところ、冒頭に紹介した手紙が届いたというわけです。
ところで、その手紙で触れられていた(通知)は、(平成30年(2018年)11月26日付け)で、直接、〇〇学校長宛で、
③<東京2020大会都市ボランティアの応募期間の延長に伴う再募集について>
というもでした。
発出は今回は、・東京都教育庁指導部オリンピック・パラリンピック教育推進担当課長 河野浩二1人の名前だけでした。
そこには、以下のようなことが書かれていました。
「・・・このたび、オリンピック・パラリンピック準備局から、都市ボランティアの応募期間を本年12月21日(金)に延長する旨の発表がありました。・・・」
要するに、ボランティアが集まらないから「再募集」するというものです。
そして、<対象>のところには、
「2002年4月1日以前に生まれた生徒(高等部2学年以上に相当)」などと書いてあり、
<活動期間>には、
「5日間以上(連続した日程以外でも参加可能)」
<活動時間>には、
「一日当たり5時間程度(食事を含む休憩時間あり)」
<活動に当り支給される物品等>には、
「・ユニフォーム一式 ・活動中の飲食 ・ボランティア活動向けの保険・活動期間中の・・・交通費相当として一定程度」
<今後の予定>には、
11月~12月下旬までの予定が載っており、12月下旬のところには、「生徒の別紙2『応募申込用紙』を各校で取りまとめていただき、当課へ提出」などと書いてありました。
これは現場へのさらなる「圧力」です。
だから、「応募申込用紙が束になって捨てられていた」という事も起きるのでしょう。徴用じゃないんですから。
今回、レーバーネット日本に手紙を寄せてくれた現場教員の方は、最後に次のように述べていました。
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現役の教員の一人として、生徒や教員の内心の自由を踏みにじる「オリ・パラ教育」の強制に怒りを感じています。同僚の中にも「くだらない」とつぶやく人がいます。問題を痛感しながらも、上からの指示に従わざるを得ないことに、恥ずかしさと屈辱感を覚えます。
どうか、この問題を一過性のニュースではなく、次代をになう生徒たちの基本的人権に関わる深刻な問題として、追及していただけましたら幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現場での苦しみが切々と伝わって来るようです。
こうした声に応えるためにも、今年もビラまきを続けて行きたいと思います。
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★ 『2・9総決起集会』
(場所)文京区民センター3A
(主催)都教委包囲首都圏ネットワーク
(資料代)500円
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
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今回は、間接的に、▲ ビラまきに関する事です。
先日、「レイバーネット日本」の松原さんより、以下のような手紙が届いているという連絡がありました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レイバーネット日本 御中
レイバーネットHPにて、12月22日付の「渡部通信」を拝見した者です。
私は都立学校に勤務する現役の教員です。先日、校内で同封の文書を見つけました。(校種の部分は、付箋でマスキングいたしました)
私の勤務校では、この件について校長から特段の指示はありませんでした。
オリ・パラ教育に関しては、2016年ごろから実施するよう、かなりの圧力があります。
生徒の中には「オリンピックなんか興味ない」「東京オリンピックなんかやめた方がいい」と言う子が複数います。
また、他校の教員から聞いた話ですが、都市ボランティアの応募申込用紙が束になって捨てられていたといいます。
現役の教員の一人として、生徒や教員の内心の自由を踏みにじる「オリ・パラ教育」の強制に怒りを感じています。同僚の中にも「くだらない」とつぶやく人がいます。問題を痛感しながらも、上からの指示に従わざるを得ないことに、恥ずかしさと屈辱感を覚えます。
どうか、この問題を一過性のニュースではなく、次代をになう生徒たちの基本的人権に関わる深刻な問題として、追及していただけましたら幸いです。
要件のみにて失礼いたします。
2018年12月29日
都立学校教員
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
改めて、「オリンピック教育批判」ビラまきが、現場で中々声を上げられない教職員や生徒たちに対する支援になると思いました。
ところで、この間、都立新宿山吹高校卒業生の平松けんじさんが都教委にボランティアに関する情報公開をしたところ、以下の2つの資料が公開されました。
①平成30年(2018年)9月18日付けの、
・都立高等学校庁長
・都立中等教育学校長 宛の
<平成30年度都立高校生等ボランティア・サミットの開催について(通知)>
②平成30年(2018年)10月2日付けの、
・区市町村教育委員会
・指導事務主幹課長 宛の
<平成30年度都立高校生等ボランティア・サミットにおける生徒の参加について(依頼)>
発出したのは、
①が、
東京都教育庁指導部高校教育指導課長 佐藤聖一
東京都教育庁指導部オリンピック・パラリンピック教育推進担当課長 河野浩二
②が、
東京都教育庁指導部オリンピック・パラリンピック教育推進担当課長 河野浩二
東京都教育庁指導部高校教育指導課長 佐藤聖一
となっています。
①は、11月3日午前に、国立オリンピック記念青少年総合センターでボランティア・サミットを開くから、教職員・生徒が参加するようにというもので、内容項目は以下の通りです
<1、目的><2、日時><3、場所><4、内容><5、対象><6、その他>
<1、目的>のところでは、以下のようなことが述べられています。
「・・・全都立高校の生徒の主体的なボランティア活動の一層の推進を図るため、ボランティア推進校6校の生徒が、下記のとおり・・・・ボランティア・サミットを開催します。」
ここに見られるように、「ボランティア推進校6校の生徒」が開くとなっており、いかにも生徒主催という形を取っています。
なお、この「ボランティア推進校6校」というのは、
・淵江高校、・六本木高校(チャレンジスクール)、・六郷工科学高校、
・赤羽商業高校、・稔が丘高校(チャレンジスクール)、・野津田高校、
で、赤羽商業高校はH29~31年度、他はH29~32年度のようです。(H32年度などないのですが)
特徴は、進学校・中堅高校が入っていない事です。
ボランティアは、学力の比較的低い学校の生徒にさせようとしているのでしょうか。
<4、内容>のところでは、
「知事のメッセージビデオ」とか「ボランティア宣言」などというのもあります。
<5、対象>のところでは、
(1)全日制課程178校の生徒2名及び教員1名
(2)定時制・通信制課程の学校で出席を希望する生徒等がいる場合は、担当までご連絡ください。
となっており、すべての全日制課程の生徒・教員への参加要請であることがわかります。
しかし、推進校には定時制・通信制の高校(チャレンジスクール)が二つも入っています。
そして、<6、その他>のところでは、引率教員は「出張」扱いとし、「出席生徒の交通費を配布します」と書いてあります。
②には、都立高校生のボランティア・サミットをやるから、
「東京2020大会後も、家庭や地域等で長く続く教育活動へと発展させるための人材育成の観点から、中学生及び中学校教員の参加を企画し、・・参加者を募集いたします・・」
などと書いてあります。
ところがその後、私は、12月22日付の「渡部通信」(アベを倒そう(456))で、新宿山吹高校の平松けんじさんから知らされた、以下のような情報を紹介しました。
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先ほどJ-CASTニュースが都立高生の五輪都市ボランティア応募強要について記事を配信しました。
都教委は都市ボランティアが定数を満たさないことから都立高に応募用紙を10万枚配布。
どこの都立高校かは不明ですが、教員より応募強要される事案があったようです。
当該記事URL以下に送ります。取り急ぎ。
http://news.livedoor.com/article/detail/15773792/?http://news.livedoor.com/article/detail/15773792/
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そうしたところ、冒頭に紹介した手紙が届いたというわけです。
ところで、その手紙で触れられていた(通知)は、(平成30年(2018年)11月26日付け)で、直接、〇〇学校長宛で、
③<東京2020大会都市ボランティアの応募期間の延長に伴う再募集について>
というもでした。
発出は今回は、・東京都教育庁指導部オリンピック・パラリンピック教育推進担当課長 河野浩二1人の名前だけでした。
そこには、以下のようなことが書かれていました。
「・・・このたび、オリンピック・パラリンピック準備局から、都市ボランティアの応募期間を本年12月21日(金)に延長する旨の発表がありました。・・・」
要するに、ボランティアが集まらないから「再募集」するというものです。
そして、<対象>のところには、
「2002年4月1日以前に生まれた生徒(高等部2学年以上に相当)」などと書いてあり、
<活動期間>には、
「5日間以上(連続した日程以外でも参加可能)」
<活動時間>には、
「一日当たり5時間程度(食事を含む休憩時間あり)」
<活動に当り支給される物品等>には、
「・ユニフォーム一式 ・活動中の飲食 ・ボランティア活動向けの保険・活動期間中の・・・交通費相当として一定程度」
<今後の予定>には、
11月~12月下旬までの予定が載っており、12月下旬のところには、「生徒の別紙2『応募申込用紙』を各校で取りまとめていただき、当課へ提出」などと書いてありました。
これは現場へのさらなる「圧力」です。
だから、「応募申込用紙が束になって捨てられていた」という事も起きるのでしょう。徴用じゃないんですから。
今回、レーバーネット日本に手紙を寄せてくれた現場教員の方は、最後に次のように述べていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現役の教員の一人として、生徒や教員の内心の自由を踏みにじる「オリ・パラ教育」の強制に怒りを感じています。同僚の中にも「くだらない」とつぶやく人がいます。問題を痛感しながらも、上からの指示に従わざるを得ないことに、恥ずかしさと屈辱感を覚えます。
どうか、この問題を一過性のニュースではなく、次代をになう生徒たちの基本的人権に関わる深刻な問題として、追及していただけましたら幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現場での苦しみが切々と伝わって来るようです。
こうした声に応えるためにも、今年もビラまきを続けて行きたいと思います。
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★ 『2・9総決起集会』
<メインスローガン>(日時)2019年2月9日(土) 13時開場、13時30分開始
「日の丸・君が代」強制と処分反対!
10・23通達撤廃!
~今こそ、教育の国家主義に対抗する~
<闘いのスローガン>
・「特別教科・道徳」反対! ・「教育勅語」復活反対!
・国威発揚のオリンピック・パラリンピック教育反対!
・ボランティアを強要するな!
・教育の軍事化を許さない!
・自衛隊と教育委員会・学校の連携をやめよ!
・日米安保条約反対! ・日米軍事同盟反対!
・共謀罪反対! ・治安維持法の復活反対!
・天皇制強化の代替わり反対!
・憲法改悪反対! ・憲法に自衛隊を明記するな!
・若者を戦場に送るな!
<講演> 荻野富士夫さん(元小樽商大教授)
演題「戦前の教育統制と今日の国家主義化教育」
<現場報告>(予定)
・「君が代」被処分者(高校教員)
・「君が代」裁判の現状
・「道徳教育」の実践
・天皇制との闘い
・教育統制と闘う千葉の高校の実践
・高校生の言論の自由の闘い 他
<卒業式チラシまきについて>
<集会決議>
(場所)文京区民センター3A
(主催)都教委包囲首都圏ネットワーク
(資料代)500円
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/
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