~都立高校嘱託員・講師解雇事件~
★☆★ 「君が代」強制解雇裁判判決 ★☆★
6月20日(水) 13時15分~
(傍聴抽選のため12時30分までに集合してください)
東京地方裁判所103号法廷(メトロ霞ケ関駅A1出口徒歩1分)
終了後★記者会見・報告集会 弁護士会館 一弁講堂(12F)
★19時~ 報告集会 日本青年館503号室(JR千駄ケ谷駅より徒歩9分)
★ 「君が代」強制解雇裁判 注目の判決
2004年6月17日の提訴以来丸3年、昨年12月27日の結審以来6ヶ月を経てやっと判決日が通知されました。
判決申し渡しは6月20日(水)の昼間で現役の方々には集まりにくい時間帯ですが、傍聴はもとより、多くの人で東京地裁を取り囲んで、昨年秋の「9.21予防訴訟判決」に続く勝利判決を待ちたいと思います。
是非多くの方々の結集をお順いします。
法廷終了後、原告団・弁護団を正門で迎え、引き続き弁護士会館にて記者会見・報告集会を行います。
また、19時から場所を日本青年館に移して改めて報告集会を持ちますので、こちらにも多数ご出席下さい。
原告団:「日の丸・君が代」不当解雇撤回を求める被解雇者の会
事務局 太田淑子
事務局 太田淑子
「再雇用制度」廃止は許さない!
都側「制度」廃止の考え方を示す

● 無年金期間の確かな生活保障を
「君が代」強制解雇裁判の10人の原告は、2004年3月と翌年3月の都立高校卒業式で「君が代」斉唱の際に不起立したことを理由に嘱託員の合格を取消され(内1人は講師採用取消し)、定年後の生活を狂わされました。
このような暴挙は、定年制廃止の代替措置として導入、その後年金支給開始年齢繰り下げに伴って改定され、希望者は原則「5年間・全員雇用」が保障されていた制度の趣旨からいって許されないことです。
次の年には5人の嘱託希望者が前年度の「君が代」斉唱時の不起立を理由に不採用となり、昨年と今年もそれぞれ9人の嘱託希望者が不採用になりました。
年金が満額支給されない中で日々の生活は厳しいものとなっています。このようなことが続けば、今後65歳まで無年金となる状況下(2013年度より1年ずつ開始年令を繰り下げ、2025年度以降65歳支給開始)では事は重大です。
それ故、不採用者の多くも裁判に訴えて闘っています。
● 5年間・全員雇用は譲れない!
去る4月26日、都側は「再雇用制度」廃止の考え方を示し、来年度から適用すると言ってきました(5/16付「都高教新聞j参照)。
これは、現行の再雇用「5年間・全員雇用」を廃止し、再任用で選考により厳しく選別、「日の丸・君が代」強制の職務命令違反者だけでなく、差別・選別によって雇用しようとするものです。実際、「希望者の5~6割しか採用されない」とか、「C、D評価の者は採用されない」などと囁かれています。
65歳までの無年金期間に「再任用」で少しでも多くの収入が確保できるのはいいですが、あくまでも「5年間・全員雇用」が前提です。
それがダメなら、現行の「再雇用制度」を維持すべきです。
都労連の下にみんなの力を結集して豊かな定年後を保証する継続雇用制度を勝ち取りましょう!
支援組織:「君が代」強制解雇裁判を共にたたかう会(代表)平松・丸山
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