パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

◆立ち読み『藤田勝久未刊の大作?』21

2005年02月23日 | 藤田の部屋
(続き)
・ 私も15年ほど前に聴取を受けたことがある。
  初任研反対のトラブルであった。

  すべての質問に黙秘した。黙秘とも言わずに黙秘した。
  一つの質問を管理主事が読み上げすぐにこれは割愛すると言った。
  書記の役割をあいていた主事が「割愛」ってどう書くんですかと聞いた。
  聴取を終わってドア出るとき、「かつあいぐらい知っておけ」、とつい喋ってしまった。
  若かったせいもあるが余計なことを言ったものだと今にして思う。

  (ここに弁護団作成の文書が入る)
  (前の掲示板の項は、このあとあたりに?)

★ 3月28日(日) T,B,S  報道特集(17時半~) 土屋を追いかけ、元教員の退場シーンを放映

・3月11日、卒業式にTBSが来ていた。
 校長は都教委の推薦なので全体を撮らせたかったが教職員が反対した。会議が持たれ開式5分前の9時55分には会場を出るということになった。
 さらに当日になって緊急の打ち合わせがもたれ10時までには出るとなった。誰もが開式の遅れは当然のことと認識していた

 反対の一つの理由は、カメラに向かって卒業生がはしゃいでおかしなことをやるのではないかとの懸念である。それでカメラはグランド方向に立ち去る。それを確認して遠くに待機させている卒業生の誘導をはじめるということにしたのである。

 偶然開式前の状況を録音、撮影したTBSは報道特集の中でそれを使った。「教員は起立しないと処分されます。できましたら着席お願いします」との説明の最後の結びの文句をTBSは録音した。
 音を拾った時には都議の入場を撮っていたために、教頭がやってきて私に「もう終わったよ」と言われ、さらにその後校長が来て突如、「退去せよ」と言った場面は撮れていない。
 そのため編集によって私の声だけのテープは、そのあと撮った参列者の着席している場面にかぶせて放映された。
 その場面はすぐに、校長が「退場」と言ったあと私のそばに来て立っている情景へと切り替わる。そこから撮れたからである。
 この流れでは私の最後の言葉、「お願いします」の直後に教頭、校長、元教員がならんで立っていることになる。

 テレビとは編集によって如何様にも見せることができるものだとつくづく思った。実際にその場にいて体験している者でなければこのカラクリは理解できない。言葉で説明しても無理だろう。私が第三者の立場でこれを見たら、喋っていて突如取り押さえられたように見たと思う。

 ついで式場・体育館を出てのシーンに移る。そこでも校長、教頭、私とさらに他の人も映っていてなにやら揉めているように見える。実際は会場からやってきた保護者の男の人に私が「騒いでいるのは、校長・教頭ですよ」、と説明して納得してもらっている場面である。その方はあっさりと理解して戻って行ったのだが。カメラに映るということは想定していなかった。

 来賓入場前に話を終えるつもりで、実際は入場とともに終わったのであるが、突如、「退去せよ」と言われるとは思いもかけないことであった。こんなことなら礼服でと後から思ったが時すでに遅しである。
 実施指針に「服装」まで書いてあることに反発しての普段着姿であった。これじゃあ、印象が良くないよ。

 傑作だったのは、編集がフイルムを刻んでしまうせいかよく分からないのだが、土屋都議が式場に入ったあとに私が式場に入るシーンが放映されたことだ。
 誰も気がついていない。これは早くに来たカメラマンが都議の来校前に会場にやってきて偶然私が入って行くうしろ姿を撮ったのだ。9時半以前の出来事である。
 私も式場を早くに見に行った。放映どおりに出来事が起こったとしたら、都議は私でない別の人物が式場中央にいたのを入場した瞬間に目撃したこととなる。

 編集というのはおそろしものだとあらためて実感した。日頃ニュースを、見た通りにああこんな風であったのかと思っている。自戒せねばならない。

・ だいぶ印象が悪かったのであろう。 掲示板にもいくつかそれに触れている。

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 見た見た   投稿者  うさぱん  3月28日(日) 17時ーーーー

  TBSの「報道特集」見ました。 あの土屋っていう都議はイタイやつだね。 
板高の卒業式をモルモット扱いしやがった。 あたかも藤田のオヤジが「妨害者」になっていたのは非情に残念でならない。 こりゃ何とかしなきゃ・・・。

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 本当ですよね・・・。   投稿者   なんだなんだ  3月26日(日)  20時ーーーー

  先生お久しぶりです。 卒業生です。
 板橋高校の卒業生を名乗って、報道特集の番組制作者?という方とお話しました。
 電話口に出たのは若い男性でした。
  意見を聞くという形だったのでこちらの思いばかり伝える事になってしまいましたが、
 わかったことは「いろいろな学校の卒業式に取材に行ってその中で板橋高校を番組に出した」
  ということと「メディアとしてはどちらの肩を持つということも出来ない。
  両方の思いを報道しようとしたときに、あの場面は必要だった」と言っていました。
  学校を、先生をあんあ出し方しないで欲しいという意見には 「不快な思いをさせてしまい申し訳なかった」ということでした。
  TVや新聞、そういうところから人々は情報を得る。 そしてその力の大きさを
  番組担当者等はもっと意識しないといけないのではないかと思います。
  まぁ放送会社にも組織があって番組担当者も意見が言えないような立場にあるのかもしれませんが・・・。
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(続)

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