パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「ツバメ通信」(3)

2005年02月26日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(少し長いです)
「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部(千葉高教組)です。

ツバメが飛び始めました。

大阪では24日頃から高校の卒業式が始まりました。
すでにいくつかの高校でビラ撒きや不起立が生まれています。
ビラ撒きでは「職場の雰囲気が変わった」ようです。
また、教職員・生徒のかなりの数が不起立をしているようです。
さらに、ある高校では、「保護者は8割くらいが起立したが、残りの人たちは生き生きとして着席していた。」とのことです。

東京でも都立篠崎高校他いくつかの高校でビラまきが行われています。
これに対し校長は警察を呼ぶなどのことをしていますが、
そのことがかえって反発を招いているようです。
都立石神井高校も、市民のチラシまきに警察を呼んだそうです。
(詳しくは 以下のホームページ参照)
http://dugonghouse.fc2web.com/2005.2.6.html

また、24日には、都立高校17校に子どもたちを通わせている保護者有志らが、
卒業式で「日の丸・君が代」を生徒、保護者、教員らに強制しないよう求める要請書を都教委に出しました。
要請書は高校ごとに別々に用意したとのことです。
「朝日新聞」<東京版>(2月25日)に記事が載りました。

さらに、青法協の若手の弁護士たちが、当日学校に行き、立ち会いを求める。
門前監視行動も含めて行うとのことです。
以下がその呼びかけ文の一部です。

(弁護士 K氏のもの)
1 石原都政のもと、その意を汲んだ東京都教育委員会(横山教育長)によって、卒業式・入学式における「日の丸・君が代」の実施方針が出されて以来、東京都における卒業式・入学式は生徒の晴れの場を快く祝うという場ではなくなり、式典参加者の一挙一動を教育庁の職員が見張るという、異常な場になっています。
 今年の卒業式・入学式に向けて、当局は、生徒の内心の事由は尊重するとしていた従来の立場さえかなぐり捨てて、教員に君が代斉唱などを指導することを職務命令として命じたり、式典の場で君が代の斉唱の音量を調査して職務命令違反の口実を探そうとするなど、もはや暴挙としか言いようのない攻撃に出ることが予想されています。
 また、式典会場及びその周辺においてビラまきなどがなされた場合には、「住居侵入罪」「道路交通法違反」を活用して警察力を導入せよとの校長宛指導がなされているとの情報もあり、今年の卒業式・入学式はますます予断を許さない情勢になってきています。

2 このような石原都政の暴挙に対して、教職員らは果敢に不服従の闘いを実践し、2004年度は数百名単位の不起立者をもって反撃に立ち上がりました。また、東京地裁に「予防訴訟」を提起し、「再発防止研修」の場を教育長追及の場に塗り替えるなど、創意工夫をこらした抵抗が展開されています。
 そして、教職員の闘いに応えて、卒業生・生徒父兄らからも日の丸・君が代の押しつけはおかしいという、自然な声が湧き起こっています。

3 このような情勢の中で、卒業式における市民の応援団に弁護士も参加し、日の丸・君が代の押しつけに対して抗議するとともに、不起立を闘う教職員を励まし、さらには予想される弾圧に毅然として対応するという企画が上記予防訴訟にかかわる弁護士などから提起されています。
   (中略)
 「私たち弁護士の活動があれば大変に心強い」との強い期待が教職員の方々から寄せられています。お忙しい時期とは存じますが、東京都の子どもの未来と教職員の勇気に少しでもお力添えをいただけるよう、ご協力をお願いいたします。



闘いが始まりました。
「2・6総決起集会」で確認されたひとりひとりの『自覚と決断』が今求められています。
都教委包囲首都圏ネットワークでは、天皇発言に関する私たちの「公開質問状」に答えられない都教委を暴露するとともに、
「日・君」強制に抗議するため、3月2日、都庁ビラまきと都教委への要請行動(すでに伊沢都議が手配してくれました)をする予定です。

以上。

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