だからツーファイブで山に行ってきますね ♪

グランパGuitar弾きが、のんびり生活しながら日々のアウトドアライフや日常を書き綴っています。

山の天気が崩れる理由

2012年02月28日 | 山関連
明日で2月もお終い。
天気もいいし、もうすぐ啓蟄なので「よし!働くぞー」と自身に言い聞かせる。
しかし、「雨水」を過ぎたころは関東地方では「雪」が降るそうだ。
案の定、明日の天気予報は「雪のち曇り」。
そこまで来ている”春”の気配が遠のくのか・・・。
それに明日のチャリ通は”チャリ痛”になりそうだ。

4月の山行きの計画を立てている中で、改めて「山の天気」について勉強してみた。

山の天気が崩れるのは?

3つの理由があることを再認識。

1.上昇気流(上昇気流が起きると天気が悪くなる)
 上昇流とは空気が上方に移動すること。
 空気の塊が上昇すると、周囲からの大気の圧力が減少し、体積が増加します。
 空気は上昇することにより誇張する。飛行機に乗っているときポテチなんかの
 袋がパンパンに膨らむのも同じ原理。
 体積を増加させることにより、エネルギーを消費し、それを補うために自分の
 持っている温度のエネルギーを放出する。それで空気の温度が下がる。
 空気は、温度によって含むことのできる水蒸気の量が決まっています。
 温度が下がると、空気の中の水蒸気が水滴に変わる。この水滴が集まって雲になる。
 要するに空気が上昇することで雲を発生させ、それが発達し雨雲に成長する。
 反対に下降流では空気が圧縮され温度が上昇、水蒸気の量に余裕ができるので
 水滴が水蒸気に蒸発します。
 従って、風がどちらから吹いているかを読むことが重要だね。

2.水蒸気密度(水蒸気を含んだ空気が上昇すると崩れる)
 いくら上昇流があっても、その空気が乾燥していて空気の中の水蒸気が少なければ
 なかなか雲は発生しない。従って上昇する空気にどのくらいの水蒸気量が含まれて
 いるかが、雨を降らせる要因になる。
 夏は太平洋高気圧や台風で暖かく湿った空気が流れ込みやすい。冬は西高東低の気圧
 配置になって日本海側で雪や雨を降らし、太平洋側は乾燥した空気になる。

3.大気の安定(山の上と山麓の気温の差大きいと崩れる)
 普通山頂の高度より雲が低ければ山麓で雨でも山頂は青空で雲海が見られる。
 上昇気流の強さで雲の高さが決まる。従って高い山の山頂でも悪天候になる。
 上昇気流の強さを判断するには?色々あるみたいですが大気の安定度を調べるのが
 一つの手掛かり。通常暖かい空気は軽くなり、冷やされると重くなる。暖かい空気は
 軽いので上方へ、冷たい空気は下方へ。しかしながら地面付近が暖まって上空に寒気が
 入ってくると不安定な状態になる。これが「大気が不安定」と言われてます。
 この時は激しく上昇気流が発生するので雲はどんどん上にいって成長します。
 つまり、雲がどこまで成長するかは、上空に寒気が入っているかどうかが重要な
 ポイント。従って、山の上と山麓の気温の差が大きいほど大気が不安定になると言うこと。

と、言うことで何処にしようか・・・。
まだまだ高い山は雪深いし、北八ハイクか丹沢にしようかな?

とりあえずお休みなので麦酒をいただきます♪

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