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しうまいちゃんの死因は… タマゴについて考える

2012-10-05 00:30:03 | フトアゴとトゲオアガマ
先月終わりに 突然亡くなったしうまいちゃん。
獣医さんにお願いして 開腹して死因の解明をしてもらいました。
翌日 なきがらをお迎えにいった時に 説明を受けてきました。


しうまいちゃん 突然死の直接の原因は… 
腹腔内に卵胞(カラのまだできてない、黄身だけの未成熟なタマゴ)ができていて、いくつかは変色してきていました。
タマゴの状態が悪かったのか 周辺の卵管などの炎症によるものかはわかりませんが、それによって感染症がおきて 腹膜炎を起こしてしまったのではないか。
肝臓の色も悪かったのですが、死後変化によるものかもしれない、との事。

ちょっと太り気味(ジャーマンジャイアントなので体重500gくらいは普通と思うのですが)だったから 脂肪肝?とか思ったりしましたが、肝臓の大きさも普通だったとの事、特に脂肪過多との兆候はみられず。


今回のケースは タマゴの異常があったとしても まだまだ小さいので外見からはほとんどわからなかっただろうという事。
普通にエサ食べて元気にしていたら まず気づく事がない。
飼育環境とか栄養状態が直接の原因ではない、ある意味「しかたない」としか言えないケースだそうです。
前にも 駆虫などで何度か通院していて 私が可愛がっていた事は知っていたので、先生もずいぶん残念がっていました。多分それもあって 今回の解剖も快く引き受けていただけたんだと思います。
開腹したあとのお腹も、ちゃんと縫合してありました。
お忙しい中(外来めちゃ混み)、面倒な依頼を受けていただいた先生にも感謝。


しかし 腹膜炎か…人間だったら おなか痛くてたまらないと思うけど。
言葉にいえないだけで 痛かったのかな?
元気そうに豆苗食べてたけど 本当は無理していたのかも… 聞いてみることもできませんが。


去年の年末に2度目の産卵をして 娘のちまきちゃんも順調に成長してきて、
今年はタマゴ産ませようかどうしようか?と言ってたところで。
年齢的な事もあったし ゼノガマのアマゾネスちゃんも産後亡くなったこともあって、
産卵はお休みして 長生きしてもらいたいなんて考えてたりしたんですが、
タマゴ、お腹の中でできちゃってたんですねぇ。

獣医の先生に タマゴできてたって事は発情してたんですかね?と聞いたら、
ある程度成長してくると メス個体のお腹にはタマゴのもと(卵胞)がもうできていて。
これが 発情⇒交尾となれば「産卵」となりますが、
交尾に至らなければ 小さいままなら吸収されるし 大きくなってきちゃえば無精卵産むって事に。
タマゴ詰まり、産後の栄養不良など 産卵にはリクスを伴いますが、
一度 タマゴでき始めたら、これはもう毎年起こることだそう。

ゼノガマのアマゾネスちゃんが 毎年タマゴ産み続けたのも、
トゲオアガマのぎょーざちゃんが2年連続で無精卵産んだのも これで納得がいきますね。
メス個体を飼っている以上、タマゴの心配は尽きないということ。
子供を産ませて ずっと累代で飼育を続けていくか、
運悪く無精卵持ってしまっても きちんと産卵させて 産後の立ち上げ、しっかりとみてあげるか。

究極は もうタマゴを持たないように「避妊手術」するしかないとか。
冗談みたいだけど もしちがう病気で開腹するような事があったら その選択もアリ かなって。
犬、ネコも避妊去勢手術が推奨されているように、「トカゲの避妊手術」も将来的には出てくるかも。



と、ここで しうまい娘のちまきちゃんの画像貼って終わろうと思ったのですが、
先日買い換えた アンドロイドケータイ、本日壊れまして。電源入りませ~ん。
ケータイで撮った画像 ブログに送れません。
せっかくスマホ難民から脱却したのに。一週間でこれとは。

 



信じられないけれど これが現実。

2012-09-29 22:17:56 | フトアゴとトゲオアガマ
おとといの 9月27日、フトアゴヒゲトカゲのしうまいちゃんが亡くなりました。
推定5歳くらい、その日の昼までは 全く変わらずエサを食べ バスキングもしていました。

夕方ケージを覗いたら ケージに下痢便が。
昨日までは 普通にウンコしてたよな?とか思いつつ しうまいちゃんを洗ってやろうと抱っこしたら、
なんか様子が変。お風呂に入れたら 顔モフモフさせて 口をぱくぱくしています。
呼吸もゴボゴボ言い出して 明らかに具合悪そうにしています。
タオルにトカゲ包んで抱っこしたまま オロオロしていたらみるみる顔つきが変わってきて。

発見から一時間弱、あまりにあっさりと 天国へ旅立ってしまいました。

当日の朝までは 何も変わらず 大好物の豆苗をがっついていたしうまいちゃん。
まさかこんなに早くお別れが来るとは 思っても見ませんでした。
トゲオアガマのぎょーざちゃんが死んで 2番目に古株のしうまいちゃん。
いなくなった事が信じられないのと 納得いかない気持ちでいっぱいで。

フトアゴの突然死… これはトランスやクリアネイルなんかの白いコに多いものだと思ってました。
ウチのは ジャーマンジャイアント、ちょっと大き目の体格のコなんで 知らないうちに太り過ぎていたのかな、とか(でも主食はほとんど野菜、コオロギは週1くらい)

いくら考えてみても 亡くなった理由が考えられなくて。
今年初めに生まれた 娘のちまきちゃんにも 何か病気とか遺伝してるんじゃないかとか。
エサの問題?飼育環境が悪かったのか?

一晩考えて 出した結論。
しうまいちゃんを 解剖してもらう事。開腹してもらったら 答えがでるかもしれません。
いつもトカゲを診てもらってる獣医さんに話したら「やってみましょう」と言って頂きました。
診察終わってから 切ってみてくれるそうです。

大事なしうまいちゃんの体にメスを入れるのは少し抵抗がありますが、
少しでも何かわかれば 現実を受け入れて次に進めるでしょう。
自己満足といわれれば そうかもしれません。
結果は また。


何か陰気な記事になっちゃいましたので、在りし日のしうまいちゃんを。
こういう時に限って ケータイとかいじってると出てきちゃうんだよね死んじゃったコの画像とか。





葉っぱ頭にのせてあげたら 半日そのままでした。どこまで動かないんだ。 



水虫と床ずれ?

2012-06-09 08:57:43 | フトアゴとトゲオアガマ
ひさしぶりの あおっち君です。
なんか後ろ足が 痛々しいことになってますが。



脱皮不全のせいか 右の後ろ足の先から少し血がでていました。傷跡に床材がくっついて固まっています。
バイ菌が入ってもいかんと 床材のチップを新聞に替え お風呂に入れて傷口に軟膏を塗りました。

翌日、見てみたら指先を自分で噛んでしまったせいか 指が一本しか無くなっていました(汗)
見ていると 動いた時に傷口が目に入るらしく あの細長い体を曲げて指を噛んでいます。
(どちらかというとフード野菜より 血まみれのウズラとかのが好きな あおっち君、ゴハンに見えてしまったのでしょうか?)
ガーゼ貼ったり 包帯貼ったりしても あのツルツルのウロコ、動いたり噛んだりして取れてしまいます。

このままでは 足無くなるんじゃないかと心配になり 病院に。
特大プラケに入ったあおっち君を見て
「久しぶりにアオジタ見たけど こんなにデカかったっけ?」ちょっと驚く先生。
体重830グラム、これでも 1キロ超えてた時よりは体重減ったんだけどなぁ。



「イントラサイドジェル」という 透明なジェル状の塗り薬と抗生剤を処方されました。
このジェルを塗ってガーゼを当てて サージカルテープで巻いて固定します。
とにかく患部を噛まれないようにしないと 傷口からバイ菌が入って 最悪「足切断」なんて事になるそうで。(けっこうよくある事らしい)

ガーゼ交換の間は かわいそうですが 靴下かぶってもらいます。
ちょっと笑えますが こいつに噛まれると しゃれにならん位痛いので。



ついでに 前から気になっていた サバクトゲオアガマも一緒に通院。
乾燥のせいか 口先がガサガサになってきたので。




ガサガサしてる所を少し採って顕微鏡で見てもらったら カビの菌糸のようなものを確認。
消毒して 抗真菌薬を塗って様子見てくださいとの事。

こっちも頑張って 薬塗ってみます。
起きてる間だと ペロって舌出した時に舐めてしまいそうなので 寝てる所をつかまえて薬ヌリヌリ。
不機嫌そうなモロッコサバク、しばらくはガマンするのだぞ。


処方された薬。
家で調べてみたら 
あおっち君のジェルは「床ずれ」の薬 で トゲオアガマの真菌の薬は「水虫」の薬。
動物薬といっても 人間用の薬を流用してるので 当たり前なんですけどね。











土木担当^^ と 最近のゼノガマさん。

2012-03-16 19:08:42 | フトアゴとトゲオアガマ
ベビーからお迎えした モロッコサバクトゲオアガマの国内CB.
さすがに 国内CB,冬の拒食もなく 順調に成長してきています。



あまり触ったりしていないせいか ぜんぜん慣れていません。
ずっと単独飼育のせいか 他のトゲオアガマケージに入れると 威嚇&噛み付きがww

先日 床材を替えて 砂を厚めにしいて 少し濡らしてみました。

さっそく 楽しそうに 掘るわ掘るわ。

しばらくすると「作品」が







寝るときは こんな風に入って寝ます。
ふるさとの サバクでは こんな風に巣穴掘って寝てるんでしょうか。

おかげで 部屋の床はいつも 砂だらけですけど。
なんか トンネルの奥でまったりしてる姿をみると これでいいのかなって。



<おまけ>
2010年産まれのヨーロッパCBの ゼノガマさん オス。
ひさびさに ノド青くしてる写真が撮れました。
首の下の 腕のつけ根あたりまで 青くなるんだねぇ。




本当はもっと メタリックな青というか…綺麗な色なんだけどなぁ。
まだまだ おチビちゃんだけど いっちょまえに 発情してるのか??


タマゴ疑惑があった アマゾネスちゃんなんですけど…
なかなか卵産みそうにないと思ったら、何となくお腹もしぼんでいて。。。
でも ケージに 卵、どこにもない所をみると 「吸収」されちゃったのか??
それとも ただの「デブ」だったのか???骨盤がずっと開いているので 分かりずらいってのもあるし。




今では穴堀りもせず まったりと暮らしています。
そうはいっても 去年 10個も卵産んでくれたんだもの、ゆっくりしてもらおうね。

でもでも またあの可愛いベビーが見たいので 今度は まだチビちゃんのEU CBのペアに期待。
まだまだ 数年かかりそうですけど。メスは全然その気ないみたいだし(それに小さすぎ)
フトアゴみたいに 一年で性成熟するわけでは どうやらなさそうです。
どちらかというと トゲオアガマみたいに 数年かかる感じ…(←勝手な憶測ですが)





しうまいベビ、育成中。 そしてヘラオヤモリ。

2012-02-26 20:32:02 | フトアゴとトゲオアガマ
今年一月に生まれた フトアゴベビー、かなり大きくなりました。
コオロギもSサイズが食べれるようになって 日に日に増していく食欲。。。
食いしんぼなのは ママのしうまいちゃんに似たのか??

 あいかわらず 溶岩石をこよなく愛する しうまいさん。


 流木の先っぽにずっと乗ってるフトアゴベビ。


しかし フトアゴって ホント成長早いよね。
ベビーなこの大きさも今限定、すぐに しうまいちゃんサイズに(それはないか)


脱皮前で 白くなっています。そろそろ名前つけないとね。
 しうまいちゃんの子供だから「ベビーシュー」 とか
 はるまきくんの子供だから 中華つながりで「ピータン」とか(私はこれ食べれないけど)

どっちにしろ 食べ物から離れられないのはなぜだろう。。。
やっぱり動物病院で呼ばれても恥ずかしくない名前のがいいかなぁ。。




オージーの小さい子つながりで このペアも。
去年の暮れにウチにきた ドイツCBの イヤレスドラゴン。

大きいほうが メスなんですが 最近やけに大きなお腹。
心なしか あまり動かないし エサはしっかり食べているのだけど。




まさか卵?とはいっても この小ささ、 そして まだ生後一年たってないはず…
しばらく注意して 様子見てみよう。。



{おまけ}

最近とても気に入っている スジヘラオヤモリ。
メスのほうが びろーんと逆立ちして ぶら下がってました。



乾燥系トカゲばかりのウチにとって 新境地のこのタイプ。
どうしても気になったのは ショップの店長さんの
「お腹すくと 逆さになってぶら下がって下にいる虫をさがすんだよ~」との言葉。
どうしてもそれが見たくて ケージに平行に竹の棒をかけたくらいです。



足の指だけで ぶら下がってます。しかも目が赤くなってる!
そして 萌えポイントは しっぽの虫食いみたいな穴!
葉っぱに擬態してるのかな。芸が細かい!!