peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

国指定史跡・達谷窟(たっこくのいわや)&ホトトギス 2013年8月17日(土)

2013年08月22日 | 植物図鑑

P3750726_2

P3750724

P3750720

P3750482_2

2013年8月17日(土)、国指定史跡・達谷窟(たっこくのいわや)(西磐井郡平泉町平泉字北澤16番地)に行ってきました。ここの御供所で開催中の達谷西光寺(たっこくせいこうじ)と平泉写真同好会主催の「第4回達谷窟写真展」[8/1(木)~8/31(土)]を観るためでした。

「浄土の風に誘われて~平泉の四季と祭り」という題の通り、平泉の四季の風景や催事などが見事に写し撮られていました。現地にいなければ撮るのが難しいような素晴らしい写真が多く、期間限定でなく、通年展示してほしいと思いました。

P3750642

http://www15.ocn.ne.jp/~iwaya/ [別當 達谷西光寺(たっこくせいこうじ)]

(上)入場するときに寺務所でいただいたパンフレットの「境内案内図」の参拝順路に従って、「一の鳥居(石の大鳥居)」「二の鳥居」「閼伽堂」「三の鳥居」、参拝順路1(「毘沙門堂」)、参拝順路2(「岩面大仏」)と進み、ここからは、参拝順路3(「弁天堂」)、「奉行坊杉」、「鐘楼」、参拝順路4(「不動尊」)の順に拝観しました。前に何度か拝観していますが、拝観する度に何か新しい発見があるように思います。

Photo_3

(下)「参拝順路3 弁天堂」:工事中で弁天堂がありませんでした。弁天堂は、この「蝦蟆ケ池」の「中島」という所に建っていました。

P3750696

P3750702

P3750679

P3750784

P3750750

(上と下)この蝦蟆ケ池の傍には、「賴三樹三郎君詩碑」が立てられていました。

P3750714

P3750685

(上と下3つ)「奉行坊杉」と名付けられた大杉がありました。「神宿木(ひむろぎ)」と書かれています。

P3750686

P3750796

P3750799

P3750691

(上)「奉行坊杉」の所から左側に向かって進むと、「鐘楼」があり、「参拝順路4 不動堂」があります。

P3750794

P3750802

P3750809

P3750810

P3750786

P3750664

P3750805

P3750815

P3750804

P3750806

P3750808

P3750811

(上)「東北三十六不動尊霊場第奉札所」の看板が掛けられていました。

P3750820

P3750822

(上)「奉納絵馬」:様々な願いが書かれた奉納絵馬がありました。(金200円也)。

P3750825

P3750830

P3750719

P3750725

P3750723

P3750722

ホトトギス(不如帰・杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属 Tricyrtis hirta

特徴:山地の林内や崖などの半日陰地に生える多年草。茎は長さ40~80㎝、茶色の毛が斜め上を向いて生える。葉は2列に互生し、基部は丸く茎を抱き、葉にも毛が多い。8~10月、白地に濃紫斑のある花を上向きに咲かせる。名の由来は花の紫斑を鳥のホトトギスの胸腹の斑紋に見立てたもの。分布:本州(関東地方以西)・四国・九州。

良く似た愛知・岐阜・三重・滋賀・兵庫・岡山県に分布するヤマジノホトトギスT.affinis の花弁は水平に開く。8~10月開花。

また、北海道西南部・本州(岩手県以南)・四国・九州に分布するヤマホトトギスT.macropoda は、外花被片が強く反り返る。7~9月開花。

栽培管理:年間を通して半日陰か朝日のみ当たる場所で管理する。植え替えは芽出し前か秋に株分けを兼ねて行う。赤玉土・鹿沼土の混合土で植え付ける。増殖は株分け・実生・挿し芽ができる。タネは早春に播くと、早ければその年に花が見られる。挿し芽は5~6月に下葉3~4枚を残して切り取り、2節で切って挿す。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41239864&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のホトトギス(不如帰・杜鵑草) 2012年10月20日(土)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32696379&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「幽玄洞」のホトトギス(杜鵑草)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/1b21b9291a47d99720db08550b706420 [peaの植物図鑑:一関市東山町のホトトギス(杜鵑草)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38563158&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩「秋の山野草展」のホトトギス(杜鵑草)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40886757&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「蘭梅山いこいの森」のヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/4630135bfefbaf9a7b7487cbac9e4f5b [peaの植物図鑑:一関市東山町のヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)]


国指定史跡・達谷窟(たっこくのいわや)&フシグロセンノウ 2013年8月17日(土)

2013年08月22日 | 植物図鑑

P3750626

P3750879

P3750881_2

2013_2

P3750502

P3750505

2013年8月17日(土)、国指定史跡・達谷窟(たっこくのいわや)(西磐井郡平泉町平泉字北澤16番地)に行ってきました。ここの御供所で開催中の達谷西光寺(たっこくせいこうじ)と平泉写真同好会主催の「第4回達谷窟写真展」[8/1(木)~8/31(土)]を観るためでした。

「浄土の風に誘われて~平泉の四季と祭り」という題の通り、平泉の四季の風景や催事などが見事に写し撮られていました。現地にいなければ撮るのが難しいような素晴らしい写真が多く、期間限定でなく、通年展示してほしいと思いました。

P3750642

http://www15.ocn.ne.jp/~iwaya/ [別當 達谷西光寺(たっこくせいこうじ)]

P3750645

Photo_2

(上)入場するときに寺務所でいただいたパンフレットの「境内案内図」の参拝順路に従って、「一の鳥居(石の大鳥居)」「二の鳥居」「閼伽堂」「三の鳥居」「毘沙門堂」「岩面大仏」と進み、ほぼ全部拝観しました。前に何度か拝観していますが、拝観する度に何か新しい発見があるように思います。

P3750652

P3750641

P3750639

P3750650

(下2つ)二の鳥居

P3750654

P3750653

(下)三の鳥居

P3750656

(上と下2つ)右側に「閼伽堂(あかどう)」という井戸のようなものがありました。因に「閼伽(あか)」とは、仏前に供える浄水のことだそうです。

P3750662

P3750792

P3750659

P3750657

P3750666

P3750671

P3750694

P3750695

P3750676

P3750678

(下)毘沙門堂の内部は「撮影禁止」になっていました。

P3750774

P3750701

P3750745

P3750769

P3750712

P3750713

P3750737

P3750740

P3750742

P3750882_2

P3750883

P3750878

P3750880

P3750627

フシグロセンノウ(節黒仙翁) ナデシコ科 センノウ属 Lychnis miqueliana

山地の林の中などやや日蔭に生える日本固有の多年草。茎は直立し高さ40~90㎝になる。節は太くて、紫黒色を帯びる。葉は対生し、卵形または楕円状披針形で長さ4~15cm、幅2.5~4cmあり、先端は尖る。脈上と縁に毛がある。

和名は、やや肥大した茎の節の部分が紫赤色を帯びて黒っぽいので「節黒」の名がある。別名:フシグロ。山草の美花の1つとして、古くからセンノウ(仙翁)花とともに茶花、生け花に用いられた。センノウは中国原産の同属の植物で、観賞用に栽培されている。

7~10月、茎の先に直径5cmほどの大きな朱紅色の花を数輪平開する。稀に白花もある。花弁は5枚、下部は狭まって爪状になり、舷部(げんぶ)は倒心形で全縁。 各花弁ごとに2個の小りん片がある。

種小名は、シーボルトP.F.von Sieboldと同じ頃、日本からオランダのライデン大学に多くの植物を集め、植物目録をつくったミケールF.W.Miquelに因む。

分布:本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


「第4回達谷窟(たっこくのいわや)写真展」&コウホネ 2013年8月17日(土)

2013年08月21日 | 植物図鑑

P3750899_2

P3750892

P3750891

P3750911

P3750481

P3750479

P3750494

P3750488

P3750496

P3750501

P3750512

P3750523

2013年8月17日(土)、国指定史跡・達谷窟(たっこくのいわや)(西磐井郡平泉町平泉字北澤16番地)に行ってきました。ここの御供所で開催中の達谷西光寺(たっこくせいこうじ)と平泉写真同好会主催の「第4回達谷窟写真展」[8/1(木)~8/31(土)]を観るためでした。

「浄土の風に誘われて~平泉の四季と祭り」という題の通り、平泉の四季の風景や催事などが見事に写し撮られていました。現地にいなければ撮るのが難しいような素晴らしい写真が多く、期間限定でなく、通年展示してほしいと思いました。

http://www15.ocn.ne.jp/~iwaya/ [別當 達谷西光寺(たっこくせいこうじ)]

P3750520

P3750525

P3750526

P3750561

P3750562

P3750559

P3750560

P3750609

P3750528

P3750534

P3750532

P3750564

P3750586

P3750588

P3750565

この達谷窟には何回も来ていますが、写真展を観た後、入場する際いただいた「国指定史跡・達谷窟毘沙門堂境内」案内図の「順路」に従って主な所は全部見てきました。入口にある細い川の中に植えられているコウホネが、黄色い花を水面から出して咲かせていました。

P3750886

P3750887

P3750888

P3750889

P3750890

P3750900

コウホネ(ヌファル)属 Nuphar:北半球温帯に約25種が分布する水生宿根草で、土中に白色の根茎を長く伸ばし殖える。

コウホネ スイネン科 コウホネ(ヌファル)属 Nuphar japonica

葉には2種あり、水中葉は細長く膜質、水上葉は長卵形で、長い葉柄をつけ水面から出る。黄色で、直径4~5㎝の花を水面から出して咲かせる。萼片が大きく5枚、花弁は小さく多数。花期:初夏。花に紅色がかる品種や、葉に黄色の斑が入る品種がある。ほかにヒメコウホネN.subintegerriumも栽培される。ハス科Nelumbonaceaeに分類する学者もいる。栽培:繁殖は株分けによる。強健。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


一関市東山町松川のハナガサギク(花笠菊) 2013年8月19日(月)

2013年08月20日 | 植物図鑑

P3760344

P3760349

P3760335

P3760332

P3760354

P3760355

2013年8月19日(月)、一関市東山町松川字台の親せきの家に行きました。家の門口に植えられているハナガサギク(花笠菊)が、八重咲きで黄色い花を沢山咲かせていました。また、やかましいほどにセミの鳴き声がするので近づいて行ったら、5~6匹もセミがいました。

(下)庭に植えられている桜の木の幹にミンミンゼミアブラゼミが、すぐ傍にいました。

P3760378

(下2つ)ミンミンゼミ:セミ科 Robust Cicada:体長3.3㎝。日本全土で見られる。7月の終わりから9月にかけて見られる。特に8月に多い。ケヤキなどの木にとまってミーンミンミンと鳴く。[講談社発行「日本の生きもの図鑑(石戸忠、今泉忠明:監修)」より]

P3760360

P3760364

(下2つ)アブラゼミ: セミ科 Large Brown Cicsada:体長 3.7㎝。7月半ばから9月にかけて 全国で見られる。ナシやリンゴなどの木に集まるが、電信柱や家の壁にもとまる。ジージリジリジリと鳴く。

P3760366

P3760377

P3760331

P3760333

P3760341

P3760338

P3760339

キク科 ルドベキア(オオハンゴンソウ)属 Rudbeckia spp.

ルドベキア(大反魂草の仲間)は、北米に約15種が知られている多年草で、ごく一部が一、二年草である。花心が盛り上がっているのが特徴で、広く流通しているR.ヒルタ(和名・荒毛反魂草)は一、二年草。草丈が30㎝ほどの矮性品種から90㎝のものまであるが、黄色の花の基部が褐色の’グロリオサ・デージー’が有名である。また、一重咲きで花心が褐色のものは牧場などに野生化している。花期は7~9月。オオハンゴンソウ(R.ラシニアタ)は宿根草で、花心は初め黄緑色、草丈は60~300㎝。切花用に栽培もされるが、各地の川沿いなどに野生化している。本種の八重咲き品種に<strog></strog>ハナガサギク(花笠菊)がある。いずれも丈夫で栽培が容易。[講談社発行「野の花・街の花(監修:長岡 求)」より]


一関市東山町松川のナツズイセン(夏水仙) 2013年8月19日(月)

2013年08月20日 | 植物図鑑

P3760299

P3760298

P3760303

P3760305

P3760330

http://www.rezmy.jp/rez232170/ [一関市立松川小学校]

P3760327_2

2013年8月19日(月)、一関市立松川小学校(一関市東山町松川字中通42)から紅葉滝(もみじたき)公園に向かっていたら、農家と思われる大きな家の前にある納屋(?)の前に生えてきたナツズイセン(夏水仙)が、淡ピンク色の花を沢山咲かせていました。ヒガンバナの仲間は、何も見えなかった所から短期間の間に茎を伸ばして花を咲かせるので、初夏の庭仕事では注意が必要です。

P3760328

P3760296

P3760297

P3760304

P3760300

P3760302

ナツズイセン(夏水仙) ヒガンバナ科 リコリス(ヒガンバナ)属 Lycoris squamigera

中国から古い時代に入ってきたと考えられている多年草(球根植物)。毒草のため日本では庭にはあまり栽培されなかったが、最近は庭にも植えられているほか、人家の近くに野生状態で生えているものが見られる。8月中旬頃、地中の鱗茎(球根)から高さ60㎝ほどの花茎が伸び、直径10㎝近い大きな花を5~7個開く。花の色は紫がかった淡いピンク。花期:7~9月。

秋になると青白い線形の葉を出し、翌年の5月頃には枯れてしまう。この葉がスイセン(水仙)に似ていて、夏に花が咲くので夏水仙の和名がある。

栽培:日なたを好むが西日が当たらないように落葉樹の下などに植える。花後に出る葉で光合成を行うので切らないようにし、休眠中でも時々水を与える。繁殖は分球または種子による。

リコリス(ヒガンバナ)属の植物は、ヒガンバナ(マンジュシャゲ)L.radiata、キツネノカミソリL.sanguinea、リコリス・オーレア(ショウキズイセン)L.aurea、シロバナマンジュシャゲL.albiflora、リコリス・スプレンゲリL.sprengeri、リコリス・プミラL.radiata var.pumilaなど、いずれも何もないと思っていた所に唐突に花茎が伸びてきて花を咲かせるので、欧米ではマジックリリーとも呼ばれている。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38170988&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区「」のナツズイセン(夏水仙) 2011年8月28日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35313645&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市磐井町のナツズイセン(夏水仙) 2010年8月21日(土)]