peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町松川のハナガサギク(花笠菊) 2013年8月19日(月)

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2013年8月19日(月)、一関市東山町松川字台の親せきの家に行きました。家の門口に植えられているハナガサギク(花笠菊)が、八重咲きで黄色い花を沢山咲かせていました。また、やかましいほどにセミの鳴き声がするので近づいて行ったら、5~6匹もセミがいました。

(下)庭に植えられている桜の木の幹にミンミンゼミアブラゼミが、すぐ傍にいました。

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(下2つ)ミンミンゼミ:セミ科 Robust Cicada:体長3.3㎝。日本全土で見られる。7月の終わりから9月にかけて見られる。特に8月に多い。ケヤキなどの木にとまってミーンミンミンと鳴く。[講談社発行「日本の生きもの図鑑(石戸忠、今泉忠明:監修)」より]

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(下2つ)アブラゼミ: セミ科 Large Brown Cicsada:体長 3.7㎝。7月半ばから9月にかけて 全国で見られる。ナシやリンゴなどの木に集まるが、電信柱や家の壁にもとまる。ジージリジリジリと鳴く。

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キク科 ルドベキア(オオハンゴンソウ)属 Rudbeckia spp.

ルドベキア(大反魂草の仲間)は、北米に約15種が知られている多年草で、ごく一部が一、二年草である。花心が盛り上がっているのが特徴で、広く流通しているR.ヒルタ(和名・荒毛反魂草)は一、二年草。草丈が30㎝ほどの矮性品種から90㎝のものまであるが、黄色の花の基部が褐色の’グロリオサ・デージー’が有名である。また、一重咲きで花心が褐色のものは牧場などに野生化している。花期は7~9月。オオハンゴンソウ(R.ラシニアタ)は宿根草で、花心は初め黄緑色、草丈は60~300㎝。切花用に栽培もされるが、各地の川沿いなどに野生化している。本種の八重咲き品種に<strog></strog>ハナガサギク(花笠菊)がある。いずれも丈夫で栽培が容易。[講談社発行「野の花・街の花(監修:長岡 求)」より]


一関市東山町松川のナツズイセン(夏水仙) 2013年8月19日(月)

2013年08月20日 | 植物図鑑

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http://www.rezmy.jp/rez232170/ [一関市立松川小学校]

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2013年8月19日(月)、一関市立松川小学校(一関市東山町松川字中通42)から紅葉滝(もみじたき)公園に向かっていたら、農家と思われる大きな家の前にある納屋(?)の前に生えてきたナツズイセン(夏水仙)が、淡ピンク色の花を沢山咲かせていました。ヒガンバナの仲間は、何も見えなかった所から短期間の間に茎を伸ばして花を咲かせるので、初夏の庭仕事では注意が必要です。

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ナツズイセン(夏水仙) ヒガンバナ科 リコリス(ヒガンバナ)属 Lycoris squamigera

中国から古い時代に入ってきたと考えられている多年草(球根植物)。毒草のため日本では庭にはあまり栽培されなかったが、最近は庭にも植えられているほか、人家の近くに野生状態で生えているものが見られる。8月中旬頃、地中の鱗茎(球根)から高さ60㎝ほどの花茎が伸び、直径10㎝近い大きな花を5~7個開く。花の色は紫がかった淡いピンク。花期:7~9月。

秋になると青白い線形の葉を出し、翌年の5月頃には枯れてしまう。この葉がスイセン(水仙)に似ていて、夏に花が咲くので夏水仙の和名がある。

栽培:日なたを好むが西日が当たらないように落葉樹の下などに植える。花後に出る葉で光合成を行うので切らないようにし、休眠中でも時々水を与える。繁殖は分球または種子による。

リコリス(ヒガンバナ)属の植物は、ヒガンバナ(マンジュシャゲ)L.radiata、キツネノカミソリL.sanguinea、リコリス・オーレア(ショウキズイセン)L.aurea、シロバナマンジュシャゲL.albiflora、リコリス・スプレンゲリL.sprengeri、リコリス・プミラL.radiata var.pumilaなど、いずれも何もないと思っていた所に唐突に花茎が伸びてきて花を咲かせるので、欧米ではマジックリリーとも呼ばれている。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38170988&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区「」のナツズイセン(夏水仙) 2011年8月28日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35313645&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市磐井町のナツズイセン(夏水仙) 2010年8月21日(土)]


一関市東山町松川のヒロハゴマギ(広葉胡麻木) 2013年8月19日(月)

2013年08月20日 | 植物図鑑

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2013年8月19日(月)、一関市東山町松川の紅葉ケ滝公園(もみじがたきこうえん)から、丈競山(たけくらべ山・435m)に向かって造られている車道を登って行ったら、田んぼや枝打ちされた杉林などがありました。杉林は綺麗に下草が刈られていました。道路沿いの山際に真っ赤に色づいた実を沢山付けたヒロハゴマギ(広葉胡麻木)と思われる樹木が生えていました。Photo

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(上)「昭和57年度普通林道弓折線開設」と書かれた標柱。

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ヒロハゴマギ(広葉胡麻木) スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum sieboldii var.obovatifolium

ゴマギの変種で、ゴマギが関東地方以西に分布するのに対し、本州の北部に分布する。別名:マルバゴマギ(丸葉胡麻木)。山地や川沿いの湿地に生える落葉小高木で、高さ3~7mになる。枝は灰黒色、髄は褐色。葉は対生し、長さ10~19㎝の倒卵形~広倒卵形でゴマギより広くて大きい。縁に鈍鋸歯があり、両面、特に裏面に星状毛が密生する。和名は枝や葉を傷つけると、ゴマ(胡麻)のような香りがすることによる。

4~5月、枝先に直径10~15㎝のの大きな円錐花序を出し、白い小さな花を多数つける。花冠は直径約9㎜で5深裂する。核果は長さ約8㎜の楕円形で9~10月に赤から黒に熟す。分布:本州(東北・北陸地方)[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]