peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市赤荻(あこうぎ)外山のレンゲショウマ(蓮華升麻) 2013年8月11日(日)

2013年08月13日 | 植物図鑑

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2013年8月11日(日)、一関市博物館(字沖野々215番地1)主催の館長講座の第1回が同館で行われましたので聞きに行ってきました。この博物館の主任学芸員をされている方に紹介された一関市赤荻(あこうぎ)外山の阿部さんの家を訪ねるため少し早目に出かけました。

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(上と下)一関市赤荻(あこうぎ)外山にある阿部さんの家(6/8撮影)。

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私と同世代のご夫妻にお会いして山野草などの話をした後、庭を見せていただきました。阿部さんの家では、草花類の手入れは主に奥様がされているようで、「農作業の合間の手入れなので…」などと謙遜されながら庭を案内してくださいました。

一関ではほとんど見ることができないレンゲショウマ(蓮華升麻)が、蕾を沢山付けた花茎を伸ばして、蓮華(ハス)が下向きになったような淡紫色の花を咲かせはじめていました。

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レンゲショウマ(蓮華升麻) キンポウゲ科 レンゲショウマ属 Anemonopsis macrophylla

本州(東北~近畿地方)の、主に太平洋側の落葉広葉樹林内に生える多年草。1属1種の日本特産種。高さ40~90㎝、根生葉や茎の下部の葉は2~4回3出複葉。葉は大型で互生し、暗緑色で光沢がある。7~8月、直径3~4㎝、蓮華(ハス)が下向きになったような花を下向きに咲かせる。萼片は淡紫色で花弁のように見える。花弁は小さく、直立して雄しべを囲んでいる。花弁の先は色が濃い。トリカブトに似た袋果を付け、中に鱗片のあるタネがある。[栃の葉書房発行「育てる調べる 山野草2525種」&山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%9E [レンゲショウマ(Wikipedia)]

http://yasashi.info/re_00011.html [レンゲショウマの育て方:ヤサシイエンゲイ]

http://www.hana300.com/rengsh.html [蓮華升麻(レンゲショウマ):季節の花300]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34765875&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:水沢盆栽会のアワモリショウマ(泡盛升麻)2010年6月12日(土)]


一関市赤荻(あこうぎ)外山のホツツジ(穂躑躅) 2013年8月11日(日)

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2013年8月11日(日)、一関市博物館(字沖野々215番地1)主催の館長講座の第1回が同館で行われましたので聞きに行ってきました。この博物館の主任学芸員をされている方に紹介された一関市赤荻(あこうぎ)外山の阿部さんの家を訪ねるため少し早目に出かけました。

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(上と下)一関市赤荻(あこうぎ)外山にある阿部さんの家(6/8撮影)。

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私と同世代のご夫妻にお会いして山野草などの話をした後、庭を見せていただきました。阿部さんの家では、草花類の手入れは主に奥様がされているようで、「農作業の合間の手入れなので…」などと謙遜されながら庭を案内してくださいました。

日当たりが良くて肥料もあるのでしょうホツツジ(穂躑躅)が、蕾を沢山付けた花序をつけて、淡紅白色の花を咲かせはじめていました。

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ホツツジ(穂躑躅) ツツジ科 ホツツジ属 Tripetaleia paniculata

日当たりの良い山地に生える落葉低木。よく枝分かれして高さ1~2mになる。葉は互生し、長さ3~7㎝の楕円形~倒卵形で先は尖り、両面の主脈に毛がある。

8~10月、枝先に円錐花序を出し、わずかに紅色を帯びた白色の花が多数咲く。花冠は直径約1.5㎝で3個の裂片に分かれ、先は反り返る。雄しべは6個で白く扁平。雌しべ(花柱)は長く突き出し、先端はやや上に曲がる。萼は椀形でほとんど切れ込みがない。

蒴果は直径約3㎜の扁球形で、果実と萼の間には約1㎜の柄がある。蜜は有毒。分布:北海道(南部)、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40918403&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「蘭梅山いこいの森」のホツツジ(穂躑躅) 2012年8月21日(火)]


一関市赤荻(あこうぎ)外山のユリ(百合)’カサブランカ’ 2013年8月11日(日)

2013年08月13日 | 植物図鑑

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2013年8月11日(日)、一関市博物館(字沖野々215番地1)主催の館長講座の第1回が同館で行われましたので聞きに行ってきました。この博物館の主任学芸員をされている方に紹介された一関市赤荻(あこうぎ)外山の阿部さんの家を訪ねるため少し早目に出かけました。

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(上と下)一関市赤荻(あこうぎ)外山にある阿部さんの家(6/8撮影)。

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私と同世代のご夫妻にお会いして山野草などの話をした後、庭を見せていただきました。阿部さんの家では、草花類の手入れは主に奥様がされているようで、「農作業の合間の手入れなので…」などと謙遜されながら庭を案内してくださいました。

ユリ(百合)’カサブランカ’が、最盛期は少し過ぎていましたが、花を沢山咲かせていました。

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ユリ 「カサブランカ」 ユリ科 ユリ(リリウム)属 Lilium 'Casa Blanca'

英国王立園芸協会によるユリ園芸品種の登録分類の第7群(Division7)は、ヤマユリ、カノコユリ、ササユリ、ヒメサユリなど極東のユリを もとに育成された交配種及びこれらとキカノコユリとの交配によって育成された品種ですが、オリエンタルハイブリッド系と呼ばれています。

カサブランカ(Casa Blanca)は、誰でも知っているオリエンタルハイブリッドの銘花です。純白大輪で、花の大きさは径20㎝以上になる大型の品種。 栽培もし易く、切り花としても庭植えとしても適しています。オリエンタル系の品種では最も丈夫で、カノコユリの強健さを強く受け継いでいると思われます。草姿、性状からは、カノコユリとサクユリだけが交配に係わったものと推測されます。

ニュージーランドで育種された品種ですが、オランダのフレッター&デハーン社で大量に増殖され世界中に広がりました。もともと庭植え用に改良された品種であるため、暖地で庭植えしても球根を数年は維持できる数少ないオリエンタルハイブリッドです。 花が横向きに咲くため、切り花栽培で密植しにくいこと、植え付けから開花までの日数が長いため、切り花栽培でのシェアは低下してきています。[管理]暑さにやや弱く西日を嫌うので、夏はできるだけ風通しのよい半日陰の涼しい戸外に置く。鉢土の過湿が苦手だが、真夏は鉢土を乾燥させ過ぎないように注意して水遣りする。 [栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・ゆりを楽しむ」(監修:竹田 義)より]