日々雑記

政治、経済、社会、福祉、芸術など世の中の動きを追い、感想を述べたい

野党共闘、候補者一本化 の決断に選挙での投票という行動で答えよう

2017-10-16 13:22:24 | 政治

正直なことを言って、自分の感情や情緒で書くことは苦手です。感情を表現するより論理のほうが書きやすいのですが、これだけは感動したこととして書いておきたいと思います。

選挙のことです。一昨年以来、市民連合などの呼びかけで「市民と立憲野党の共闘」が成立し、2年間大きな成果を上げてきました。参議院選挙の一人区、新潟県知事選挙、仙台市長選挙などは共闘の大きな成果と言ってもよいでしょう。

それが突然のことで重大な危機に瀕しました。希望の党の誕生と民進党の事実上の解党がありました。共闘からの民進党の離脱は重大な裏切りでした。

その後、立憲民主党の誕生と日本共産党の冷静な対応によって「市民と野党の共闘」は見事に再生しました。

その時感動すべきことが起こりました。土壇場になって選挙区の候補者一本化が進んだのです。あっという間の出来事でした。小選挙区289のうち249選挙区で一本化されました。共産党はなんと67人の候補者を取り下げました。「なんとしても立憲野党が手を握り合ってほしい」「憲法9条を守ってほしい」という国民の願いに3野党が答えてくれたのです。すばらしいことです。

今度は3野党の決断に対して国民が答えるときでしょう。投票という行動によって。

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日本共産党を支持する市民の声

2017-10-16 10:41:28 | 政治

今度の総選挙に当たり、多くの人が日本共産党を支持しています。その理由は様々ですが、共産党の民主主義擁護、改憲反対、反戦・・・などの政策とともに、ぶれない姿勢を評価する声もあります。そうしてなによりも安倍内閣の「疑惑隠し」の自己保身解散に対し、誠実に「共闘」を進める日本共産党を支持する声が強いようです。ここには「しんぶん赤旗 日曜版」10月15日号から声を拾ってみました(要約です)

 憲法守る力躍進を  俳優 加藤剛さん
今度の解散は、戦後最も危険な政権が仕掛けた・・改憲のための解散だと思います。・・・彼らは九条を変え・・・平和憲法を丸ごと変えようとしています。北朝鮮の蛮行は許せないし恐ろしい。・・・だからこそ大事なのは憲法の精神=戦争を起こさないための徹底した外交です。子供たちに平和な世の中を手渡したい。全国で心ある方々が声をあげていて、大変励まされています。力を合わせて新しい平和の政権を作る一歩にしましょう。共産党をはじめ憲法を守る野党が共闘して躍進することを願います。

信用できる党に期待  作家 佐藤愛子さん
共産党は言っていることとやっていることに裏表がない。一貫しいるところが信用できます。・・・小池さんの「希望の党」をめぐる動きを見ると、何をやっているのかと思う。こういう時だからこそブレない共産党に頑張ってほしい。

共闘すすめた見事な器量 俳優 鈴木瑞穂さん
「国難突破解散」と安倍首相は言います。でも僕は、あなたが一番の国難だといいたい。北朝鮮問題がそうでしょう。ひたすら米国に従い、対話を拒否し、危機をあおっている。核戦争となれば、北東アジアは破滅です。日本は話し合いに尽力すべきです。「希望の党」騒動では公約を投げ捨てる議員たちに人間の醜さを見る思いです。騒動の中でも共産党はブレなかった。しかも野党共闘を進めるために、行きがかりを乗り越えて、行きがかりを乗り越えて相手を受け入れる器量がある。・・・戦後最悪の政権を終わらせましょう。

総選挙で躍進を  絵本作家 長谷川義史さん
やっと国会が開かれたのに、野党と審議もせずにいきなり解散なんて、ほんまにせこいですよね。森友・加計学園問題を追及された後に選挙をやれば不利になる。だから、今のうちにやっておこうと・・・国民をバカにしてます。安倍政権は・・選挙中には言わない「共謀罪」や安保法制を、選挙後に無理やり進めてきました。次はいよいよ憲法9条を変えて日本を戦争できる国にしようとしている。そういう動きには絶対反対です。・・・共産党はブレずに正しいことを言っています。戦争はしない、憲法9条は変えない、原発はあかん、と。国会でもがんばって安倍政権を追及している。僕は無党派だけど共産党には期待しているし、安倍政権を倒すために頑張ってほしい。

海外派兵許さないために 元陸上自衛隊士長 大嶋伸幸さん
私は陸上自衛隊の施設大隊にいました。戦闘に必要な橋、道路などを作るのが任務です。南スーダンPKOに派遣された中心部隊も施設部隊です。私は、自衛隊はあくまでも日本が攻撃されたときのため、災害救援のためにあると思っています。南スーダンのような戦地への派遣は許されません。ところが安倍政権が強行した安保法制では、「駆けつけ警護」もやる、これまで憲法違反とされてきた集団的自衛権の行使まで認める、としています。後輩の自衛隊員が米軍の戦争に動員されて血を流すような事態をわたしは絶対に見たくない。・・・これまで自衛隊員の命を守ってきたのは憲法9条です。これを改悪すれば自衛隊の在り方はあ根本的に変わってしまいます。今回の選挙ではぜひ共産党にがんばってほしい。共産党は安保法廃止、9条改憲反対を掲げて、ぶれずに共闘を呼び掛けてきました。一番、市民の声をよく聞く党だと思います。


 

 

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電力料金が高くなるといって、原発ゼロを望む国民を脅すのは卑怯なやり方だ

2017-10-14 22:26:52 | 政治

自民党が号外を出して原発ゼロに反対しているらしい。

自民党によると「2030年、原発停止で増える国民負担」というタイトルで、原発停止で家計で絵年間1万円、中小企業で年600万円の電気料金が増えるといっています。この数字は総選挙直前世耕経産大臣が言い出したものです。

経産省に問い合わせた人がいて、経産省の回答によると、2010年と16年の比較から計算したものだといいます。それによると、この期間には化石燃料の価格変動があり、さらに為替の変動もあったため、電力料金の上昇のうち原発停止による上昇の割合を算出することは出来ないといいます。

電気料金の上昇分を、それもサービス業も製造業も十把ひとからげにして中小企業の負担増というのは、国民を脅すための議論と言われても仕方がないでしょう。

電力の原価の話をするならば、原子力発電の原価の中には福島第一原発の事故処理費用、住民への補償費用なども加えるべきでしょう。将来どれだけ増えるかわからない事故処理費用を加えれば、電力の原価はどれだけ増えるかわかりません。もちろん消費者が支払う電力料金も1万円などという額ではなくなるはずです。

こんなおかしな議論をして原子力発電の継続を図る大臣や政党はやめさせるべきでしょう。これこそが今回の総選挙で私たち国民が考えなければならないことでしょう。

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安倍首相って、我々の代表としていただくのは悲しいですね

2017-10-13 20:36:50 | 政治

「デジタル朝日」にこんな記事がありました、安倍首相ってこんな人なんですね。悲しくなりますね。

 

■志位和夫・共産党委員長(発言録)

「安倍首相、福島で原発のげの字も言わず」共産・志位氏

 私はね、安倍首相の姿勢、(衆院選の)第一声を福島でやったって言うでしょ。福島でやっておいて、原発のげの字も言わなかった。よくそんな演説ができると思いますよ。事故を起こした責任者じゃないですか。長年の自民党政治、安全神話をつくってきた。その結果じゃないですか。その責任者が福島にやってきて、原発のげの字も言わない。

 3月11日の犠牲者の追悼式典でも、彼は原発のげの字も言わなかった。もう、原発事故を終わったことにしてしまおう。そして、もう全部打ち切ってしまおう。そして、原発再稼働と輸出をやろう。こんな勢力に日本を任せるわけには参りません。原発ゼロ、再稼働反対、そして福島の(原発)全基廃炉、この願いを日本共産党に託してください。(福島市での街頭演説で)

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原発政策は総選挙の大事な争点です。再稼働をやめさせましょう。

2017-10-13 15:02:28 | 政治

 原子力規制委員会が、福島第1原発事故を起こした東京電力に対し、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)を動かす適格性を容認したもとで、原発政策は総選挙の大きな争点になっています。問われているのは、民意を踏みつけにして原発を再稼働させる安倍政権の暴走にストップをかけるのかどうかです。

自民:再稼働推進  
公明、維新、希望: 再稼働容認

 自民党は衆院選公約で、原子力規制委員会の基準に適合すれば「原発の再稼働を進めます」と明記しています。再稼働に反対する国民多数の願いを無視した政策です。「原発に依存しない社会・原発ゼロをめざす」というのは公明党です。「脱原発依存体制の構築」を掲げる日本維新の会とともに、再稼働容認です。「原発ゼロの2030年までの実現をめざす」とうたう希望の党も「原発の再稼働を認める」と明記。「原発ゼロ」をめざすのなら、再稼働は必要ありません。

 これに対し、日本共産党は「再稼働せずに原発ゼロにすすみます」と提案しています。また日本共産党と社会民主党、立憲民主党の野党3党が市民連合と合意した項目には「福島第1原発事故の検証のないままの原発再稼働は認めない」としています。

 安倍政権 輸出・老朽原発延長

 安倍政権は「エネルギー基本計画」(14年に閣議決定)で、原発を「ベースロード電源」と位置づけ、再稼働と原発の輸出を推進しています。同計画に基づき30年度の発電電力量の20~22%を原発で賄う方針を15年に決定しました。これを達成するために30基台の再稼働が必要だとしています。

 これまで九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)など3原発5基が再稼働しています。規制委が再稼働の前提となる審査書案を了承したのは柏崎刈羽原発を含め7原発14基です。九州電力は玄海3、4号機(佐賀県)の来年1、3月の再稼働を、関西電力も大飯原発3、4号機(福井県)の同時期の再稼働をねらっています。また、より危険な、運転40年を超えた老朽原発3基(関西電力美浜3号機、同高浜1、2号機=いずれも福井県)も規制委が最大20年の延長を容認しており、対策工事を数年かけた後、再稼働させようとしています。

再稼働は必要ない

 再稼働は必要ありません。2013年から15年の間、2年近くも稼働原発ゼロになり、日本社会は原発なしでもやっていけることが証明されました。

 しかも、再稼働すれば、計算上わずか6年で、すべての原発の使用済み核燃料の貯蔵プールが満杯になります。再稼働は、処分の見通しもない「核のゴミ」を増やし、問題を深刻化させるだけです。

 再稼働を容認するため、事故時の住民の避難計画を審査の対象にすらしない規制委の新規制基準を「世界最高レベル」(自民党の公約)などと持ち上げて、新たな「安全神話」をふりまいているのは無責任です。

 東電に運転の資格なし

 事故を起こした当事者、東電に柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働を許すのかどうかも焦点です。

 規制委は東電に、柏崎刈羽原発を運転する適格性(資格)があると結論づけました。しかし、福島第1原発事故の収束、賠償、廃炉の見通しが立たず、事故の責任を果たしていない東電にその資格がないことは明白です。

 福島第1原発で、水位計の設定ミスも資格が問われる新たな事態が浮上しました。汚染水が建屋外に漏れ出す恐れのあることが明らかになったのです。5月に8回起きた可能性があり、原因は水位計の設定ミス。東電は半年余り気づかないままでした。8月にも汚染水漏れにつながる地下水の低下があったのに故障と判断し、公表遅れが判明しています。

 安全に対する姿勢のずさんさが浮き彫りになり、地元などで東電への不信が広がっています。

 事故の被災者約3800人が国と東電に損害賠償を求めた「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟で、福島地裁は10日、国と東電の責任を認めました。同種の訴訟で国と東電を断罪したのは、3月の前橋地裁判決に続く2件目です。

 事故前は「事故は起きない」と安全神話をふりまき原発を推進し、事故が起きたら「想定外」と主張してきた国の責任が問われています。事故を繰り返さないためには、なにより再稼働せずに原発ゼロに進むことです。

再生エネ先進国をめざそう

 原発の再稼働反対。原発ゼロの日本、再生可能エネルギー先進国をめざしましょう。『原発ゼロ』の政治決断を行い、原発の再稼働を中止し、すべての原発で廃炉のプロセスを始めましょう。事故から6年7カ月たっても福島の深刻な状況が続くなか、再稼働や原発輸出のために、事故を「終わったこと」にする政治を許してはなりません。

 再生可能エネルギー普及の最大の障害は「原発固執政治」です。2030年までに電力の4割を再生可能エネルギーでまかなうことを目標に、省エネ・節電の徹底と、再生可能エネルギー大幅導入の計画を立てて、実行していきましょう。

 

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