パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

パソコンスクールのスタッフが、
初心者から上級者まで役立つ情報をお伝えします。

累計を簡単に表示しましょう(Excel初心者)

2017-05-17 17:29:00 | エクセル
皆さんおはようございます。

さて↓このような表があったとしましょう。



いちばん右の列に累計を出したいと思います。

sum関数と絶対参照を使えば簡単に出来るんですよ。

絶対参照とは、数式で参照するセルの行列番号に"$"

を付け、セルを常に固定することを言います。

数式をコピーするときに使用します。

さて

セルD3を選択し、=sum($C$3:C3)と入力します。



そして、オートフィルを使ってセルD11まで数式をコピーしましょう。

コピーした数式を確認してみると・・・

セルD4=sum($C$3:C4)
セルD5=sum($C$3:C5)
セルD6=sum($C$3:C6)
セルD7=sum($C$3:C7)

このように、正しく合計を出す範囲が設定されていますね。

ただ、エラーチェッカーが表示されてしまいます。



これはExcelがご親切に「あなたが数式で参照した範囲の下にはまだ数値があるの

に、それを合計に含まなくていいんですか?」と心配してくれているんですね。

今回は心配ご無用(*^_^*)ですね。

エラーチェッカーがうっとおしかったら、

表示されている範囲を選択し、エラーのスマートタグをクリックして

「エラーを無視する」を選択しましょう。エラーチェッカーが消えます。



累計を楽ちんに計算できました。






エクエルって奥が深いですね。

奥が深いと言えば、エクセルって色々な機能があって、使い方によってはまるで手品(マジック)のようになるんですよね。

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mihoりん
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Accessのデータをエクセルファイルに出力する(Access2000以降)

2017-05-17 17:26:43 | Access(アクセス)
今日も、アクセスを取り上げます。

任意のテーブルもしくはクエリーのデータをエクセルファイルに出力する方法をご紹介します。

その際、エクセルのファイル名だけではなく、シート名も指定してみます。

なお、シート名を指定しないと、テーブルもしくはクエリーの名前が
シート名となりますよ。

なお、Accessファイルは、デスクトップに保存してあるものとします。

エクセルファイルは、同じディレクトリ(今回は、デスクトップとなります)に
出力されるようにします。
従って、マイドキュメントにAccessファイルが保存してあれば、
エクセルファイルも自動的にマイドキュメントに出力されます。


Access2007でご説明しますが、2003やXPバージョンでも、問題なく動作します。



以下の画像は、今回エクスポートするテーブルのデータです。
T講座 という名前のテーブルです。






フォームをデザインビューで開いて、ボタンを配置します。
ボタンを選択して、プロパティをクリックします。
(F4キー、もしくは、Alt + Enter でもかまいません)

書式タブの標題に「エクスポート」と入力します。
これが、ボタンの表示される文字となります。






続いて、イベントタブのクリック時の右端の「・・・」をクリックします。






コードビルダを選択して、OKをクリックします。





Visual Basic Editorに切り替わりますので、
以下のように入力します。
画像を参考にしてください。


Private Sub コマンド0_Click()
    Dim FileName As String
    
    FileName = Left(CurrentDb.Name, InStrRev(CurrentDb.Name, "")) _
                    & "エクスポート講座.xls"
    DoCmd.TransferSpreadsheet acExport, _
            acSpreadsheetTypeExcel9, "T講座", _
            FileName, True, "講座情報"
    
End Sub







若干の説明をします。
FileName という変数を宣言して、そこにAccessファイルのパスとエクセルのファイル名を代入しています。

これで、Accessファイルがどこに保存してあろうと、同じフォルダにエクセルファイルが保存されるようになります。

エクセルのファイル名は、自由に変更してもかまいません。
今回は、エクスポート講座.xls としました。

次の1文がメイン処理です。

acSpreadsheetTypeExcel9 というのは、Excel2000ファイル形式を指しています。
これにしておくのが、一番安定しているようです。

保存先のファイル名は、先ほど仕込んだ FileName を使っています。

また、最後の 「講座情報 」は、シート名の指定です。
これを省略すると、テーブル名の「T講座」がシート名となります。


さて、それでは、Accessに切り替えて、フォームビューで表示してください。

「エクスポート」ボタンをクリックします。
画面に変化がありませんが、これで、エクセルファイルが出力されました。




もし、エラーが表示されたら、入力ミスの可能性がありますので、よく確認してみてください。


デスクトップ画面を見ると、エクセルファイルが作られていますね。





このファイルを開いてみましょう。
確かに、データが書き出されていますね。





シート名も確認してみましょう。
確かに、「講座情報」となっていますね。





なお、すでに同名のエクセルファイルが存在していても、エラーは出ません。
シートを上書きします。
シート名を変更してエクスポートすると、シートが増えていきますよ。




エクエルつながりで思い出しました。

エクセルって色々な機能があって、使い方によってはまるで手品(マジック)のようになるんですよね。

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だい
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