豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

美女コンテスト

2012年03月15日 | 今日の美女
 歴史 ? 上、最も有名な美女コンテストといえば「パリスの審判」だろう。最後には「トロイ戦争」までも引き起こして、その余波は現在にいたるまで影響を及ぼし、たった今現在も電波に乗ったトロイの木馬は世界中を駆け巡っている始末である。
 詳細はギリシャ神話を読んでもらうとして、ギリシャの三美女神「ヘラ・アフロディテ・アテネ」[ローマ神話ではジュノー・ヴィーナス・ミネルヴァ]が、誰が美しいかを争って、その判定をトロイの王子パリスに委ねる。その際、ヘラは世界最高の地位を、アフロディテは世界最高の美女を、アテネは戦いにおける勝利を、選ばれたら与えると約束する。パリスはアフロディテを選んで美女を得る。しかし簡単に得られたわけではなく何やらかんやらあって、結果トロイ戦争が起こり木馬が登場することになるのである。
 この「パリスの審判」話はかなり多くの画家がものしていて、私の手元だけでも40図近くあり、クラナッハやルーベンスなど一人で何種類も手がけている画家もいる。

 クラナッハ                           ハンス・アーヘン[アテネ、ヴィーナス、ジュノー]
 

 ボッティチェリ


 ルーベンス


 パロット


 カウフマン


 ルノアール








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