豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

中国四大美女 三 貂嬋(蝉)

2012年02月28日 | 今日の美女
 貂嬋は三国志演義にのみ登場の架空の人物。
 朝廷を牛耳り暴虐の限りを尽くす董卓を見かねた王允が、董卓誅殺を行う為に当時十六歳とされる養女・貂蝉を使い、董卓の養子の呂布と仲違いさせる計画(美女連環の計)に利用された美女。
 ある時、月に祈りを捧げているとき、月に雲がかかった。王允が月が恥じて隠れたのだと宣伝してまわったので「閉月美人」と言われるようになり、「貂嬋拝月」という画題で香をたいて月に祈る姿が多い。

  



  

 なお、架空の人物ということで、貂嬋でなく三国志の美女の虞姫(虞美人)にする場合もある。
 





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