日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

ピアノの音を作るということ

2008年05月20日 | ピアノ教室
フルートを吹いていると、私の音が綺麗じゃなければ、

「漏れる息が多いんじゃない?」
「フルートって、綺麗な音を出すのが難しいんだねぇ-]

と言う主人。( ̄‥ ̄)=3 フン

ところが、私が、

「音はすぐに出るけれど、ピアノだって音色は自分で作るんだよ」
「曲にふさわしい音の質(音色)は、自分の指先で作るものなのよ」

と言うと、

「そんなの上級の人だけでしょ」
「普通は、そんなの関係ないでしょ」

と、主人が言うではないか!!


「何を言っておるかーー!!」

と、私。

ピアノは猫が歩いても音が出る。それだけに、逆によい質の音が出せているかどうか、自分の耳で『聴く』という事がとても難しい。そして、十本の指を動かすという作業は非常に難しい。難しいから、白と黒の鍵盤を間違わずに押さえる事だけに一生懸命になりがち。こうして、黒と白の場所さえ合っていれば、『弾けた気になってしまう』という落とし穴にハマってしまう。

ピアノは、自分の指で耳でその曲にふさわしい音を作る楽器なんだよー。
そこが面白いし、大切な部分なんだよー。

と、主人に説明しました。

あ、キーボードや電子ピアノは違いますよ。
これらは弾き手を選ばず、内蔵された音やサンプリングされた音が、そこそこ出せますから。
コメント (4)
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