ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

駅での待ち時間は、、、「旅行を実感できた」いい時間でした。。。。。

2008年09月11日 23時37分35秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
ニースからの列車を降りたこの駅は、確かにジェノヴァです。

でも、先にも言いましたよね。
「いくつもの”ジェノヴァなんとか”って駅がある」って。

その一番大きな駅の1つが、ここ「Genova Piazza Principe」駅。
翌日午後、ミラノ経由でインスブルックへ動くので、この周辺に泊まるのがベスト。
なので、本当はここで降りて、このあたりのホテルに泊まりたかったんです。


でも、今回のウチのホテルはここではありません!



お隣の「Genova Brigorole」駅のそばのホテルを選びました。
その理由はまた後で書くとして、、、、、
(またじらしてゴメンね、ル~♪さん!)



その駅へ行くのに、もちろん列車を待ってたのですが、、、、、




その「Genova Brigorole」行きの出発時間は、21時37分。



なんで30分も待つのっ?!




運が悪いことに、この時間帯、その駅へ行く普通列車も特急列車も来ません。。。。。
ミラノ行きもVentimiglia行きも、トリノ行きもあるのになんでなんでっ?????(怒)





でも、怒ってもしゃーないわ、、、、、(爆)




駅前をうろうろしてました・・・・・



と、駅の前に出たら、、、、、




お~~~~~~っ!!!!!

これがかの有名な、、、、、




「クリストファー・コロンブス」

そうです、彼はここ、ジェノヴァ出身だってことは、世界史で習いましたよね!


でも、よ~く見たら、驚いたっ!!!



イタリア語では「コロンボ」なんですね。。。。。
(Cristoforo Colombo)

「ちょっとウチのかみさんが、↑そう言ってましてね・・・・・」(爆)




そして、夜食で何か食べようかな、、、、、と思ったけど。。。。。

駅前にあったのは、小さな売店が2件だけ。
そこでは「飲んでる人たち」が固まってて、ちょっと近寄りがたい。。。。。



なので、「そこにあること」だけを確認して、さっさと駅に戻りました。
すでに暗くなってたし、人もそれほど多くなかったので、用もなければここにいない方がよさそうだったので・・・・・




そしてホームへ・・・・・




列車が来るまで、まだ10分以上もありました。
特に何もすることはなかったのですが、、、、、


夜の駅の雰囲気って、やっぱりいいものです。
ほのかな明かりが、ホームや線路を照らして、、、、、

周りに列車がほとんどなかったので、ホームの端から端、そして奥のホームまで見えて、ヨーロッパの駅の大きさをすごく感じました。

そして、もちろん静かで。。。。。


思わず、こう思いました。。。。。





「あぁ~っ、ウチ、旅してるんだなぁ~」って、、、、、





腹の底から、ほんとにそう思いました・・・・・






駅の雰囲気をこれほど楽しめたのは久しぶりかも?
いつもはあわただしく乗り降りするだけだからね・・・・・



確かに「待ち合わせのこの30分」、最初は無駄に見えたけど、実はこの旅行の中で「貴重な30分」だったかも、、、と今になって思ってます。
こうして待つのも、実は「ウチの欧州の列車の旅行のイメージの1つ」でしたから。


動き回るばかりが旅行じゃないですね。
例え待ち時間であっても、滞在してるのはヨーロッパ。
しかも駅!
いろいろ感じるものがありました。。。




「あこがれを今、こうして実行してるんだ」って・・・



出発ボード、駅舎、プラットホーム、線路、そして列車を待つ旅人、、、、、

それら全てが、こうして待ってる間に、この目で見て、そして脳裏に焼き付けることができました。。。。。
なんか「ちょっと幸せ」な気分でもありました・・・・・










そこで、突然、ひらめきっ!(爆)


「記念撮影しようっ」!



えっ、誰?!

決まってるじゃないですかっ!!





スーツケースの「まさるくん」!(爆)

いや、こうして撮ったら、「旅してるなぁ~」って感じることができるかな、、、と思って試したんですが、、、、、


いい感じでしょう?!



ちなみに取っ手にはさんでるのは2リットルのミネラルウォーター。
ニースでのハードな動きのごほうびに、まさるくんに飲ませてるところです、、、



というのは冗談で、、、、、(爆)

歩いてる時は、こうしてボトルを持ち歩いてました。
取っ手が自動的にはさんでくれるので、ボトルは落ちないんです。
それに、大きく重いボトルを手に持たずに済み、片手が空くので、動きがより軽快でしたよ!


そして、21時35分ころ、、、、、






ヘッドライトを照らしながら、列車が、や~っと到着!

これでや~っとこの日の旅行の最終目的地へ、そしてホテルへ着けます、、、、、ふぅ~っ・・・・・