ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

南チロルは”ドイツ&オーストリア風の”イタリアですっ!

2008年03月04日 15時16分05秒 | ⑧海外旅行の予復習!
先回、ブレンナー峠のことを紹介したので、その峠のあるイタリア北部の南チロル州
について、ちょろっと載せてみます。


正式には「Alto Adige」と言いますが、かつて、この州がオーストリアに属してた
(ハプスブルグ時代)歴史的背景もあって、今もこう呼ばれてます。


そして、ここの言語は・・・


なんと、イタリアであるにもかかわらず「ドイツ語」がかなりの割合で占めてます。

ロンプラによると、この州の人口の約68%がドイツ語を主に話すんだとか!
ちなみにイタリア語は約28%。
(あと残りの約4%は古いラテン語をベースとした地元の言葉だそうです。)




独語&伊語はこの州での公用語なので、このように駅などの公共施設では必ず「2ヶ
国語表記」になってます。


この辺りにもブレンナー峠と同じく、6年前に行きました。


まず「Bolzano/Bozen」(ボルツァーノ/ボーツェン)




この州で一番大きい街。
そして、イタリアンアルプスへの玄関口でもあります。
他の州の街とは違い、やはりオーストリア風の建物が並んでいて、イタリアでありな
がらイタリアでない、って雰囲気を街にいながら感じられます。


次に「Melano/Melan」(メラーノ/メラン)




Bolzanoからローカル線で1時間ほど山奥に入ったリゾートタウンです。
この辺りにはいろいろ散歩道があるので、ボルツァーノから日帰りで気軽に楽しめま
す。
もちろんここに泊まったり、さらに奥へ進むこともできます!




散歩道を歩きながら、のどかな風景を存分眺められます!
ここの散歩道にはワイン畑がそこかしこに。
この辺りのワインは「白ワイン」がメインだとか!




そして「San Genesio/Jenesien」(サン・ジェネジオ/イエジネン)




Bolzanoからバスとロープウェイで30分ほどのところにある、山の中腹にある小さ
な町です。
町自体は小さくて数時間もあれば歩き回れるのですが、牧歌的な風景が広がって、ボ
ルツァーノよりものどかな空気が流れてるので、の~んびりと過ごしてみたくなって
しまうこと間違い無しです!
足に自信のある方なら、この先にトレッキングコースがあるので、ぜひお試しを!


どうですか???
行ってみたくなりませんか???


イタリアとインスブルックの間を移動する時、おそらくこの辺りを通ると思われます
が、大半の人は通り抜けてしまうでしょうね。。。

でも、それは、ほんとうにもったいないっ!

急ぎでなければ、ぜひ途中下車して、できれば一泊してもいいので、こうした「(い
い意味で)イタリアらしくないイタリア」をこの目で見てはいかがでしょうか???


あっ、最後に、肝心なの忘れてたっ!




地ビールもおいしいですよっ!(爆)