昨日から一転、鳥が激減した大阪城公園。昨日が良過ぎたとも言える。園内各所で鳥友たちと出会うが、異口同音に 「居ないなぁー」
酒の会の一部メンバーは、8時ごろから反省会を始めると言っていた。こんな様子なら反省しか、することがない。
キビタキは、市民の森と梅林南側上桜広場で計3羽。
メボソムシクイは、飛騨の森と太陽の広場東の森で計2羽。
センダイムシクイは太陽の広場東の森で1羽。
ツバメは梅林で1羽。
夏鳥は以上。
コゲラ太陽の広場東の森でドラミングと、みどりのリズム。
アカハラ1羽 豊国神社裏。
長年、大阪城公園ばかりで飽きないかと言われることがある。しかし、飽きたと思ったことはない。その訳は簡単で、相手が次々と変わるから。
野鳥は多くの生物の中でもっとも移動する生物。同じ所を観察しているだけで、季節季節に新しくやってくる。日々入れ替わり、出合いの感動をくれる。また不思議だし疑問もいっぱい。
昔、キビタキの春と秋の違いが気になって、野鳥の会大阪支部の故塩田猛氏に教えを願ったこともあった。
1996年10月 大阪城公園鳥だより 19号に 「秋期のキビタキ雑感」 として寄稿いただいた。渡りは当時から気になっていた大きな関心事。
渡りは分からない事が多いのも魅力の一つと言える、なぜなら、人は分からない事に強い興味を抱くから。
面白い本が出た。「日本の渡り鳥 観察ガイド」 文一総合出版 7名による共著。渡りの不思議にちょっと近づける。
鳥はなぜ渡る?、いつ、どうやって渡る?、どこを渡る? などなど興味深い内容。特に私が面白かったのは渡りルート。
ワシタカやシギチのような中型大型の鳥と違い、まだまだ分からない事が多い渡りルートを推測も含め、分かりやすく解説している。
大阪城公園を通過する小鳥たちは、どんなルートを通って渡りの移動しているんだろうか。本のページを繰りながら、鳥たちと一緒に旅している。
7名の共著の一人梅垣氏は、古い関西のバーダーなら少年時代をよく知っている。今は立派な大人になって、歳月の経過に自分の歳を知らされた。
書店でぜひ 「日本の渡り鳥 観察ガイド」 を手に取ってみることをお勧めする。
●今日の鳥たち。
コゲラ、キビタキ、シジュウカラ、アカハラ、ツバメ、メボソムシクイ、センダイムシクイ、アオサギ、カワウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
◆◆カルガモ (2008.5.29 西外堀)
親子カルガモはすぐに見つかった。雛を連れたカルガモがいると聞いて西外堀へ駆け付けた。京橋口から出て追手門学院の前辺りである。
カルガモの親子は各地で何度も目にしているが、この感激は定点観察している者のみに与えられた喜びだろう。雛は2羽。明らかに少ない。離巣してしばらく経過するのだろう。カラスなどにやられたか、鯉に飲まれたか。
営巣場所が分からない。元自衛隊の赤レンガ建物の辺り寝屋川沿いなら繁殖に適した場所があるが。
日を改めて西外堀沿いを隈なく探した。西の丸庭園の中も探した。しかし営巣跡らしき痕跡は見当たらなかった。謎である。
推定ではあるが、西の丸庭園内の乾やぐら周辺の堀沿いだろうと判断した。他の場所では猫などに襲われたり人に見つかってしまったりする可能性が高い。
ただし西の丸庭園内では、雛があの高い所から堀の中に飛び込むことができたのかとの疑問も残るが。オシドリの雛が巣穴から飛び出す映像などからすると、不可能ではないだろう。今後の繁殖を期待し、早めに調査観察をこっそり続ける予定だ。
酒の会の一部メンバーは、8時ごろから反省会を始めると言っていた。こんな様子なら反省しか、することがない。
キビタキは、市民の森と梅林南側上桜広場で計3羽。
メボソムシクイは、飛騨の森と太陽の広場東の森で計2羽。
センダイムシクイは太陽の広場東の森で1羽。
ツバメは梅林で1羽。
夏鳥は以上。
コゲラ太陽の広場東の森でドラミングと、みどりのリズム。
アカハラ1羽 豊国神社裏。
長年、大阪城公園ばかりで飽きないかと言われることがある。しかし、飽きたと思ったことはない。その訳は簡単で、相手が次々と変わるから。
野鳥は多くの生物の中でもっとも移動する生物。同じ所を観察しているだけで、季節季節に新しくやってくる。日々入れ替わり、出合いの感動をくれる。また不思議だし疑問もいっぱい。
昔、キビタキの春と秋の違いが気になって、野鳥の会大阪支部の故塩田猛氏に教えを願ったこともあった。
1996年10月 大阪城公園鳥だより 19号に 「秋期のキビタキ雑感」 として寄稿いただいた。渡りは当時から気になっていた大きな関心事。
渡りは分からない事が多いのも魅力の一つと言える、なぜなら、人は分からない事に強い興味を抱くから。
面白い本が出た。「日本の渡り鳥 観察ガイド」 文一総合出版 7名による共著。渡りの不思議にちょっと近づける。
鳥はなぜ渡る?、いつ、どうやって渡る?、どこを渡る? などなど興味深い内容。特に私が面白かったのは渡りルート。
ワシタカやシギチのような中型大型の鳥と違い、まだまだ分からない事が多い渡りルートを推測も含め、分かりやすく解説している。
大阪城公園を通過する小鳥たちは、どんなルートを通って渡りの移動しているんだろうか。本のページを繰りながら、鳥たちと一緒に旅している。
7名の共著の一人梅垣氏は、古い関西のバーダーなら少年時代をよく知っている。今は立派な大人になって、歳月の経過に自分の歳を知らされた。
書店でぜひ 「日本の渡り鳥 観察ガイド」 を手に取ってみることをお勧めする。
●今日の鳥たち。
コゲラ、キビタキ、シジュウカラ、アカハラ、ツバメ、メボソムシクイ、センダイムシクイ、アオサギ、カワウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
◆◆カルガモ (2008.5.29 西外堀)
親子カルガモはすぐに見つかった。雛を連れたカルガモがいると聞いて西外堀へ駆け付けた。京橋口から出て追手門学院の前辺りである。
カルガモの親子は各地で何度も目にしているが、この感激は定点観察している者のみに与えられた喜びだろう。雛は2羽。明らかに少ない。離巣してしばらく経過するのだろう。カラスなどにやられたか、鯉に飲まれたか。
営巣場所が分からない。元自衛隊の赤レンガ建物の辺り寝屋川沿いなら繁殖に適した場所があるが。
日を改めて西外堀沿いを隈なく探した。西の丸庭園の中も探した。しかし営巣跡らしき痕跡は見当たらなかった。謎である。
推定ではあるが、西の丸庭園内の乾やぐら周辺の堀沿いだろうと判断した。他の場所では猫などに襲われたり人に見つかってしまったりする可能性が高い。
ただし西の丸庭園内では、雛があの高い所から堀の中に飛び込むことができたのかとの疑問も残るが。オシドリの雛が巣穴から飛び出す映像などからすると、不可能ではないだろう。今後の繁殖を期待し、早めに調査観察をこっそり続ける予定だ。