気温はやや低い。園内は四方新緑に包まれている。その上薫風が体に心地よい。ただし鳥は少ない。
早朝、大阪城公園を回っていると、まだ自宅にいた娘から電話。
「ベランダで、荷物の間にスズメのヒナが」
「助けようとしたが、飛べないで、うずくまって鳴いているだけ」
「近くで仲間が、心配して鳴いている。どうしよう?」
そのまま触れずに、捨てておけ。近くで鳴いているのは、仲間でなく親だと返事。トリミニストの娘でもこの程度の知識。
この時期は、巣から落ちたヒナによく出合う。野鳥の会では毎年この時期に 「ヒナを拾わないでキャンペーン」 を行っている。
巣から落ちたヒナの近くには必ず親が見守っている。ヒトが手出しすることは子の誘拐犯になる。
落ちたヒナを見付けたら絶対に手出ししないで捨てておく事。これが大原則。
例外的に、道路上で車が多く走っている場所や、ネコが多くすぐに襲われそうな場所であれば、そっと枝の上に乗せる。
ずいぶん前に、知らない中学校の先生から電話がかかってきたことがあった。
「ツバメの巣が落ちたがどうすればいいか?」
この場合は、
カップラーメンなどの容器を半分に切ってガムテープなどで壁に止め、落ちた卵と巣をそのまま入れるように。
うまく壁に付けられない時は、容器を近くの柱などの上に固定し同じようにと。
春の渡りはいよいよ終わりが。今日の夏鳥は次の3種のみ。
・キビタキ ♂市民の森、♀天守閣東側配水池。
・ツバメ 4羽。
・センダイムシクイ1羽 愛の森さえずり。
夏鳥が随分少なくなった。これからはサンコウチョウやトケンなどが楽しみ。
・カワラヒワ2羽 水上バス乗り場。
・コゲラ2羽 太陽の広場東の森でドラミング。
・アカハラ1羽 豊国神社裏。
・コサギ2羽 南外堀上飛翔と第二寝屋川。
・南外堀にキンクロハジロ♀1羽、どうしたんだろう。
◎今日の観察種。
カワラヒワ、コゲラ、アカハラ、キビタキ、ツバメ、キンクロハジロ、シジュウカラ、コサギ、センダイムシクイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
◆◆コサギ (2009.4.4 城南地区人工川)
春、桜満開。例年この時期には見られなくなることも多いコサギが1羽。冠羽と美しい蓑毛をまとい岩の上に。
花見で人出が多く、その上注水が止められ流れは干上がっている。冬の間滞在していた奴なのだろうか。しばらくして「これではだめだ」といった感じで北の方に飛び立った。
大阪城公園を知らない人がこの写真を見れば、自然度の高い公園に見えるだろう。しかしこのすぐ北側は芝生が広がりブルーシートがびっしり敷かれている。南側は中央大通りで多くの車が走る。
この場所で毎年1羽のコサギが秋から春まで過ごしている。20年ちかくになるが、世代が更新しているのか、まったく同一個体かは分からない。
ここにくればコサギがいるのが当たり前のようになっている。
今回のように違うイメージの写真も撮影しておかなければ、見られなくなってあわてないように。
早朝、大阪城公園を回っていると、まだ自宅にいた娘から電話。
「ベランダで、荷物の間にスズメのヒナが」
「助けようとしたが、飛べないで、うずくまって鳴いているだけ」
「近くで仲間が、心配して鳴いている。どうしよう?」
そのまま触れずに、捨てておけ。近くで鳴いているのは、仲間でなく親だと返事。トリミニストの娘でもこの程度の知識。
この時期は、巣から落ちたヒナによく出合う。野鳥の会では毎年この時期に 「ヒナを拾わないでキャンペーン」 を行っている。
巣から落ちたヒナの近くには必ず親が見守っている。ヒトが手出しすることは子の誘拐犯になる。
落ちたヒナを見付けたら絶対に手出ししないで捨てておく事。これが大原則。
例外的に、道路上で車が多く走っている場所や、ネコが多くすぐに襲われそうな場所であれば、そっと枝の上に乗せる。
ずいぶん前に、知らない中学校の先生から電話がかかってきたことがあった。
「ツバメの巣が落ちたがどうすればいいか?」
この場合は、
カップラーメンなどの容器を半分に切ってガムテープなどで壁に止め、落ちた卵と巣をそのまま入れるように。
うまく壁に付けられない時は、容器を近くの柱などの上に固定し同じようにと。
春の渡りはいよいよ終わりが。今日の夏鳥は次の3種のみ。
・キビタキ ♂市民の森、♀天守閣東側配水池。
・ツバメ 4羽。
・センダイムシクイ1羽 愛の森さえずり。
夏鳥が随分少なくなった。これからはサンコウチョウやトケンなどが楽しみ。
・カワラヒワ2羽 水上バス乗り場。
・コゲラ2羽 太陽の広場東の森でドラミング。
・アカハラ1羽 豊国神社裏。
・コサギ2羽 南外堀上飛翔と第二寝屋川。
・南外堀にキンクロハジロ♀1羽、どうしたんだろう。
◎今日の観察種。
カワラヒワ、コゲラ、アカハラ、キビタキ、ツバメ、キンクロハジロ、シジュウカラ、コサギ、センダイムシクイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
◆◆コサギ (2009.4.4 城南地区人工川)
春、桜満開。例年この時期には見られなくなることも多いコサギが1羽。冠羽と美しい蓑毛をまとい岩の上に。
花見で人出が多く、その上注水が止められ流れは干上がっている。冬の間滞在していた奴なのだろうか。しばらくして「これではだめだ」といった感じで北の方に飛び立った。
大阪城公園を知らない人がこの写真を見れば、自然度の高い公園に見えるだろう。しかしこのすぐ北側は芝生が広がりブルーシートがびっしり敷かれている。南側は中央大通りで多くの車が走る。
この場所で毎年1羽のコサギが秋から春まで過ごしている。20年ちかくになるが、世代が更新しているのか、まったく同一個体かは分からない。
ここにくればコサギがいるのが当たり前のようになっている。
今回のように違うイメージの写真も撮影しておかなければ、見られなくなってあわてないように。