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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/14。オオタカはどこへ?

2010年10月14日 | Weblog
 チリ鉱山落盤事故。作業員全員生還のニュースがTVから流れる。よかった! おめでとう。最初に地上と連絡がつくまでの17日間。私だったら耐えられただろうか。凄い精神力。

 今朝は、昨日より少なくなった印象。特にエゾビタキが。
 シロハラを音楽堂西側上と梅林南側上桜広場で3羽観察。元博物館でジョウビタキを見たとの話を耳にする。いよいよ冬鳥たちも到着し始めたようだ。

 西の丸庭園の未申やぐら跡周辺にとまるオオタカ成鳥♀。今朝は5:50分頃から7:30分頃の間に7回も現れたそうだ。西外堀を挟んで向かいから見ることになるが、いつも8時ごろまでに西の丸庭園内へ飛び立ち姿が見えなくなる。
 西の丸庭園に9時開園と同時に入って探しても見られない。大阪城公園内での観察情報もない・・・・・。毎日どこへ飛んで行っているのか?不思議だ。

 キビタキは太陽の広場東の森、ピースオオサカ、豊国神社東側、西の丸庭園、天守閣東配水池などで♂2・♀12の14羽。コサメビタキは太陽の広場東の森、水上バス乗場で2羽。エゾビタキは元博物館で1羽。
 今日の私の出合いが悪かったとしてもこの減少は驚き。エゾビタキなど、どこにでも見られたのだが。

 ノビタキは今日も、空堀の西の丸庭園側で2羽。昨日の個体よりやや薄いが1羽は♂のようだ。マミジロ♂天守閣東配水池との情報あり。

 カワウが最近少ない。西外堀の乾やぐら下に1羽とまっていたのみ。後は上空を飛翔通過。ハクセキレイは西の丸庭園の芝生に12羽と合わせて計17羽。キセキレイは城南地区飛翔1羽。
 ササゴイは南外堀2羽。カワセミは南外堀1羽。
 
 カモは、人工川の方形池にコガモがまた戻っていて計7羽。近距離で見られるので♀、エクリプス、幼鳥など識別には勉強になると思いながら・・・。
 北外堀には、ハシビロガモ8羽。ヒドリガモ24羽。カルガモ8羽。ホシハジロは越夏組2羽。キンクロハジロは越夏組1羽に飛来したもの1羽の計2羽。

●今日の観察種。情報・噂を含む。
 コサメビタキ、シジュウカラ、キビタキ、カワラヒワ、メジロ、ヤマガラ、シロハラ、モズ、オオタカ、ノビタキ、ジョウビタキ、マミジロ、エゾビタキ、クロツグミ、ツツドリ、メボソムシクイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ハクセキレイ、アオサギ、ササゴイ、コガモ、コサギ、カワセミ、キセキレイ、セグロセキレイ、ハシビロガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ。

10/13。ムギマキが出た。

2010年10月13日 | Weblog
 ムギマキはまだか? ○○公園では出たけど・・・・! などと待たれていたムギマキ。
 天守閣東配水池から元博物館裏で出たと。行ってみると行方不明中。見せてもらったカメラのモニターでは♀成鳥に見える。その後再び現れたようだ。
 本種は10月中旬から下旬に多く飛来する。出合いは、これから多くなるだろう。
 
 天守閣東配水池のツツドリ。今日の朝にも観察撮影されている。見られなくなったが、また戻ってくるのでは。
 ヤブサメは、太陽の広場東の森と西の丸庭園。
 キビタキは相変わらず多く、六番やぐら、天守閣東配水池、豊国神社裏、西の丸庭園ほかで♂6羽、♀型は各所で大変多く計19羽、合計25羽。
 山野では、これだけの密度で見られるだろうか。大阪城公園の魅力はこれだ。

 エゾビタキはみどりのリズムほかで計6羽。コサメビタキは沖縄復帰の森ほかで計7羽。オオルリは♀2羽。メボソムシクイはみどりのリズム、元射撃場、西の丸庭園で計3羽。

 ノビタキ、今日もいるかと梅林を探すが見当たらず。変わって西の丸庭園側の空堀に1羽。行方不明になった後、広い芝生上のハクセキレイをカウントしていると、並んで1羽、変な奴がノビタキだった。喉の黒い♂と思われる個体で、空堀に居て見失った奴ではないか。

 セキレイは久しぶりに3種そろった。ハクセキレイは西の丸庭園芝生などで10羽。キセキレイは南外堀で2羽が一緒に行動。セグロセキレイは、1羽が人工川から飛び立ち中央大通りを超えて南へ。
 ツバメ6羽が空堀から西の丸庭園方向へ低く早く飛び去る。

 西の丸庭園、未申やぐら跡のオオタカ、今日も早朝に出たとの事。今朝は5時50分だったと聞く。日の出が6時過ぎだから、このオオタカに会うには、かなり早起きしないといけない。

●今日の鳥。情報含む。
 メジロ、シジュウカラ、ヤブサメ、キビタキ、エゾビタキ、メボソムシクイ、コサメビタキ、モズ、オオルリ、オオタカ、ノビタキ、ムギマキ、ヤマガラ、コゲラ、ツバメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カワウ、ゴイサギ、アオサギ、カルガモ、ハクセキレイ、キセキレイ、カワセミ、セグロセキレイ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ。


★★★遠山忠司 「写真と木彫りのフクロウ展」★★★
 10月23日(土曜日)24日(日曜日)
 ギャラリーイトウ。中央区内久宝寺町2-6-5 06-6941-4969
 (地下鉄谷町4丁目 元国立大阪病院の南西角 大阪城公園の南西入口から徒歩10分ほど)
 天然木を生かした素晴らしい作品です。当日は販売もしています。
 遠山先生は、私の最も古い鳥友の一人です。よろしくお願いいたします。

10/12。ノビタキ、ノスリ・・・などなど。

2010年10月12日 | Weblog
 強烈なキンモクセイの香りに誘われて歩を進めると、花にメジロが集まって蜜を吸っている。

 今朝も、西の丸庭園の未申やぐら跡にオオタカが出たそうだ。
 遥か彼方の上空をカラス2羽ともみ合いながら飛ぶタカ。肉眼ではゴマ粒。オオタカかと双眼鏡で見ると、ハイタカ属とはシルエットが違う。ノスリのようだ。とりあえず撮影して、帰宅後パソコンに取り入れて拡大観察するとやはりノスリだ。
 
 デジタルカメラの凄さ! 写真を数十倍に拡大して、明るさを調整すると、ぼんやりだがノスリの下面の特徴が確認できる。これまでのフィルムカメラだったら絶対に無理だった。

 音楽堂西側上で出会った柳原の大将から、昨日梅林でノビタキを見たと聞く。そこで、いつもよりじっくり梅林を探すとノビタキ発見。
 これまでノビタキは数回撮影しているが、空堀や元ヘリポートなど距離がかなり遠かった。しかし、ここでは10メートルほどの近距離で見られる。撮影も大成功。さすが柳原の大将。感謝、感謝!
 
 昔から鳥見人の中で有名な、おやじギャグ! 「あそこの伸びた木にノビタキが・・・」 使わない方がいいよ。寒ぶーって言われるから。 

 市民の森でアオバトの声も姿観察できず。大型ツグミの 「ツィー」 の声は時どき聞こえるが、これも姿は観察できず。天守閣東配水池ではシロハラが撮影されているので、これもシロハラなんだろうか?
 昨日の天守閣東配水池のツツドリ。今朝も同じ辺りに居る。その後梅林方向へ飛ぶ。
 今日も、キビタキやエゾビタキが大変多く各所で見られる。

●今日の観察種。情報含む。
 キビタキ、オオルリ、エゾビタキ、シジュウカラ、アオバト、コゲラ、ヤマガラ、メジロ、ノビタキ、モズ、コサメビタキ、ツツドリ、ノスリ、エナガ、シロハラ、ヤブサメ、オオタカ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カワウ、ハクセキレイ、アオサギ、ササゴイ、カワセミ、コガモ、コサギ、キンクロハジロ、カルガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ。
 

10/11。今日もキビタキ、エゾビタキ、ツツドリ・・・・・・・・。

2010年10月11日 | Weblog
 連休最後の休日、しかも快晴とあってたくさんの鳥人が登城。
 多くの鳥人の目当ては、ノゴマ、ムギマキ、ツツドリあたりだろうか。

 鳥カメラマンが、西の丸庭園の開園に合わせて一斉に入園。しかし、赤色型どころかツツドリの影なし。それじゃと天守閣東配水池のツツドリに向かう。
 このツツドリは、(まーくん http://id28.fm-p.jp/99/kuroneko0923/)が先に観察撮影したもので、見放題、撮り放題とのこと。私が他を回ってから、着いたときには既に20~30人が取り囲んでいた。
 下から見上げる人を気にする事もなく、枝にとまって動かず、時に飛んで大きな青虫(太さ1cm、長さ7~8cm)を捕食していた。
 今のところ杜鵑の観察情報が入らないので、今日のツツドリは貴重なこれ1羽かも。
 当分ここで休んでから、暖かいオーストラリア辺りでのんびりして、来春元気に戻ってきてほしい。

 「プリップリップリッ・ヒッヒッ」 の声。キビタキは今日も太陽の広場東の森、市民の森、西の丸庭園ほか各所に多く♀型12、♂3の計15羽。エゾビタキはみどりのリズム、修道館西、二番やぐら跡、空堀、西の丸庭園など計11羽。
 コサメビタキは修道館西ほか3羽。オオルリは♀においの森ほか計3羽。

 カワセミによく出合い、南外堀で2羽が追いかけ合い。人工川でも1羽との情報。北外堀でも2羽が追いかけ合う。カモも順調で今日の最多カモは、ヒドリガモで北外堀に19羽。

 昨日カケスを見たとの噂を聞いていたが、今朝出会った方から、撮影したのは私だと聞き驚く。 「ケチャップ姉さんのブログ http://ketchupneesan.cocolog-nifty.com/blog/ 」 にその写真が出ている。
 大阪城公園でカケスの記録は、ここ20年間で数回しかなく、直近は2006年の10月だった。まさしく 「★五つですー!」

■今日の鳥。情報、噂を含む。
 キビタキ、メジロ、シジュウカラ、エゾビタキ、メボソムシクイ、ヤマガラ、コゲラ、オオルリ、オオタカ、モズ、コサメビタキ、ツツドリ、クロツグミ、マミチャジナイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ノビタキ、ムギマキ、カケス。
 コサギ、アオサギ、ササゴイ、ゴイサギ、ハクセキレイ、カルガモ、カワウ、キセキレイ、カワセミ、コガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ。

※西の丸庭園は入園料200円。入園券の裏に日付印を押してもらうと、1度のみ再入場が可能。入園時に押印してもらおう。(大阪市民65歳以上は無料)

10/10。キビタキ、エゾビタキ、ツツドリ・・・・などなど。

2010年10月10日 | Weblog
 秋の渡りの最盛期。今日はキビタキが一気に増えた。
 修道館裏、音楽堂西側上、太陽の広場東の森、みどりのリズム、梅林南側上桜広場、西の丸庭園、天守閣東配水池など、園内全域で合計18羽。 ただし♂2羽、♀タイプ16羽である。
 ♀タイプの多いのは、例えば春に♂♀各5羽、計10羽が通過したとする。5組のつがいが、それぞれ4羽づつ子供を育てたとすると、秋の渡りでは、(幼鳥はすべて♀タイプだから) ♂は、お父さん5羽のみ。♀は、お母さん5羽。と子供20羽。
 結論として、見た目には、♂5:♀25と、♀が圧倒する。今日私が観察した結果はそういう訳だ。

 エゾビタキも相変わらず多い。元博物館、みどりのリズム、人工川、教育塔裏、西の丸庭園、飛騨の森など計12羽。
 ツツドリは、梅林南側上桜広場と西の丸庭園の2羽。西の丸庭園の個体は赤色型。一昨日撮影したものと写真で比べて見ると、非常によく似ている。西の丸庭園の南西部と、場所も合うところから、多分同一個体ではないか。
 北外堀の北側沿いで堀のカモを観察していると、対岸から杜鵑1羽が飛んできて、私の上を通過。急いで先を探すが不明。腹はかなり白っぽく見えたが。

 コサメビタキは、人工川、空堀、元博物館、北外堀天端などで計6羽。
 オオルリは、情報も含め♂成鳥市民の森、飛騨の森。♂幼鳥天守閣東配水池、♀教育塔裏、西の丸庭園の計5羽。

 太陽の広場東の森でメボソムシクイ2羽。樹冠部を 「ツィー」 鳴いて飛ぶ大型ツグミ居るも種は分からず。モズの高鳴きが元射撃場、城南地区、本丸、西の丸庭園などで聞こえる。縄張りが定まらず、同一個体が移動しているのだろうか。少し範囲が広すぎるように思う。

 カワセミは南外堀と北外堀で各1羽。コガモが南外堀2、人工川8、内堀4、北外堀2の計16羽。北外堀ではほかに、カルガモ14羽。ヒドリガモ17羽。ハシビロガモ14羽。それにホシハジロ、キンクロハジロ。カモが徐々に増加中。

 極楽橋付近で、久しぶりの知り合いに会った。 「肝臓ガンで4分の1切って入院していた」 と話す。顔色もよく、痩せもせず、以前と全く変わらない。自転車で走り回って元気そのもの。年齢は75歳と言っていた。
 うらやましいくらい生き生きして活動的。自分もその年齢の時に、そうしていられるか?と思った。
 70歳になれば、還暦記念(大阪城公園の野鳥②)に続いて、古希の記念に 「大阪城公園の鳥③」 をまとめて発行しようと考えているが、その気力や体力が残っているか心配。(・・・なにしろ酒好きなもんで)

●今日の観察種。情報含む。
 キビタキ、メボソムシクイ、シジュウカラ、メジロ、エゾビタキ、コゲラ、モズ、コサメビタキ、オオルリ、ヤマガラ、ツツドリ、ヤブサメ、エナガ、クロツグミ、マミジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ノゴマ、カケス。
 ハクセキレイ、ゴイサギ、アオサギ、キセキレイ、コサギ、ササゴイ、カワウ、カワセミ、カルガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ。
 
※ 以前、和歌山の日の岬で「シロハラトウゾクカモメ」観察記事を書いたが、地元では「クロトウゾクカモメ」に変更された、との連絡をもらったので訂正したい。海鳥に弱い私としては忸怩たる思い。どっちも「盗賊」じゃないか・・・と笑ってごまかす。

 





10/8。ツツドリ赤色型、西の丸庭園を飛び回る。

2010年10月08日 | Weblog
 樹間に動くものが目に入る、ハッとして双眼鏡に手が伸びる。 「何だ、落ち葉か?」 歩き回るのには実にいい季節になった。つい先日までの猛暑が嘘のようだ。

 9時の開園を太鼓やぐら跡で待つ。空堀に突き出した枝にエゾビタキ、コサメビタキが飛び交う。ともに各所でよく見られ、エゾビタキは計10羽、コサメビタキは計5羽。

 園内でツツドリが地上に飛び降りて大きな青虫を捕食。そのまま木に飛び上がる。大きすぎるのか、くわえたままなかなか食べない。
 いい角度から撮影しようと動くと、少し飛び移る。まだくわえている。また飛び移る。何度か繰り返す。よく見るとツツドリの幼鳥赤色型だ。
 その下の植え込みの中にヤブサメがいると教えられる。

 芝生の上をハクセキレイが走り回る。計12羽。東外堀と合わせて14羽と多い。
 未申やぐら跡にとまるオオタカ成鳥、今日も早朝に1度現れたそうだ。

 このオオタカの飛来は、今年で4年目になる。4年前から毎年このブログに書いていたが、誰も見に来ることはなかった。
 ところが、今期は早朝から数人がカメラをセットして待っている。 何故急に人気が出たのか・・・不思議。

 キビタキ♀型が多くなった。音楽堂西側上、2番やぐら跡、豊国神社裏、元博物館、愛の森ほかで計8羽。オオルリは梅林南側上桜広場など♀2羽。

 城南地区人工川でコサギ1羽、木にとまっている。流れ込む方形の池ではコガモが10羽も。ここで見た最多ではないだろうか。コガモは他に南外堀と内堀とで計14羽。
 上空を、ヒヨドリの群れ70羽+と11羽が群飛。ダイサギ2羽が東へ飛ぶ。

 水辺もかなりにぎやかになってきた。カワセミは南外堀で1羽。北外堀では2羽が追いかけ合って飛ぶ。
 北外堀のカモは、ヒドリガモ19羽、ハシビロガモ12羽、カルガモ7羽、越夏組のホシハジロ2、キンクロハジロ1。キセキレイ1羽。

 市民の森で、クロツグミやマミチャジナイを探したが見られず。帰宅後マミジロ♂(幼鳥?)1羽観察と連絡いただく。ツバメ8羽空堀飛翔の追加情報いただく。

●今日の観察種。情報含む。
 メジロ、キビタキ、オオタカ、エゾビタキ、コサメビタキ、コゲラ、オオルリ、シジュウカラ、ヤマガラ、ツツドリ、ヤブサメ、マミジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ。
 アオサギ、ハクセキレイ、コガモ、ササゴイ、コサギ、カワセミ、ダイサギ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、カルガモ、キセキレイ。

10/6。鳥見ばんざい!!

2010年10月06日 | Weblog
 昨日、和歌山の日の岬へ「タカの渡り」を見に行った。
 タカの渡りとシギチは、年間恒例行事として出かける事にしているのだが。いい時期に野暮用と重なったり、予定日の天候が悪くなって諦めたり、大阪城公園の記録も忙しい。そんなこんなで日の岬は3年ぶり。
 旧知の人も何人か出会って、鳥待ちの間、雑談して過ごす。
 
 前日が雨だったので、留まったタカたちが一気に飛び出す。そんな浅はかな判断で出かけたのだが。さっぱりダメ。 午前中はただ空を眺めて過ごす。
 ただし、びっくりした事!。 1羽の大きな鳥がゆっくり頭の上を通過。そこにいた十数人は何だ?何だ?これは?と声をあげながら撮影。私も撮影。

 空に浮かんだようにゆっくり飛ぶので、撮影は簡単。でも分からない。細長い翼。錐のように細くとがった尾。
 通り過ぎて、銘々自分のカメラモニターを確認。ばっちり写ってる。でも・・・・何か分からない。
 地元の詳しい人が 「シロハラトウゾクカモメ」 と言う。日の岬では初だそうだ。皆がわー凄いと喜ぶが、ほとんどよく分かっていない。
 もちろん私も 「盗賊か!」 とつぶやきながら、よく分かっていない。
 まさか、今日ここで ※ライファーをゲットするとは!!
 当日出会った方が、この 「盗賊」 の写真をブログにあげておられます。 「kijitt」 で検索するとその姿が見られます。

 大阪城公園と関係ないが、日の岬で観察した鳥。 タカでは、ツミ、サシバ、ハチクマ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハヤブサ、オオタカ。他の主な鳥は、シロハラトウゾクカモメ、カケス、イソヒヨドリ、エゾビタキ、アトリ、コサメビタキ、サンショウクイ、ハリオアマツバメ、アマツバメなどなど30種弱。


 素晴らしい時期。大阪城公園では、例年4月と10月が一番多くの種が見られる。
 10月は、夏鳥や旅鳥が次々通過している時に、漂鳥が下りてくる。そこへ早く到着した冬鳥たちもやってくる。これで大阪城公園は鳥たちでいっぱいという訳だ。

 朝一番に到着すると、市民の森の林床でマミチャジナイとクロツグミが採餌している。さっそく歓迎の出合い! 昨日旧知の鳥友が 「明日も日の岬」 へ来い!と言ってた。
 少し悩んだが大阪城公園へ来てよかった。もっとも、夕刻に鳥友からのメールでサシバ、ハチクマが500も1000も出たと言われると少し辛いが・・・・。

 ハクセキレイは東外堀や南外堀のほか、西の丸庭園の芝生で7羽の計10羽。ゴイサギは東外堀で成鳥2羽。
 修道館西では、シジュウカラ4羽、コゲラ2羽、メジロ約10羽、エナガ5羽の混群が採餌移動。六番やぐら前で、エナガが水浴。
 エナガの水浴は色っぽいなぁー。うっとり眺める。おかげでカメラのブレ防止ONにするのを忘れる。

 キビタキは♂♀型合わせて8羽。オオルリは3羽。エゾビタキ12羽。コサメビタキ8羽。まだまだ多い。

 元博物館裏で飛んだ杜鵑。小さいホトトギスだ!。とまった先で確認。数枚撮影も逆光で条件悪い。右や左や良い位置を探しながら撮影。
 順光の側へ回ろうと大きく動くと飛び出す。・・・!。後で梅林南側上桜広場で杜鵑との情報を頂くも。幼鳥との事。これは成鳥だったので多分別の杜鵑だろう。

 空堀の西の丸庭園側でノビタキ1羽発見。帰宅後2羽いたとメールをいただく。緑の中でなかなか可愛い感じ。
 市民の森の高木の頂でウグイス1羽。盛んに羽をパッパパッパと開いて閉じる。

 北外堀でオオバン1羽と。出会った柳原の大将から聞く。見るとハシビロガモの中に1羽。いる!いる!
 おー!今年も来たか。よし。よし。よし。(もっとも昨年の奴かどうかは分からない)

 追加情報=アリスイ1羽。元博物館裏で1羽観察され、その後梅林南側上桜広場で1羽。同一個体かは分からないがと、電話連絡あり。ありがとうございます。

●今日の観察種。情報含む。
 メジロ、マミチャジナイ、クロツグミ、シジュウカラ、ヤマガラ、ウグイス、エゾビタキ、コサメビタキ、コゲラ、エナガ、キビタキ、モズ、オオルリ、メボソムシクイ、ホトトギス、ノビタキ、ヤブサメ、マミジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アリスイ、ツツドリ。
 カワウ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、コサギ、ゴイサギ、アオサギ、ササゴイ、オオバン、ハシビロガモ、ヒドリガモ、カワセミ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ。

※ライファー=初めて目にする種のこと。ライフリストに追加できる種のこと。
 

  

  
 

10/1。秋の渡り盛ん!

2010年10月01日 | Weblog
 6時前、秋晴れの空。JR大阪城公園駅の辺りから園内に入ると、「チチチチッ」 と鳴き声。目をやると横枝にコサメビタキがとまって 「おはよう!」 と言わんばかり。
 朝一番に可愛いい小鳥から声をかけられるとは、いいねー! いい事がありそうな一日のスタート。 昨日から西の丸庭園が再開されている。
 今日の観察種を情報も交えて。

★★コサメビタキ=大阪城公園駅、太陽の広場東の森、市民の森、空堀、豊国神社裏、西の丸庭園入口、西の丸庭園内、元博物館裏、飛騨の森などなど各所に多く計13羽。

★★★マミチャジナイ=市民の森で4羽が樹頂で採餌。天守閣東配水池1羽。計5羽。

★★★ヤマガラ=合計11羽。元博物館裏、太陽の広場東の森、市民の森、ピースオオサカ、豊国神社裏。各所で見かけるが、大きく動き回っているので、同一個体の可能性もあり。

★シジュウカラ=各所で計16羽。混群での行動も。

★メジロ=各所で22羽。

★ゴイサギ=東外堀で1羽。アゾラに浮いた枝にとまって動かず。冠羽もなく色合いも全体に薄い。3年目になるんだろうか。よく分からない。
 写真が簡単に取れる時代になったのだから、成鳥までの過程のすべてを掲載した図鑑がほしい。若ければ自分で出したいくらい。

★★★オオタカ=成鳥1羽。西の丸庭園のいつもの未申やぐら後にとまっていたと聞く。その後いつものように西の丸庭園内に飛ぶ。

★アオサギ=南外堀成鳥1羽。

★コサギ=城南地区人工川で1羽。

★ササゴイ=南外堀の教育塔の藤棚の真下。覗き込むと首を傾げて見上げ、私とばっちり目が合う。

★★エゾビタキ=各所に非常に多い。太陽の広場東の森、飛騨の森、元博物館裏、西の丸庭園入口、空堀、西の丸庭園、飛騨の森ほかで計14羽。
 西の丸庭園の焔硝蔵の裏ではサルスベリの実をホバリングして取る。虫だけでなく木の実も食べるんだ。

★★★マミジロ=♀1羽。修道館裏の石段から飛び立ち枝にとまる。しばらくして豊国神社方向へ飛ぶ。近くに行くまで気づかず飛ばしてしまった失敗。

★コゲラ=豊国神社東側、梅林南側上桜広場、豊国神社裏の3羽。

★★オオルリ=♂幼鳥1羽、西の丸庭園。♀4羽。梅林南側上桜広場、西の丸庭園、豊国神社裏。

★モズ=梅林南側上桜広場の樹頂で鋭く高鳴きする。♂。

★★★クロツグミ=♂♀天守閣東配水池の北面。♀音楽堂西側上。ともに観察情報。

★★キビタキ=♂天守閣東配水池、西の丸庭園。♀型飛騨の森、太陽の広場東の森、元博物館裏。

★ハクセキレイ=西の丸庭園芝生の上6羽。

★★★★ノビタキ=空堀の西の丸庭園側で1羽。

★★メボソムシクイ=元博物館横で1羽。枝葉の中を採餌移動す。

★★カワセミ=内堀。極楽橋の下を通過。

★ハシビロガモ=北外堀に9羽。十数羽いたと聞くが減少している。

★ヒドリガモ=北外堀に8羽。

★カルガモ=北外堀に9羽。

★ホシハジロ=北外堀の♂♀各1羽。越夏個体。

★キンクロハジロ=♀1羽。越夏個体。

☆梅林南側の林で 「ツィー」 と鳴いて飛ぶ大型ツグミ2羽。一瞬とまって双眼鏡に入らないうちに再び飛び出し見失う。残念。

 たくさん観察されたいい半日だった。特にコサメビタキとエゾビタキが各所どこでも見られる。
 昨日クマが里に下りてきているとのニュースの中で、今年は山で木の実が非常に少ないそうだ。この秋冬は、冬鳥や漂鳥などがたくさん平地に下りてくるのではないか。

●今日の観察種。情報含む。
 コサメビタキ、マミチャジナイ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、オオタカ、エゾビタキ、マミジロ、コゲラ、オオルリ、モズ、クロツグミ、キビタキ、ノビタキ、メボソムシクイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ゴイサギ、アオサギ、コサギ、ササゴイ、ハクセキレイ、カワセミ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ。