大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/19。ノビタキ、ノゴマなど。

2010年10月19日 | Weblog
 早朝は20℃を切って少しひんやりする。やや薄曇りの空。
 昨日、一昨日と大阪城公園に行ってなかったが、種々にぎわっていたそうだ。
 日曜日には音楽堂西側上でフクロウが観察されたと聞く。フクロウは、私が大阪城公園の記録を始めた1991年以降、5回の記録しかない ☆5つの珍しい種である。すべて当日だけの観察で、運良く出合わないと見られない。

 天守閣東配水池の、あのフレンドリーなツツドリはどうしたんだろう。出会った知り合いに聞くと17日の日曜日には居たそうだ。昨日の月曜日には見られなかったのだろうか?。もしも、見られた方がいれば教えてほしい。

 梅林でノビタキと出合う。先日野鳥カメラマンに餌付けされていた個体ではない。警戒心が強く、私の歩くのに合わせるように少しづつ飛んで先へ先へ。
 見ると、もう1羽がいて2羽並ぶようにとまっている。右を見ると別の1羽も枝先にとまっている。双眼鏡で見るとこの個体は目先から喉がかなり黒い♂だ。
 結局、梅林のノビタキは3羽となった。今秋はノビタキがよく見られる。過去20年間でもっともよく見られる年である。

 キビタキは梅林、空堀、豊国神社裏、修道館裏などなどで計10羽で、まだまだ各所に多い。エゾビタキは梅林、豊国神社裏、修道館裏で計3羽。コサメビタキは東外堀沿い、梅林の2羽。内堀沿いの低い植え込みにメボソムシクイ。

 いよいよノゴマの時期。昨日は4羽出たそうだ。今日は南外堀沿いと山里丸で♂2・♀1の計3羽。山里丸ではたくさんの野鳥カメラマンが取り囲んで撮影をしていた。 昼から違う場所でも出そうな気がする。
 ノゴマとコマドリが楽しみです。と出会った方から聞くが、大阪城公園でコマドリは、圧倒的に春に出る。秋はごく少ないか全く見られない。反対にノゴマは秋が多い。

 モズの高鳴き。梅林、二番やぐら跡、城南地区で聞く。ジョウビタキは東外堀沿いと梅林。豊国神社東側でエナガ4羽とシジュウカラ2羽の混群。
 人工川でキセキレイとセグロセキレイ。今日もセキレイ3姉妹観察。近年はキセキレイとセグロセキレイが少なく、見られない日も多かったが、今秋は1羽ないし2羽と、数は少ないがよく見られるのがうれしい。

 人工川にコガモ19羽。すべて♀型。エクリプスが混じっていて、よく見ると♂の特徴の羽衣が少し見える個体もいたが、すべて識別する自信はない。コガモは北外堀にも5羽で計24羽。
 北外堀にカモが日増しに増加。カルガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ。南外堀でカワセミとササゴイ。
 かなり高い空でカラスとオオタカがもみ合うように飛ぶ。少し青空が広がってきた。

●今日の観察種。情報含む。
 キビタキ、ノビタキ、モズ、ジョウビタキ、エナガ、シジュウカラ、エゾビタキ、ノゴマ、オオタカ、コサメビタキ、メボソムシクイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ハクセキレイ、アオサギ、キセキレイ、コガモ、セグロセキレイ、カルガモ、ササゴイ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする