大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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やや少ない、渡りの谷の日か? 2022.9.14

2022年09月14日 | Weblog
 今朝も風があって木陰は涼しい。約束があって「大阪城公園生きものいっぱいプロジェクト」の方から話しを聞きたいとの事だった。
 いつもより遅く出て9時に大阪城公園駅前で会う。近くのコーヒー店で小一時間話しする。

 実は「大阪城公園鳥だより」を発行している当時、「大阪城公園生きものだより」として広範囲に大阪城公園の生きものを網羅することを夢見ていた。
 ただし年齢とともに、多くの方に協力を求め、そしてまとめていくことに疲れる想いが出てきた。結局その思いは諦めた。あれから随分時間が経つ。

 「大阪城公園生きものいっぱいプロジェクト」の方々の方向も大きく違わないように思うが、今は5年後に「大阪城公園の野鳥」を上梓するのが最大の目的。日々それだけでいっぱい。

 園内を回るのはショートコース。今日は渡りの谷の日だろうか夏鳥は少ない。
 最近見られないハクセキレイを、昨日大将が西の丸庭園で1羽観察。ハクセキレイも貴重な記録になってきた。

・イソヒヨドリ 大阪城公園駅で1羽大きな声で鳴く、♀2天守閣、六番やぐら
・シジュウカラ 6羽 太陽の広場東の森ほか
・エナガ 3羽 太陽の広場東の森
・コゲラ 1羽 みどりのリズム
・キビタキ ♂1♀型6 音楽堂西側上、梅林南側上桜広場、天守閣東側配水池、一番やぐらほか
・コサメビタキ 3羽 みどりのリズム、天守閣東側配水池
・ヤマガラ 1羽 太陽の広場東の森
・コムクドリ 1羽 太鼓やぐら跡 ムクドリの中に
・オオルリ ♀1羽 一番やぐら
・カワウ 2羽 第二寝屋川

■■エゾビタキ(1994.10.1 西の丸庭園空堀側)
 今秋はエゾビタキが多い。サメビタキもコサメビタキも可愛いが、エゾビタキには別の魅力を感じる。胸の縦斑のせいか、他の2種とは違う雰囲気をもっているように思う。
 いつもは観察数が多くないので撮影の機会も少なく、これまで気に入った写真はできていなかった。今秋は各所で見かけ、特に西の丸庭園の空堀側で数羽を同時に見ることもあった。
 しかもこの場所は、空堀に突き出して伸びる枝にとまるのをよく観察していた。そこでカメラをセットして一日待ってみると、何度か現れて良い撮影チャンスに恵まれた。
 後ろが深い緑の空堀なので、いわゆる抜けのいい背景に、枯れ枝や一葉の残る枝など、秋らしいシンプルな構図が気に入った。
 この秋一番、心をわくわくさせてくれた撮影のひと時だった。
コメント
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