大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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サシバ、ハチクマの渡り 2022.9.13

2022年09月13日 | Weblog
 今朝は風があったので日陰にいると楽だった。秋の渡りは順調、もちろん波があるので日によって増減はあるが。
 今朝はさかなやさんがタカの渡りを観察したとのこと。その結果ハチクマ1羽を観察撮影。その後サシバ1羽も観察撮影。
 早い観察だが各地の定点観察地でも通過の観察があるようだ。大阪城公園の初日は、昨年は9月19日だった。一昨年は9月21日だった。

 キビタキやコサメビタキがよく観察された。コムクドリが太鼓やぐら跡で10羽±観察された。再び同じ所に戻ってきたとの事で酒の会理事長など待っている人もいたが、その後はどうだったんだろうか。
 サンコウチョウは太陽の広場東の森、市民の森、飛騨の森と3羽観察される。コルリ♂若1が梅林うめみ坂で観察される。

・コサメビタキ 8羽 太陽の広場東の森、市民の森、飛騨の森、太鼓やぐら跡ほか
・キビタキ ♂1♀型10 11羽 飛騨の森、みどりのリズム、市民の森、音楽堂西側上、天守閣東側配水池ほか
・シジュウカラ 9羽 各所
・サンコウチョウ 3羽 太陽の広場東の森、市民の森、飛騨の森
・ヤマガラ 4羽 みどりのリズム、市民の森ほか
・カワウ 4羽 南外堀
・カルガモ 6羽 西外堀
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・コムクドリ 10羽± 太鼓やぐら跡
・オオルリ ♂若2 市民の森、梅林南側上桜広場
・サシバ 1羽 上空飛翔
・ハチクマ 1羽 上空飛翔
・コルリ 1羽 ♂若うめみ坂

※ 追加情報 西の丸庭園 エゾビタキ2羽、コサメビタキ4羽、キビタキ♀型1羽。

■■ハクセキレイ(2019.2.7 南外堀沿い)
 西藤棚の南外堀沿いの柵にハクセキレイが1羽。「柵にとまった鳥」もひとつの撮影テーマなので深く観察もしないで適当にカメラを向けて数枚シャッター。
 後に写真を確認して驚く。黒い過眼線が薄い、あるいは見えない。これは別の亜種かと。図鑑などで調べると他の亜種は額の白い部分が頭頂の方にもっと広い。額の禿げあがったおやじの印象。その上亜種ハクセキレイにも過眼線のないものもあるとの解説。
 結論としては一般的な亜種ハクセキレイとなった。しかしこんな機会がないとハクセキレイをじっくり見ないのでいい機会。大阪でも別の亜種のハクセキレイがきっと飛来しているに違いないと思う。多くはないうえに、注目されない種なので見逃されているのではないか。
 調べてみると基亜種は主にヨーロッパに生息しているタイリクハクセキレイ M. a. alba とのこと。この亜種が見られることは少ないだろうが、他の亜種なら可能性はある。ハクセキレイだと簡単に済まさないで意識して見ようと思う。
コメント
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